コミックエッセイ:たんこんちは ボロボロゆかい
鉛筆が消えていく…!? 発達障がいグレーゾーンと診断された娘と「筆箱の罠」【たんこんちは ボロボロゆかい Vol.28】
■入学した娘に筆箱を…
あれはもう四年前。娘が小学校に入学するときのお話です。
ランドセルや算数セットなどの学習用品を買い集める中で、私には楽しみにしていたものがありました。
それは…
筆箱!!
鉛筆が一本一本収納できる、あの“ザ・小学生”な筆箱です。
娘を文具屋さんに連れていき、お気に入りのデザインのものをひとつ購入。
どれも色とりどりのステキなものばかりで、悩みに悩んで選んだそのひとつは、私にとってもかけがえのない筆箱になりました。
こうして始まった娘の学校生活。
しかし、それには思わぬ盲点がありました…。
■鉛筆が消えていく…!?
しばらくすると、その兆候は現れました。
毎日、鉛筆が削れているか、短くなっていないかのチェックの中で…。
鉛筆が減っている…?
娘に鉛筆の在処を聞いてみると、「わからない…」とのこと。
このときはまだ学校も始まったばかりだし、忘れ物のひとつやふたつあるだろうと特に気にせず、新しい鉛筆を補充していたのですが…。
これが毎日、消えていく…。
そこで、ランドセルをチェックしてみると…。
ランドセルの内ポケットにたくさんの鉛筆が…!!