子育て情報『雨の日だからできる!水滴で遊ぶ「にじみ絵」』

2018年6月14日 12:29

雨の日だからできる!水滴で遊ぶ「にじみ絵」

6月に入り、しばらく雨が多くなりますね。薄暗くジメジメとした日が続くと、気分もどんより雨模様に…。遊び盛りの子どもは、外で身体を動かすことができず、ストレスがたまってしまうこともあるでしょう。

そんなモヤモヤを吹き飛ばす、雨の日が楽しみになるアート活動を紹介します。雨の力を借りて、素敵なにじみ絵を描いてみましょう!

子どもと一緒にベースの絵を描こう

まず、ベースとなる絵を画用紙に描きます。子どもと一緒に楽しみながら描きましょう!

<材料>

・画用紙・水性カラーペン・油性カラーペン

目次

・子どもと一緒にベースの絵を描こう
・絵を雨で濡らしてみよう!
・絵の変化を楽しもう!


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<描き方>

画用紙にカラーペンで自由に絵を描きます。
後で雨の水分で濡らして作品を仕上げることを踏まえ、ラインや色をクッキリと残したい部分は「油性ペン」で、ぼかしたりにじませたりしたい部分は「水性ペン」で描くといいでしょう。

最初に油性ペンを使って、輪郭や強調したい部分を描きます。


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次に、水性ペンで模様などを描き加えます。
ベースの絵が完成しました。

P1010268


絵を雨で濡らしてみよう!

雨が降ってきたら、先ほど描いた絵を雨があたるところに、しばらく置いておきます。
絵に雨粒が当たることで、水性ペンで描いた部分のインクがにじみ、絵が変化していきます。

土砂降り雨だと、絵に当たる雨の勢いが強すぎて、水性ペンのインクが一気に流れてしまうことが…。おすすめは小雨のとき。絵が徐々に変化していく様子がわかりますよ。


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雨粒があたり、水性ペンで描いた部分がにじんできました。

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P1010444


好みのにじみ具合になったら、絵を雨があたらない場所に移動させます。雨で湿った紙が乾いたら完成です。

P1010443

絵の変化を楽しもう!

雨の強さや雨粒の大きさ、絵を放置する時間の長さによって、インクのにじみ方が変わります。
「雨」と一言に言っても、降り方はその時々で違います。インクがにじんで絵が変化していく様子を確認することで、雨の降り方の変化も感じ取ることができますよ。
制作過程に「雨」という自然現象を取り入れることで、予想外の素敵な作品に仕上がるのも魅力のひとつです。

”どんな絵になるかな”と考えながらベースの絵を描いたら、雨の日が待ち遠しく感じられるかもしれませんね。

<文・写真:フリーランス記者又多実千恵>

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