コミックエッセイ:あり子のワーママ奮闘記
授乳でまったく赤ちゃんの体重が増えなかったのに…突然現れた「助産師さん」がすごすぎた【あり子のワーママ奮闘記 Vol.45】
■前回のあらすじ
お産の進みが急激だったため、その反動で後陣痛がかなり強く起こり、痛み止めを飲んでも治らず、結局3日間ほど痛みに耐えることに。スピード出産だったため、夫が準備してくれたテニスボールを使ったり、ペットボトルで飲み物を飲んだりする暇もありませんでした。
こんにちは! 宝あり子です。
■後陣痛が痛すぎた
分娩室でしばらく待機したのち病室へ戻ってきました。
陣痛がまだ続いているかのような痛みでつらかったです。
後陣痛は出産して子宮が元の大きさに戻ろうとして収縮する際に起こる痛み。
後陣痛が強く起こっていたため、先生の回診時おなかを確認するたびに…。
「子宮の戻りがいいね! 痛いけどこれは良いことだから!」と言うだけでした。
子宮が戻りが良くてよいことなのだと思いますが、とにかく痛くてつらかったです。
痛み止めを出してもらいましたが全然痛みは落ち着きませんでした。
■新生児がかわいすぎて授乳室が天国だった
しかし、そんな痛みを抱えながらも授乳の時間がやってきました。
新生児室に次女を迎えに行くと、
「宝ちゃんいらっしゃい! 宝ちゃんベビーかわいいね!」と助産師さんが優しく出迎えてくれました。
切迫早産入院で知り合いの助産師さんたちが多かったので、次女がおなかにいるときから見守ってくださった助産師さんたちが、生まれた次女のことをかわいがってくれてうれしかったです。
長女のときはうまく授乳ができず、だんだんと授乳の時間が怖くなってしまいましたが、次女のときは…。
上の子の時は初めての授乳、初めてのおむつ替えに悪戦苦闘。
新生児を愛でる余裕があまりありませんでした。
しかし、今回は二人目なので生まれたばかりの次女はもちろん、授乳室の新生児みんなかわいすぎて生まれたての赤ちゃんが見られる授乳の時間が毎回、楽しみでした。
そして、長女のときはうまく授乳ができませんでしたが、今回は…。
初授乳で吸いついてくれましたが、授乳後の体重は増えていなかったので母乳を飲めていない状況でした。
とはいえ、ミルクで元気に育ってくれた長女を見ているので今回は安心して「飲めなかったらミルクがあるし」と思うことができました。
しかし、
まさかの出来事がありました。