2019年2月19日 07:00
あれ、意外と困らない?ADHDのむっくんとママの「朝のお支度地獄」、勝手な決めつけをやめてみたら…
むっくんの「朝のお仕度」
保育園の門をくぐるとそこは開放感あふれる園庭です。走りたいし、早く遊びたいよね!
でも、園庭を駆け回って遊ぶ前に、むっくんには、やらなくてはいけない3つの「朝のお仕度」があるのです。
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ですが、あいさつなんて忘却の彼方。先生の前を勢いよく駆け抜けてしまいます。
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走ることに満足すると、私のところにやってくるので、そこから私の声かけで
「そうだった!」
とあいさつを済ませると次のお支度。
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このコントのような忘れっぷりが、毎朝繰り返されます。
ひとつ動くとひとつ忘れる。おそらく「やること」の理解はできているのですが、朝は友達もいて、賑やかで、刺激が多いので注意がそれやすく、やらなくてはいけないことへの意識が抜けてしまう様子。ADHDの特性でもあり仕方がないと思うのですが、毎朝続くので私もうんざりしていました。
代わり映えのない朝に、一筋の光が?
朝がストレス!笑顔で送り出したいのに!もう嫌だ、少しは成長してくれ!そんなことを思っていた矢先…
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ついに気がついたーーー!!!
どうにかしようと私が奮闘しても、むっくん自身が「自分は忘れっぽいんだ」と気がつかないと、どうにもなりません。むっくんは大きな一歩を踏み出したんだ!気づくから人は変わる!気づけば工夫しようと思うかもしれない!
自分の行いを省みたむっくんの変化に、私は成長を感じ希望を抱きました。
希望は打ち砕かれ、私は賭けに出る!
しかし、私の考えは甘かった!その後も、「朝のお支度」地獄は数か月も続き、私のイライラも続きました…。
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私もいろいろ頑張りました!…そもそも何故こんなにも朝の支度をさせたいのだろう?自問自答してみます。
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それは困ってほしくないという親心。でも人は困らなければ変わろうと思わないのかもしれない。いや、困れば変わるかもしれない!
そうだ。困ってしまえ!そしてお母さんのありがたさを感じるが良い!
私は奇策に走りました。
思いもよらない結末
翌日から、私は声をかけることをやめました。