コミックエッセイ:たんこんちは ボロボロゆかい
ママはおうちでリラックスできない!? 解決が難しいまさかの「職業病」が発覚!【たんこんちは ボロボロゆかい Vol.33】
■お母さん特有の職業病
家でリラックスできていない…?
どこよりも居心地の良いはずの自宅で…!?
突然の発言に私が言葉を失っていると、先生は続けます。
「たんこさん、前から“家では血圧が高い”って言ってたよね?」
「は、はい…」
私は毎月の通院の度に病院で血圧を測るのですが、これが不思議なことに、自宅で測るより低く出るのです。
肢位を変えても血圧計を変えても、自宅の方が血圧が高い状況は変わりません。
一般的には、病院や白衣に対する緊張感で病院で計測すると血圧が高くなってしまう、
“白衣高血圧”が多く知られているのですが、私はなぜか病院で計測する方が血圧が低いという不思議な現象がもう10年近く続いていました。
長い闘病生活で病院慣れしてしまい、
「病院ならぶっ倒れてもどうにかなる!」という安心感のせいからかな…? と思っていたのですが、まさか、
家でリラックスできていないせいだとは…。
「似たようなもので、職場で血圧が上がる
“職場高血圧”ってものがあるんだけど、お母さんって自宅が職場みたいなもんでしょ? それで、臨戦態勢になってて…」
た、確かに…。
私は基本、在宅ワーカー。
家事育児、仕事も自宅で戦うことになります。
「血圧が高くなるだけでなく、排便ってものはリラックスしてないとできないから、
交感神経優位という戦闘モードだと、出ないんだよ」
せ、戦闘モード…!