コミックエッセイ:シャトー家の観察絵日記

縫合か軟膏か!? 治療方法の選択に夫婦で動揺…! ~息子が強風で閉まったドアに手を挟まれた話(2)~【シャトー家の観察絵日記 Vol.20】



■夫婦で相談し選んだ処置方法は…?

先生からの提案に、夫婦で固まってしまいました。

夫は「こんなに小さいのに傷口を縫うなんて怖いだろうし、かわいそう!」
私は「でも、傷口がなかなか治らなくて痛みが長引くの、かわいそう!」と。


処置の内容としては大きな決断ではないはずですが、今日まで大きな病気もけがもなかった息子に関する治療の選択は親としてとても動揺しました。

突然の縫合の提案、迷いましたが、痛い状態が長引くことの方がかわいそう、傷口が早くきれいに治ってほしいと思い、縫合を選びました。気になる懸念事項をクリアしたので、縫合をお願いすると、「ご両親は部屋の外でお待ちください」と息子のみ部屋に残して退室しました。診察室の近くで待っていると、息子の声が聞こえてきました。先生や看護師さんは気を逸らす話題を振りますが、注射や縫合の針に、戸惑いからおびえに変わる息子の声を聞いて一層そばにいてあげたい気持ちが強くなりました。施術中の息子の怯える声を聞いて「そばについていてあげたい!」と心の底から思いました。そんな時、横に立ってる夫の体が震えているのに気がつきました。夫は施術に耐える息子の声を聞いて「変わってあげれるものなら変わってあげたい!」と声を殺して涙を流していました。子どもの施術中に、診察室から聞こえてくる息子の声に涙を流す夫を見て、「あぁ、本当に子どものことがかわいいんだなぁ」と感じました

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