コミックエッセイ:ドイツDE親バカ絵日記
「過干渉」になるラインはどこから? 小学1年生の送迎で悩んだ話【ドイツDE親バカ絵日記 Vol.81】
「毒親」について勉強したことを自分に当てはめ、我が子への教育のどこからが「過干渉」になるのか、考えてみました。
ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!ドイツで子育てをしている主婦のぱん田ぱん太です!

私はこうしてウーマンエキサイトで漫画を連載しているだけでなく、自身のブログ、SNS、書籍などでも描いた漫画を皆さんに読んでいただいています。
「毒親」に関する知識は、仕事にもプライベートにも有用で重要なものなのです。
そうしてお勉強した内容で、気になったものが一つ。

「子供に手を上げる」「侮辱する」「育児放棄をする」といったタイプの毒親が最悪なのは、分かりやすい。
一方、「過干渉」タイプの毒親もいます。過干渉ってそこまでNGなのかな?と最初は思っていましたが、実は「過干渉」タイプの毒親は、子供の心にとても強い悪影響を及ぼすのだそうです。

我が子が心配で、道を修正してあげたり、助けてあげたりしたくなるのは親心ですよね。
だけどその度が過ぎると、子供は「親に信頼されていない」と自信を失い、それが長期的な自己肯定感の低さや、自分を信じられない価値観につながってしまうのだそうです。

果たして「過干渉」に、ある程度の基準のようなものはあるのでしょうか?

通学路かつ子供が多い住宅街の割に、どうも危険な道が多く……。
家との距離は徒歩5分ほどとかなり近いのですが、私は送迎を欠かさないようにしています。

言った直後にはっと気付く…。

「あなたが心配なのよ」のようなネガティブっぽいワードをなるべく使わないように説明してみることに。
すると、フリッツ君の方から質問が。

親から押し付けるのではなく、子供が望むのであれば、なるべくかなえてあげたいもの。

あ、すみません、それはさすがに自立してください(笑)
私はこれからも勉強をして知識をつけます。
そして小学校の送迎はしばらく続けますが、親としてしっかり彼の能力を見極め、さまざまな事を教えながら信頼し、少しずつ少しずつ自立できるようにお手伝いをしていきたいと思います!