2018年3月23日 11:00
ADHD長男はもの忘れの天才!?「長男の頭の中」と記憶の取り出し方って…?
4年前のできごとを話し始めた長男
先日のこと、
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小学2年生のADHD長男が、いきなり4年前の年少だったころのできごとを話してくれたのです。しかも、すごく詳しく。
何気ないことかもしれませんが、驚いたのには理由がありました。
当時は、幼稚園から帰ってきても、その日あったことを話してくれませんでした。幼稚園に行かなければならないことすら忘れちゃうほどのうっかりさんでもあったので「何をしたのかもう思い出せないんだな」と思っていました。
そんなこともあり、年少の頃のことを思い出して教えてくれたのにとても驚きました。
思い出すことは、やっぱり「レア」だけど
とは言うものの、今でもその日のことをすぐに忘れてしまいます。兄弟に質問をしてみるとこんな感じです。
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長男のすっとぼけ具合にズッコけ(萌)、次男の記憶力の良さにいちいち感動するのが毎度のお約束。
そして、それはものの場所を訪ねた時も同じです。
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ハサミをしまっている場所を把握していて、すぐに持ってきてくれる次男と、リモコンがどこにあったかわからず、あたふたしてしまう長男。
長男はとにかく短期記憶が弱いのです。でも「記憶が消えている」のではなく、「すぐ思い出せないだけ」なのはわかっていました。4年前のできごとをくわしく話してくれた様子を見て、頭の中の仕組みが少し分かったような気がしたのです。
頭の中は好きなものやアイデアでぎっしり。「なくなってる」わけじゃない!
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脳内は絶えず好きなもので溢れていて、それが常に同時進行。好奇心やアイデアでいっぱいだということ。いつもフル回転なのです。
だから、その日あったことやもののありかを聞いても、新しい興味で頭の中は埋め尽くされていてすぐに答えられない。そして、それは記憶だけでなく、実生活のものの探し方と同じだと気づきました。
普段から整理整頓ができる次男は、
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頭の中の引き出しも整理されていて、聞かれたこともすぐに取り出せるし、話したいこともすぐに取り出せるのかもしれない。
一方、片付けが苦手な長男は、
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どこに何の引き出しがあるのかもわかりづらいし、そもそも入っていないものもあるしで、記憶を見つけにくいのかもしれない。