2020年6月8日 07:00
わが子にはほめるところがない!?見方を変えたら、あんなこともこんなこともほめられる!ADHDとASDのある小1息子への5つのほめ方
ほめるタイミングを発掘する
いつほめるのか?と言うと、一般的には何かを達成したときが多いのではないでしょうか。約束を守ったとか、お手伝いをしたとか、何かを頑張ってやり遂げたとか。だけど多動衝動かつ、こだわり屋なむっくんには、そうそうそんなタイミングは訪れません。そこで我が家ではほめるタイミングを攻めの姿勢で探します。希少動物の撮影隊気分で、暮らしの中で奇跡の一瞬を狙うのです。
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自宅で冷房や暖房をつけているとき、このようなやりとりはありませんか?
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これ、閉めていないときに声をかけてしまいがちですが、「閉めて」と注意を繰り返しても進展はありません。そこで、我が家ではうっかり閉めてしまった。そんなつもりはないが、偶然ドアが閉まった。そんなときにすかさず声掛けをするよう努めています。
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むっくんがドアを閉めてくれる、もしくは偶然閉まるなんて滅多にないことです。そこを見逃さずほめるのです。
2年半ほどこのような声掛けを繰り返したところ、ついに!
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私がほめ忘れても自画自賛できるようになりまして。時々、ドアを閉めてくれるようになりました。時々でも、ドアに意識が向くというのは成長したということ。
他にも偶然の好ましい行動を見逃さず、「今できていたね!」とむっくんに言葉で伝えることを心がけています。そしてあわよくばその行動が増えたらいいなぁと下心満載でむっくんを見つめています。
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物事はプラスとマイナス、考え方次第でどちらにでも捉えられるものです。そこでむっくんの行動をできるだけポジティブに捉えるよう意識しています。
例えばお茶碗に2口残ったご飯に対しては…
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ほめるとは少し違うかもしれませんが、むっくんの行動をそのまま言葉にしながら、私のポジティブな感情を伝えます。少し強引だな、もはや屁理屈だなと自分で笑ってしまうこともありますが、それでもむっくんは認めてもらえたと受け取るようで、ご機嫌になるものです。するとほかの場面でも好ましい行動が増えてくるので「ほめパワー」ってすごいなぁと感じています。
強引にほめてみた事例集
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ほめようと思えばいつでもほめられるもの。