子育て情報『NHK「発達障害プロジェクト」でも伝えきれない現場の困難、イチ主婦としてできること』

2017年7月5日 14:00

NHK「発達障害プロジェクト」でも伝えきれない現場の困難、イチ主婦としてできること


息子が診断を受けた当時と「今」、時代は着実に変わっている

NHK「発達障害プロジェクト」でも伝えきれない現場の困難、イチ主婦としてできることの画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28144090711

次男が診断を受けた3年前、私は発達障害についてほぼ無知でした。
周囲でその言葉を聞くこともほとんどなく、取り寄せる専門の書籍を漁るしかないような状態。

それが最近はテレビで「発達障害」という言葉を聞く機会がどんどん増えています。

書店にも大人向けや支援者向け、子供向け、さまざまな書籍が増え、ネット上でも色々な取り組みが始まり、情報を得やすくなったなぁと感じています。

先日からNHKでも年間を通した「発達障害プロジェクト」がスタートし、「NHKスペシャル」や「あさイチ」など色々な番組で取り上げられ始めました。

言葉すら知られていなかった頃と今と、そしてそれよりもっと前の、配慮どころか診断につながることすら難しかった過去と、発達障害の当事者や保護者を取り巻く環境はここ数年でどんどん、目まぐるしいほどに変わっていっているのだろうと思います。



NHKの特集を見て湧いた、相反する2つの感情

NHK「発達障害プロジェクト」でも伝えきれない現場の困難、イチ主婦としてできることの画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28174010204

NHKスペシャルの中で流れたADHDやLDの子の感じ方を表現した再現VTRに、あぁこんな風に当事者の困難を可視化する方法があるんだ、と感心しました。

色々な手法やスタジオの当事者の方の声から、これまであまり表に出ることのなかった当事者の抱えている困難が語られていく…

妖怪「ペラペラノドン」に支配されちゃうんだと語っていた男の子は、どこか次男に似ていました。言葉が溢れてきてどんどん喋ってしまう彼の映像を見ながら、次男は「僕とそっくりだ」と笑っていました。

同じ、そっくり、そうそうこんな感じ…

番組を見ながら次男の言動に近いものが見えるとそう感じて、どこか安心したり、そこからヒントを得られたらと画面に食い入る自分がいました。
でも、同時に

違う、ぜんぜん違う、そんなんじゃない…

という全く逆の感情がわく場面も。


「違う」「うちはそうじゃない」同じ診断名でも、“ピタリ賞”の事例にはなかなか出会えない

NHK「発達障害プロジェクト」でも伝えきれない現場の困難、イチ主婦としてできることの画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10179005904

「アスペルガーの●●さん」

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.