コミックエッセイ:たんこんちは ボロボロゆかい
念願の入学式で、娘がまさかの行方不明に…反省ばかりの「ドタバタ失踪事件」【たんこんちは ボロボロゆかい Vol.15】
前回、書いたように、分散登校により徐々に学校生活に慣れることができた娘は、穏やかに入学式を迎えることができました。
しかし、この入学式で、ある事件が起こります…。
■入学式で…娘が行方不明!?
コロナ禍の中での入学式は、ソーシャルディスタンスや入場制限、換気など、先生方のさまざまな考慮の中で執り行われたものでした。
そのため、例年とは違うことばかり。
子どもたちはみなマスクをし、参加できる保護者も各家庭につき一人に限定。
席の間隔も広くとられ、会場内はサキュレーターでよく換気されていました。
家族を代表して参加した私は、息子と留守番をする夫のため、ビデオ撮影。
しかし、
どうしても校門の前で入学式っぽい写真が撮りたい…と、終了時刻を狙って校庭まで遊びにやってきた夫。
広い校庭に瞳を輝かせる息子。
思いっきり私服の夫を横目に、意外とご夫婦で参加されているファミリーもいらっしゃいました。
中には、校門フォトのためにバッチリスーツでやってくるパパさんも!
うちだけ私服…
そうこうしているうちに入学式は終了し、下校時間。
式が終わった後、保護者は校庭に並び、必要書類を受け取り、順次子どもと合流して帰宅、という流れだったのですが…
娘が、いつになっても出てこない。
ゆっくり帰り支度しているのかな? と思いつつ待っているものの、どんどんと子どもたちが帰ってゆく中、娘だけがいない…。
不安になり、げた箱へ向かうと…