コミックエッセイ 誰にも言えなかった私の育児
密室に響き渡る赤ちゃんの泣き声がツライ…私は母親に向いてない?【誰にも言えなかった私の育児 Vol.2】
今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。
■前回のあらすじ
21歳で出産するも、周りは学生ばかりでママ友ができなかったなおたろー。それから9年が経ち、出産した友達から育児についていろいろ聞かれるたびに、「私はそんなにいいママじゃない」と感じていて…。
21歳で出産するも、周りは学生ばかりでママ友ができなかったなおたろー。それから9年が経ち、出産した友達から育児についていろいろ聞かれるたびに、「私はそんなにいいママじゃない」と感じていて…。
自分で産んだのに母性が湧かない…夫の溺愛ぶりを見て焦りが
夜もなかなか寝てくれないし、ずっと泣いているし。泣き声を聞くのが精神的にかなりきつかったです。
自分で望んだ妊娠、出産、育児なのに何言っているんだと思われるかもしれませんが、なんかもうそんなこともわけわかんないくらいに頭がバグっていました。
首も座っていないし、小さいし、ふにゃふにゃだし。私のちょっとした匙加減で、この子はすぐに死んでしまうんだなと思ったら、自分が抱えている命の重さがすごく恐ろしくなっちゃって。とにかく死なせないようにしなくちゃと必死でした。
二人目はまったくそんなことはなく、生まれた瞬間からめっちゃくちゃ溺愛できていたのですが…。やっぱり心にまったく余裕がなかったんでしょうね。
目の前にある小さな命との向き合い方がすごく難しかったです。
- 1
- 2