子育て情報『やらなければいけないことを身体が拒否!集中できない、気持ちが下がる意外なワケ。ADHD息子の振り返りから感じた環境を整える大切さ』

2020年7月14日 12:00

やらなければいけないことを身体が拒否!集中できない、気持ちが下がる意外なワケ。ADHD息子の振り返りから感じた環境を整える大切さ


授業に集中できなかった小学生時代、意外なアレも原因だった!?

やらなければいけないことを身体が拒否!集中できない、気持ちが下がる意外なワケ。ADHD息子の振り返りから感じた環境を整える大切さの画像

Upload By かなしろにゃんこ。

ADHDと広汎性発達障害がある息子リュウ太は、小学校時代に廊下で寝ながら授業を受けていた子でしたが(笑)

授業に集中できなかった原因に『気持ちの切り替え』が難しかったこともあったそうです。

息子(現在22歳)とNHKの発達障害をテーマに取り上げた番組を一緒に見ていて『切り替えができない』特性の話が出てきて、
息子が「オレもできなかったなー、社会人になってようやくできるようになったけどね」と言うので、
ナゼ切り替えができなかったのか聞いてみましたら、意外なものが勉強意欲を下げていたからなんだそうです。

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まず1つ目は休憩時間。

息子の通っていた学校では、2時間目と3時間目の間に20分の業間休み(地域によっては中休みといいますよね)がありました。
1時間目2時間目は落ち着いて勉強できるのだけれど、業間休みで頭の中が遊びのモードになってしまうと、そこからの気持ちの切り替えが難しく、3時間目からの勉強に集中できなくなるのだそうです。

そして2つ目が時計です。
好きな教科のときは3時間目でも調子よく勉強できていたそうなのですが...時計があると授業中に何度も見てしまって、テンションが下がっていたんだそうです。

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「集中して書き取りをしていても、ふと時計を見たときに、まだ10分しか経ってないとか、あと20分もあるとか考えると気持ちが下がっていったんだよね」といいます。

“気持ちが下がる自分”もイヤだったそうで、時計を見ないで過ごしたい、でも視界に入るから授業中についつい見ちゃう、そしてその度に「あと〇分か…」と考えてしまっていたそうなのです。そんな自分に疲れてしまっていたんだとか。


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「実は時計がない部屋のほうが勉強とか作業がはかどるんだよね。オレみたいなタイプは教室に時計がないほうが勉強に集中できるのかもしれない!

時計は先生だけが卓上で見るなりして、時計がないと見通しが立たなくて不安になるタイプの子は腕時計や卓上時計を用意するとか。時計が目に入らなければ、授業の時間があっという間に感じていたかも」といいます。

なるほど!時計がない場所で勉強させるのはいいかもしれないな~と思いました。

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