パパが息子の登園で自転車をかたくなに使わないワケは
夫の帰りは基本深夜0時超え、日常生活の中で、子どもとふれあう時間が圧倒的に足りないわが家です。
息子が赤ちゃんのときは、まず夫に子どもが慣れない!家庭内でも人見知りが全開で、母親である私の負担は相当なものでした。
そんな、時間がない夫が作り出した息子との「朝活」を紹介します。
保育園へは徒歩で!と譲らない夫
毎朝の送りはパパ担当。時間があうときは私も一緒に行きます。
わが家から保育園までは電車で1駅分の約1.5キロ。子どもの足だと20分超えの距離になります。
保活サバイバルの中やっと入れた保育園だったので、「多少遠くても自転車を買えば大丈夫」と思っていたのですが、夫は自転車を買うことに反対。
保育園へは歩いていくと言います。私は「自転車は便利だし、時短になるのに」と抵抗してみたもののかたくなに却下するのです。
送迎に自転車はNGの理由
夫にどうして送迎に自転車を使わないのか、と聞いてみると、以下の理由を挙げました。
・朝しか子どもと話せる時間がないからこそ、手をつないで一緒に保育園まで歩く時間が親子時間になる
・歩くことで子どもの体力がつく
・自転車だと前後になってしまうため、ゆっくり話ができない
・住んでいる街がより身近に感じられ、お気に入りの場所が増える
・季節の移りかわりを感じられる
忙しい朝、少しでも時短になるようにと思って動く私としては「この時間があれば、あれもこれもできちゃう」と考えてしまうのですが、夫の言うことも一理あると、自転車の送迎はあきらめることに。すると、父と子の関係に変化が見えはじめたのです。
たとえば、息子が好きなテレビアニメの主題歌を二人で歌いながら登園することで、同じ番組をもっと楽しめるようになったり、今何が好きなのかがよくわかるので、息子が一番喜ぶ小さなご褒美を内緒で買っておいてあげることができたり。この朝時間をつくることによって、夫と息子はより仲良しで楽しそうに二人だけでわかる会話をしたりするようになったのです。
また「移動=歩く」ということを1歳半頃からやっていたためか、お出かけをしていても「疲れた、歩きたくない」と言わない強い子になりました。
母親にうれしい、もうひとつのよいこと
そして私自身にもひとつうれしいことがありました。
それは、朝の送りをすることにより同じクラスのお友達の名前はもちろん、朝よく会うほかのパパママとも軽く話をするので、息子の園事情に夫が詳しくなったことでした。
日々のちょっとした楽しい話なども、前段の説明がいらないため話が通じやすく、ストレスなくいろんな話ができるようになりました。
息子はパパと秘密のお話しをしたり、かけっこしたり、歌を歌いながら登園できるのがうれしいようで、毎日ニコニコで「いってきます!」を言って出かけていきます。
わが家の場合は、「朝」の時間を活用しましたが、パパによって作り出せる時間帯は違うと思います。それぞれの生活スタイルの中から、20~30分でも子どもと一緒に話しをする時間ができると、普段ふれあうことが少ないパパでも子どもとのつながりができてくるのではないかと思います。
<文・写真:ライター水玉445>
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