コミックエッセイ:育児に遅れと混乱が生じてる !!
思ってたんとちがう!? おうちプールの「理想」と「現実」【育児に遅れと混乱が生じてる !! Vol.42】
夏といえばプールである。
息子1歳の夏に、わが家も小さいながらビニールプールを買った。
そしてこの5分後
「あっこ、でう」
そう。「抱っこ、出たい」の意、である。
ちーん。
やはり、たらい程度のサイズのプールじゃどうにも盛り上がらず、息子も楽しめないらしい。
おかしいなぁ、パッケージに描いてある赤ちゃんはあんなにも笑顔なのに…。
捨てきれない理想を抱え、どうにも諦めきれない母は
「プールする?」
と、何度か息子に声を掛けたが、彼は頑として首を縦には振らなかった。
厳しい現実である。
あぁ…わが家にも大きいプールがあればなぁ…。
そもそも猫の額ほどの庭じゃ、このたらいプールぐらいしか置けないしなぁ…。
まず庭か…庭が広ければ…。
あぁ…でもこのズボラな母に広い庭の手入れはまず無理だな…ジャングルになる…。
と心の中でぼやいていたところ、
実家に帰省の際、巨大プールが!!
(※注:3年前の夏のお話です)
田舎の庭の広さはえげつないので、特大プールだってなんのその。
さすが親子、実母も私と同じ「でっかいもんが正義」な考えだったらしく、
「大きいプールなら楽しいでしょ!」と、孫を喜ばせるべく朝から巨大プールの準備をしてくれていた。