子育て情報『栗原類さんの母、「ブレない子育て」を語る!障害のあるなしは関係ない、言葉にして伝えることの大切さとは』

2018年6月8日 11:00

栗原類さんの母、「ブレない子育て」を語る!障害のあるなしは関係ない、言葉にして伝えることの大切さとは


モデル・俳優の栗原類さんの母が、自身の子育てについて語る手記を出版!

栗原類さんの母、「ブレない子育て」を語る!障害のあるなしは関係ない、言葉にして伝えることの大切さとはの画像

Upload By K2U関川香織

モデル・俳優の栗原類さんの母、栗原泉さんは6月12日に『ブレない子育て』(KADOKAWA)を出版。

ADD(注意欠陥障害)という発達障害のある類さんを、どんな信念のもとに育ててきたのか。本の刊行に先立って、泉さんの子育て論のエッセンスをLITALICO発達ナビ編集長の鈴木悠平が伺いました。

栗原泉さん
通訳・音楽ジャーナリスト。モデル・俳優の栗原類の母。24歳で留学先のロンドンで息子・類さんの父親と知り合う。離別後、妊娠が分かり、シングルマザーに。生活のために音楽関連の通訳、翻訳をフリーランスで始める。
息子が8歳の時に発達障害・ADDと診断され、自身もADHDと分かる。


言葉にしてみることで、自分自身がほんとうに考えていることを再確認できる

栗原類さんの母、「ブレない子育て」を語る!障害のあるなしは関係ない、言葉にして伝えることの大切さとはの画像

Upload By K2U関川香織

――今回、ご自身の子育てを8つのルールに整理して、子育ての本をまとめることになったきっかけはどんなことでしたか?

泉さん 息子、類の本(自叙伝『発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由』KADOKAWA刊)に寄稿したことで、もっと子育ての話を聞きたいという声が多く届いたことがきっかけではありました。私自身、書き足りないと感じた部分もあって。

ただ、自分がしてきたことを本に書いて、それがほかの人の役に立つのかどうか、はじめはよく分からなかったんです。私がやってることは当たり前のことだと思っていたので。

たしかに、発達障害がある子の子育ては大変です。でも、核になる部分は、どんな子どもにも共通しているはず。だからこの本では、発達障害がある子の子育てだけではなく、広い視野で子育て全般に役立つことを書く、ということを、はじめからの方針としていました。


発達障害がある子の子育てだけに言及しても、すでに育てている人には知っている内容も多いでしょう。今の世の中、いくらでも調べる方法はありますから。私が読者だったら、他のメディアなどで得られる情報以外のことを読みたいはずと思ったんです。――類さんを育ててきた23年の間に、たくさんの経験があったと思いますが、ご自分なりの信念を、どうやって言語化されてきたのでしょうか?

泉さん 私自身が、明確に言語化されて説明されないと動けない人なので、子どもには、きちんと言葉で説明できないといけないと思ったんです。

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