コミックエッセイ:コソダテフルな毎日
女の子が欲しかったけど…男子3兄弟でよかった!と思えたこと【コソダテフルな毎日 第178話】
我が家は3兄弟です。
3人目を妊娠している時、なかなか性別が判明しなかったんです。
1人目、2人目と早い段階で男の子と判明していたので、(4か月で判明していました)
いまだに判明しないということは…これはついに…念願の女の子かな!? と思っていました。
男の子・男の子と続いたので次は女の子が欲しいなぁ…。
どうせなら男の子も女の子も両方育ててみたいし、娘の方が一緒に趣味や好きな事を共有したり出来て楽しそうだな…って思ってました。
が、7か月目の検診の日に、それはやってきました。
先生:「性別、知りたいですか?」
私:「はい! 分かれば知りたいです」
先生:「あ。男の子だね」
えーーーーーー!!!!
うそーーーーー!!!!
おおお…男の子ぉおおおお!?
3人目も男の子だと判明して思わずベッドの上で大爆笑しちゃいました。
が、一緒に検診に来ていた夫はがっかり。
そして周りのママ友に報告したらだいたい全員が謎の大爆笑。
私ももれなく大爆笑。(するしかない)
こんな私でも2・3日は落ち込みました。
可愛く髪の毛結びたかったなぁ。。とか、お洋服とか七五三とかかわいいの楽しんでみたかったなぁ…とか。
もちろん男の子でも女の子でもどっちでも生まれたら可愛いですし、男の子だったら産むの辞めるとか愛情を注ぐのをやめるとかそういうつもりは全くないのですが、
そんなこと頭では分かっていてもやっぱり女の子も育ててみたかったという気持ちに嘘はつけません。
その思いは、三男が生まれてからも心のどこかでくすぶっていて、3兄弟の子育てに疲れ果てた日なんか特に「ここに女の子が1人でもいたら違ったかなぁ…」とか「同じ3人でも男3人と女3人ではワケが違うよなぁ…」とか黒い気持ちが湧いてきたこともありました。
しかし、子ども達が小さくて一番大変だった頃は少し過ぎて、全員が小学生になり子育ても少し落ち着いてきた今日この頃。
息子でよかったな。息子に囲まれて生活するっていいな。
そう思える機会が増えてきました。
(私自身にも責任はあるのですが)SNSを見ても男の子の子育てって「大変」だとか「体力勝負」だとか「楽しみが少ない」そんな発信ばっかりが先行していて、男の子だと分かった瞬間「私に出来るかな…」って心配になっちゃうプレママも多いのではないでしょうか。
男の子より女の子の方が育てやすそう、とか、男の子より女の子の方が楽しそう、とかどうしても男の子の子育ての良さが伝わっていない、
今まで大変さをメインに発信してきていた自分にもどこか責任があるような気がしてきました。
特に私のように第3子も男の子だと判明したばかりのお母さんからは「女の子が欲しかったという気持ちが諦めきれない」とか「周囲に報告したら残念がられて傷つきます」といった相談が時々寄せられます。
しかしそこそこ大きくなってきた今、息子ならではの良さを感じるようになってきました。
先日、姉妹のお母さんからこんなことを言われたんです。
え…!?
私が…!? って思いました。
男ばかりに囲まれて過ごしてると、おっさん化してそうな気がしてたんですが実は姉妹ママからすると、
私ってものすごく女の子扱いされてるみたいなんです。
どういうことか振り返ってみると…たしかに…「息子は小さな彼氏」という響きがピンと来なかったけどナチュラルにやってる事は近いかもしれません。