2023年5月10日 14:15
「覚えられないならメモを取れば?」アドバイスを完全無視の自閉症娘に母はイライラ!ところが2年近く経ったある日…
口頭の指示をすぐに忘れがちな娘。「メモを取れば?」とアドバイスしても…
広汎性発達障害(自閉スペクトラム症)のある中1娘。
情報を耳で聞き、頭で処理する力が弱いという特性があるので、口頭の指示をすぐに忘れがちです。そんな様子を見て「メモを取ったら忘れないんじゃない?」とアドバイスをしても…
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「大丈夫!私、ちゃんと覚えておけるから!」の一点張りでまた忘れて…の繰り返しでした。
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一人モヤモヤしていた私は、夫に相談しました。
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「待つしかない」
これは、娘の療育の日々が始まって、何度もしてきたことでした。
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最近、できることも増え、成長してきた娘を見てきたので、
特性を理解しつつも、私は急激な変化を求めていたと気がつきました。
そこからは、自分の感情と戦いながら、心を落ち着かせ、無心で言葉を繰り返しかけ続ける日々…。
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もちろんずっと無心ではいられず、ついイライラしてしまうときもありました。何か言ってしまいそうになるときは、娘から離れ、悶えながら耐えたり、夫に愚痴ったりして、ストレスを発散させました。
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メモをとるように言い始めてから2年…とうとう娘に変化が!?
そして、娘にメモをとるように言い始めてから、2年近く経ったある日…
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娘はメモをとり始めました!
私は、なかなか咲かない花に、水をあげ、待ち続け…やっと花が咲いたような気持ちになりました。
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しかし、私の思いとは裏腹に、言われた日々を覚えていなかった娘…。
私が試行錯誤し、いろんな感情と戦っていた日々は、娘にとって、たいした時間じゃありませんでした。そうだ…この子はそうだった!と思うと、なんだか笑えました。
それから娘は、ちょっとしたことでもメモをとるようになりました。
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言われたことをメモにとり、もう一度視覚から情報を入れることで、娘はきちんと覚えるようになりました。
それから娘は、学校にもメモ帳を持っていくようになり、こまめにメモ。通常学級の担任の先生と、特別支援学級の担任の先生から「最近、あーさんがすごいです!なんでもメモとって、しっかり行動できます!」