2017年11月29日 16:00
大事故にあったLD息子、開口一番に気にかけたのは勉強や成績のことで母びっくり!
中3の通知表をもらう日、救急車に乗るほどのケガをした息子
LDの息子が通う中学校は2学期制なので、10月上旬に1学期の修了日があります。
修了日は通常授業と修了式を受け、中3になって初めての通知表をもらう予定でした。
中2までの通知表は5教科オール2でしたが、ここのところテストの点も上がっていた息子。
人が変わったかのような頑張りを見せていたので、この日の通知表を本人も私もとても楽しみにしていました。
子ども達を学校へと送り出し、家で仕事をしていたところ、10時頃、息子の通う中学校から電話がかかってきました。
体育でバスケットの授業をしていた際に相手プレイヤーと接触し、転倒したとのことです。
Upload By ひらたともみ
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意識はしっかりあるものの、転倒した際の記憶がまったくないというリク。救急車で救急隊員の方から説明を受け、脳外科のある病院に搬送されることに。
検査結果は外傷性クモ膜下出血、そのまま入院することに…
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確かにリクの様子はいつもと違っていました。意識はあるものの、話すリズムや表情、目の焦点が合っていないのです。
それなのにこの子、この後に及んで勉強する気なの!?母ちゃんびっくりだよ!
目標や夢を抱え、地道に努力を続けていた息子
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私は不安をみせまいと明るく振舞ったまま病院を後にしていったん帰宅し、言われた通り勉強道具を抱え、学校に寄り、通知表を受け取りました。そして通知表を開いたら…。
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そこに並ぶのは、3と4の成績。これまで5教科オール2だったのにも関わらず、です。
勉強や進路に関しては本人に任せていましたが、普通科高校への進学を希望しているLDの息子に対し、私は心のどこかで息子が無謀な希望を抱いているのではないかと勝手に決めつけていました。
元々あきらめないことの大切さを子ども達に教えていたのは、私だったのに…。
息子は、自分の抱えるLDの困難さを理解した上で、それでも何倍も努力することで「ようやく人よりプラス1になる」ということを知り、私たち親の知る以上に目標やら夢やらを抱え、地道にただただ小石を集めるように、コツコツと勉強し、中3ではじめて「4」