これってワガママ!?子どものこだわり、一体どうすればいいの…?
家に帰れない!親も泣きたい、子どものこだわり
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スーパーでひっくり返って「買って!」「買わない!」の親子バトルの無限ループ。
せっかく着せた服を「絶対イヤ!」と脱ぎ捨てて、パンツ一丁で大暴れ。
公園から「帰らない」の一点張りで、日が沈んでも家に帰れない。
その上、周囲の大人からは子どもが「ワガママ」と見られて、「ちゃんとしつけてる?」「ちゃんと褒めてる?」なんて、親の育て方に問題があるかのように言われてしまうと、泣きたい気持ちにだって、なりますよね。
もちろん親にできることはたくさんあるけれど、一生懸命やってるつもりでも、うまくいかないことだってあるんです。
実は、子どもの「こだわり」って、ほめたり叱ったり、言って聞かせたりするだけでは、解決できない場合もありますし、そもそも、大人が全てを正す必要のないこともあります。
子どもの「こだわり」の具体的な対応と活かし方を、『発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母のどんな子もぐんぐん伸びる120の子育て法』著者で、かつては公園から家に帰れず途方に暮れていた、楽々かあさんこと大場美鈴が、ズバリ「図解」でお伝えします。
ちょっと待って。それって本当に子どもの「ワガママ」!?
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確かに、大人が子どもにキチンと、社会的なルールやマナー、ガマンを教えてゆくことは大事です。
でも、こだわりというのは「こうしたい!」という、子ども自身の強い意志でもあります。その全てを、「正しいこと」を盾に大人がへし折ってしまったら、より一層不満や不安を強めたり、「自分には自分の人生を動かす力がないんだ」なんて無力感を感じてしまうかもしれません。
それに、子どもの本能的な感覚からくる、強いこだわりは、「叱る」「言って聞かせる」などの、理屈が通用しないこともあるんです。それよりも、子どもの全てのこだわりを「ワガママ」と一括りにせずに、許容できないこと、妥協できること、成長に活かせることを見極めて、それぞれに合った対応をすれば良いのです。
そのためには、まずは、それが「子どものこだわり」