コミックエッセイ:あり子のワーママ奮闘記
病院到着からわずか15分!? 激痛だったがあっという間の超スピード出産!【あり子のワーママ奮闘記 Vol.43】
■前回のあらすじ
あまりの激痛に分娩台に上ることができませんでしたが、助産師さんのサポートを得ることができず、何とか自力で分娩台の上に。そして、助産師さんが子宮口の開き具合をチェックしてもらうと、まさかの全開でした。
こんにちは、宝あり子です。
すでに子宮口全開していたことに驚きつつ、今まで経験したことがないくらい激しい痛み。
一刻も早く出産してこの痛みから解放されたい思いでいっぱいでした。
■痛すぎて叫ぶことしかできない
あまりの痛さに
と叫び続けていました。
すると助産師さんに「声を出さないで。ゆっくり呼吸して」と注意されました。
しかし、ゆっくり呼吸しようと思っても痛すぎて無理でした。
そして、私が叫び続けていると分娩室の扉が開いて、もうひとり助産師さんがきました。
私が切迫早産入院中に特に仲が良かった助産師さんの田中さん(仮名)がきてくれたのです。
「あり子ちゃん、おかえりなさい」と温かく声をかけてくれたのですが…。
「田中さん、痛いー!!」と痛みを訴えることしかできませんでした。
とはいえ、仲の良い助産師さんがそばにいてくれるのは、とても心強かったです。
■痛すぎて大パニック
激痛が続き、田中さんからも声を出さずにゆっくり呼吸するよう言われました。
それでもあまりに痛くて大パニックで
「痛い」しか言えませんでした。
そのため…。
と酸素マスクがつけられました。