2017年6月7日 11:00
いつも会話が一方通行になっていた娘。原因は私たち親の●●だった!
話が一人で自己完結してしまう娘……
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広汎性発達障害のある娘は、現在6歳。
やっと話せるようになったのは3歳前のことですが、言葉が出てからしばらくは、自分の言いたいことを言い終わると、相手の話を待たずに会話を終了させてしまうことが続いていました。
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話を自己完結させる以外にも、突然わけのわからない話を始めたり、いきなり踊り出したり……常にマイワールドが炸裂していた娘。
そんな行動が可愛くて夫婦でついつい笑ってしまっていたのですが、あるとき「私たち親の反応が、娘の自己完結型の行動を助長してしまっている」ということに気づき、反省。
それからは、娘のマイワールドは尊重しつつも、受け手の立場も考えたコミュニケーションができるようにと、娘の行動に冷静な対応をすることにしました。
前置き、説明をする大切さを伝えるように
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娘が突然話を始め自分だけでウケて笑っているときは、たとえ何の話をしているかわかっていてもポカンとした顔をし、
「ん?それって何の話かな?」
「○○の話するよって言ってくれないとパパもママもわからないよ?」
「それは面白いの?」
と言うようにしました。
すると、最初はそんな私たちの言葉も無視していた娘が、
『○○の話だよ!知らないの?』
『面白いじゃん!だって○○だよ!』
と、説明したり、面白さを理解してほしいという話をするようになりました。
私たちにどう思われているか気にしない自己完結型の話から、「私たちに理解してほしい、一緒に笑ってほしい」という会話に変わったのです。
自己完結していた娘の話、だんだんとキャッチボールになってきた!
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最初はなかなか成果が出ず、ちょっとした訓練さながらでしたが、毎日取り組み続けることで娘の意識も少しずつ変わっていきました。
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「ママ?犬好き?」と聞いた後に「犬がね……」と犬の話に移ったり、「さんすうだった!」といきなり話し始めたと思ったら「あの……学校の……勉強の!あと宿題の!」と後から補足説明を入れてきたりと、今では大きな成長を遂げました。
子どもの行動を見守るのは親の大切な使命ですが、時には場面に見合った正しい行動を教えることも重要なのだと感じた一件でした。
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