不安いっぱいだった去年の夏休みの宿題、なんとか完成…!
広汎性発達障害の娘は、現在小学二年生。去年初めて夏休みの宿題というものを経験しました。
娘も初めてですが、私も親として小学生の夏休みの宿題に挑むのは初めてでした。まず、自分の頃と違うその量に驚きました。ちゃんと終わるのか…娘にやらせることができるのか…。
不安いっぱいで挑んだ一年生の夏休みは、私が娘の横にぴったりとくっつき、どれをやるか指示することに。娘の調子や機嫌を探りながら、私が何ページやるかを決めると、娘は素直に言われた分を着々とこなしてくれました。順調に宿題は進んでいき、8月に入った頃、全部終わりました。
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成長しているはずの娘、まさかの抵抗!?今年はなんだか手強い
そして、今年もやってきた夏休みの宿題。去年の経験もあったので、同じような方法でいこうと思っていたのですが…今年の娘は一味違いました。
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去年よりも自分の意志が強くなった娘は、宿題をすることに反抗するようになったのです。ここは予想外だった私。自分の意志がなく、フワフワしていると思っていた娘が、「やりたくない」と反抗したことは、うれしい成長ではありましたが、宿題が無事終わらないかもという不安もありました。
宿題はやりたくないけど、何をしたらいいかもわからない
宿題をしたくないというので、じゃあ好きなことをすれば?と言うと…
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"好きなこと"という「自由」が苦手な娘は、「何したらいい?」と何度も聞きに来ます。
そこで私たち親子は、夏休みの一日のスケジュール表をつくることにしました。スケジュールは私が娘に提案しながら、二人で相談しながら作っていきました。スケジュールに宿題の時間を入れることは、意外にも嫌ではない様子。
そうして、スケジュール表が完成しました。
スケジュールがあれば、自分で動ける!
それから娘は、毎日スケジュールを確認しながら過ごしました。
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私がやらせようとしたら嫌がっていた宿題も、時間になれば仕方なくですが動きます。せっかくの夏休みに窮屈なものを作ってしまったかと思いましたが、娘にとっては先の見通しが立つ安心につながったようでした。
スケジュールを見ながら娘が自分で考えて動く姿は、一年前からは想像できないほど、しっかりしていました。