コミックエッセイ:たんこんちは ボロボロゆかい
こぼしたら地獄! 目を離した瞬間に息子がまさかの行動に出た【たんこんちは ボロボロゆかい Vol.24】
■事件現場は夫の部屋
夫の部屋にたどりつくと、そこにはなんだかビッショビショでつぶつぶの池が…。
どうやら息子は、夫の部屋の引き出しからストックの除湿剤を取り出し、どういうわけかビニール製のフタに穴を開け、そこからつぶつぶを取り出して遊んでいたようでした。
確かに、こんなおもちゃがあるけど…!
そして、何が恐ろしいってこのビーズ…。
すべて水気を帯びている…!!
急いでフロアモップでふき取ろうとしても、ものすごく水気を帯びていて、重くて、モップがまったく進まない!!
なんなんだ、これ…。
調べてみると、この塩化カルシウムでできた除湿ビーズは、
常に空気中の水分を吸い続け、水気を帯び続けるんだとか。
な、なにそのファンタジーな物質…。
そんなわけで、このつぶつぶはふき取ってもふき取ってもクッションフロアに残り続け、微かに残った成分も、いつまでたっても空気中の水分を吸い続けベタベタしたまま…。
事件から2年以上たった今、やっとその物質がすべて消えたような、そんな気がします。
幸いにも、その後も息子には異変はなく、触れた皮膚に異変が起こることも、おなかを壊すこともありませんでしたが、もしこれが毒性の強い洗剤や、殺虫剤だったらと思うと、とても恐ろしい話です。
一瞬、寝落ちしただけで、こんな大事件が起こってしまうのが育児。
そんな恐ろしさ、緊張とともに歩んでいかなければいけないのは不安ではありますが、たくさんの喜びをくれるのも育児。
これからもヒヤリハットに気をつけ、日々を乗り越えていきます…!
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