子育て情報『外では良い子なのに…発達障害の息子が母にだけ暴力をふるうのはなぜ?』

2016年12月15日 11:00

外では良い子なのに…発達障害の息子が母にだけ暴力をふるうのはなぜ?


周囲でよく耳にしていた「家で暴れる発達障害児」。その実態とは

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11032002882

発達障害児を育てている親たちからよく聞く困りごとの1つに「子どもが家で暴れて困る」というものがあります。
更に、その暴力暴言の標的は母親であることが多いです。

私も何度か子どもの暴力で悩む母親と話をしたことがあります。そのお母さんの手には、引っかき傷やあざが沢山ありました。
全部、発達障害の子どもからの暴力による傷だと言います。

ところがその、「家で暴れる子ども」に外出先で会うと、(変な表現ですが)とてもそんな風には見えない「普通の子」であることが多いのです。

お母さんや兄弟姉妹とも、外ではとても穏やかに接していることが多く、公共の場で見る態度はとても模範的です。
「こんないい子がどうして…」という場合がほとんどです。

だからこそ、悩む母親が多いようです。体中に傷をつけられている状態なのに、周囲からは「こんなにいい子なのに」「普通じゃない?」「信じられない」という言葉をかけられることが多いからです。

一体なぜ、子どもたちは家の中と外とで態度がこんなに違うのでしょうか?


息子にも現れ始めた、暴力・暴言。やはり周囲にはなかなか理解してもらえず…

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6歳になってから落ち着きが出てきた我が家の息子。

発達障害と診断された頃は、家で癇癪を起こしては何時間も泣きわめき、それはそれは大変でした。しかし最近は癇癪のコントロールも上手になり、感情を爆発させることが少なくなってきました。

何よりも社会性が伸び、幼稚園でもしっかりと人間関係を構築し始めました。


しかし、息子のこの「社会性の伸び」と相反するように、私に対する暴力・暴言が始まったのです。
毎日毎日、「このバカヤロー!」「うっせぇ」「くそボケ!」と、びっくりするような言葉が息子の口から飛び出します。少しでも気に食わないことがあると、拳を振り上げ私にかかってきます。6歳であっても、このような暴力・暴言は身に応えます。

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ところが息子は、園や習い事など公共の場では、実に手のかからない「模範的な子」

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