2017年5月20日 16:00
“療育”は実験室みたいな所?思い違いをしていた私が息子を通わせるまで
言葉が遅い息子…まずは自治体の「ことばの教室」に通わせようかしら?
3歳になっても言葉の発達が遅い長男。
もしかしたら長男にはなにかあるのかもしれないと思い始めていた頃の話です。
ただ悩むよりも、この子のために何が出来るのかを考えたほうがいいのかもしれない。
そんな時に知ったのが、市などで行われている「ことばの教室」の存在でした。
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専門家の方とお話しながら言葉を促してあげれば、きっと周りに追いつく。大丈夫。やってみよう!
もうすぐ3歳児健診の日。そこで具体的に相談してみよう、そう思っていました。
3歳児健診で、心理士の先生のアドバイスは意外なものでした
思っていた通り健診で引っかかり、心理士との面談に移りました。
健診で引っかかること自体は想定内で、特になんとも思いませんでした。
「心理士からことばの教室を紹介してもらおう」と思っていたのです。
ところが、心理士に言われたのは意外な一言。
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「療育へ」ということばにショックを受ける
問題は言葉ではなくコミュニケーション…健診で引っかかることも、言葉の遅れを指摘されることも覚悟していたはずなのに。
ショックでした。
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長男の場合、私と離れてコミュニケーションを取ることの大切さを学んだ方がいいとの事でした。
この時点で私は「ことばの教室を飛ばして、いきなり療育を勧められた」という印象だったので、すぐにはその事実を受け止められずにいました。
実験室のような冷たいイメージだった"療育"。
療育…と言われてもどんなことをするのか分からず「なにかの訓練を専門家と一緒に黙々とやるのかな…」というイメージがあるだけでした。
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療育…長男に本当に必要なんだろうか…。
行かないといけないんだろうか…。
そんなことを思いながら、療育先を探し見学の申し込みをしました。
しかし実際は…
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不安を感じながらも覗いてみた療育の教室。私のイメージは、いい意味で裏切られました。
子ども2人につき先生が1人つくというだけで、やっていること(朝の会から体操、遊びの時間、工作、音楽、運動など)は、普通の幼稚園や保育園とほとんど変わりありません。