コミックエッセイ:ドイツDE親バカ絵日記
ママの後追いをしていた頃が懐かしい……4歳の息子の自立と気遣いに感動した話【ドイツDE親バカ絵日記 Vol.46】
ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツでひとり息子を育てている主婦のぱん田ぱん太です。
わが家のフリッツ君ももう4歳! すっかりひとり遊びが上手になり、母親の私がずーっと相手をしなくても大丈夫になったので、すごく楽になりました。
食事の準備をしたいタイミングなど、こっそりフリッツ君のそばを離れてみたりすることがあります。すると、10分ほどで……。
すぐに私のことを探し始めます。遊びに参加しなくても、そばにはいてほしいのでしょうか。
「探したんだよ!」と怒られるので、いつも慌てて私を探さなくてもいいようにアドバイスをしてみることに。
これ以降、フリッツ君は私がいないと分かると、慌てずすぐにキッチンやトイレに来るようになってくれました。改めて、赤ちゃんの頃と違って言葉が通じるって素晴らしい……!
そして、ある日のこと。私とフリッツ君は、デパートのおもちゃコーナーに来ていました。
フリッツ君が私の手を引いてどこかに連れて行こうとするので、てっきり大好きな恐竜コーナーを一緒に見てほしいのかと思ったら……。
なんと、私が以前「ママを探そうと思ったら、キッチンかおトイレを探すといいよ」とアドバイスしたのと同じように、フリッツ君もアドバイスをくれました!!(笑)
さらに……。
僕は僕の興味のあるものを、ママはママの興味のあるものを見ていいよ、という気遣いまでしてくれました……! なんという成長!
「分かったよ」と言ってフリッツ君から少し離れ、影からその様子を見守っていると、自分で宣言したとおり、フリッツ君はひとりでいい子にしながら恐竜コーナーを堪能していました。
何にもできなかった赤ちゃんから、こうして少しずつ少しずつひとりでいられる時間が増えてきて、やがては親元を離れてひとり立ちをするんだなぁ……。そう思うと少しだけ寂しくなってしまいましたが、やっぱり子どもの成長は嬉しい!
甘やかせすぎず、突き放しすぎず、ゆっくりゆっくり息子の自立をお手伝いしていきたいなぁと思った出来事でした。
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