2017年4月21日 11:30
Apple表参道で自閉症支援のワークショップが開催!子どもの可能性を広げるアクセシビリティ機能とは?
4月1日の自閉症啓発デーに合わせ、Appleがワークショップを企画
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Appleでは、4月2日の世界自閉症啓発デーをきっかけとして、自閉症啓発のさまざまなイベントを世界各地で行っています。Apple表参道でも、自閉症の方などへの”アクセシビリティ”をテーマにしたワークショップが行われました。
アクセシビリティとは、年齢や身体障害の有無に関係なく、誰でも必要とする情報に簡単にたどり着け、利用できることをいいます。最近は学校の学習でも使われることがあるiPadですが、実は発達障害の各特性に合わせたさまざまなアクセシビリティの機能が搭載されているのです。
Appleはテクノロジーについてこう掲げています。
「テクノロジーはすべての人が使いやすいものであるべきだと、私たちは信じています。」
https://www.apple.com/jp/accessibility/
多くのApple製品にアクセシビリティに配慮した機能が付いているのは、こうした考えによるものなのでしょう。
今回の記事では、このアクセシビリティにフォーカスを当てた、Apple表参道でのワークショップの様子をお伝えします!
障害のある方にも使いやすい!今日から使えるアクセシビリティ機能をご紹介
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今回のワークショップには小学校や特別支援学級の先生などの3名が参加されました。Appleのワークショップでは、参加者に合わせて内容やテーマを柔軟に変えているとのことで、今回はiPadやiPhoneの学習支援の機能についてフォーカスした内容になっていました。
紹介されていた機能の一部をここでも紹介します!
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「アクセスガイド」とは、特定のアプリを集中して使用したり、学習したりするのを助ける機能です。指定したアプリから別のアプリへの移動できなくしたり、画面上の指定した範囲のタップを無効にしたりすることができます。また、アプリの利用時間制限を行うことも可能です。
たとえば、誤操作しやすいボタンが表示される部分へのタップを無効にしたり、切り替えが苦手なお子さんのためにはじめから時間制限を設定しておいたりするような使い方ができます。
この機能に対して参加者の先生方からは、アプリの中の機能を制限したり、意図しないページに移動してしまうことを防ぐことができるので、活用したいとの声が上がっていました。