発達障害のある子どもとの夏休み、楽しく過ごすコツは?熱中症、宿題、旅行、休み明けの不登校…おすすめ記事を一挙紹介!
熱中症、宿題、旅行、過ごし方、休み明けの不登校……発達障害や特性のあるわが子と過ごす夏休み、乗り切るコツは?
夏休みに入り、熱中症、宿題、旅行やイベント、長期休みの過ごし方などに悩む保護者の方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。また、長期休み明けの行き渋りや不登校についても気になりますよね。 今回は、専門家監修の記事やインタビュー、対談、発達ナビ連載ライター陣のエピソードコラムなど「夏休みの困りごと」をテーマにご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
発達障害や特性のある子どもと熱中症
「酷暑」とも呼ばれる気温の続く夏休み、気を付けたいのが「熱中症」ですよね。熱中症の予防や対処法をまとめた医師監修のコラムや、感覚過敏・鈍麻からくる熱中症についての連載コラムをご紹介します。
熱中症は気温や湿度が高い日などに、さまざまな不調が表れる状態のことです。熱中症について、症状や原因、予防、対策、救急車を呼ぶ目安、発達障害のある子どもに関するQ&Aを紹介します。
発達障害のあるコウさんはなかなか水分をとらず、母親の丸山さとこさんは熱中症の危険性にハラハラしていたそう。しかし、ある日学校から帰ってきたコウさんが言った言葉にさとこさんは……。
ADHD(注意欠如多動症)とASD(自閉スペクトラム症)のリュウ太さん。小学校低学年のとき、山でのキャンプ中に熱中症になってしまいました。母親のかなしろにゃんこ。さんがそこで初めて気づいたリュウ太さんの「特性」とは?
計画的にできない!?発達障害や特性のある子どもと夏休みの宿題
計画的に進めるのが苦手、あと回し癖でなかなか宿題に手をつけられない……保護者がサポートすることもできるけれど、自主的にやってほしい!発達障害や特性のあるお子さんの夏休みの宿題問題で悩んでいる方は特に多いのではないでしょうか。皆さんどんな工夫で乗り越えているのでしょうか……?
夏休みの宿題、うまくいかずに悩んでいる親子も多いのではないでしょうか?一人ひとりの特性ごとに、その困りごともいろいろ。フォローする親のストレスもたまりがちですよね。
このコラムではよくある夏休みの宿題トラブルと解決のヒントを発達ナビがご紹介します!
夏休みは期間が長いだけに出される宿題の量も多くなりがち。毎年「今年こそダメかもしれない……」と思いながら宿題を進めているという丸山さとこさんと息子のコウさんの奮闘・工夫を参考にしてみてはいかがでしょうか。
ASD(自閉スペクトラム症)のあーさん。今までは母親のSAKURAさんのいうとおりに宿題をこなしていたのに、小学2年生の夏休みは、一味違っていて…!?反抗ばかりでなかなか宿題に取り組まないあーさんに、SAKURAさんがつくったものとは……?
トラブルにどう対応する?発達障害や特性のある子どもとの旅行やプール、イベントを楽しむコツは……
夏休みの楽しみと言えば……旅行や夏ならではのイベント!でも普段と違う場所でのトラブルやパニックなども悩みの種ですよね。旅行先や移動中の対処方法、キャンプでの過ごし方、プールでクールダウン、夏祭りトラブルなど、発達障害や特性のあるお子さんと過ごすコツが満載です。
ASD(自閉スペクトラム症)の小学2年生のミミさん。1年生のときと比べて夏休みの宿題が増え、母のtaekoさんは混乱。ですが、たくさんの宿題と学童と家族旅行での自然体験から、ミミさん急成長の夏休みになりました。
小学4年生の夏休みに、地元の福祉支援グループの方々が企画したキャンプに参加することになったASD(自閉スペクトラム症)のタケルさん。全く知らない子どもたちと、家族と離れて一人でイベントに参加するのは初めての経験で……。
夏休みにキャンプに行く方も多いのではないでしょうか。ですが、発達障害のある子どもを連れてのアウトドアはさまざまな問題点や大変なことがあると思います。このコラムではみんさんにASD(自閉スペクトラム症)の次男Pくんとのキャンプでのさまざまな工夫を紹介していただきました。
夏休み、旅行や帰省などで交通機関を利用することもあるかと思いますが、子連れの移動は本当に大変ですよね。ただでさえ大変なのだから、移動時はできる限りパニックを防いで速やかに行動したい!というわけで、今回初めて飛行機に乗ることになったASD(自閉スペクトラム症)のむっくんのために「旅のしおり」を作成し、旅行に臨むことにした母親のウチノコさんでしたが……。
親が計画してくれる家族旅行。
ですが、感覚過敏があると旅先でも苦労が多いかもしれません。このコラムでは「感覚過敏の子どもと行く家族旅行」について実際に感覚過敏の特性がある加藤路瑛さんに当事者目線でお話をしていただきました。ASD(自閉スペクトラム症)のあーさんが小さい頃は旅行によく行っていたというSAKURAさん一家。今回、4人家族になって初めての旅行を決行!しかし、「いつもと違う状況」であーさんに異変が……!?
発達障害のあるむっくんは些細なことで興奮しやすく、嫌なことはもちろん楽しいことでも自分のコントロールが難しくなるときがあります。しかし、そんなむっくんを落ち着ける「夏ならでは」のいい方法があるとのことで……?
夏と言えば虫取り、ひまわり、かき氷……いろいろありますが、寺島ヒロさんにとって忘れられないのが「地域のお祭りでの出来事」だそう。ほとんど接点のない子どもたちと大人がたくさんいると夏祭りに一人で参加することになったASD(自閉スペクトラム症)のタケルさん。母親の寺島さんは不安いっぱいで……。
発達障害や特性のある子どもと過ごす長期休み……みんなどんな風に過ごしてる?夏休みのトラブルなども
発達障害や特性のあるお子さんとの夏休み、毎日どんな風に過ごしたらいいのか、いろいろなことを経験させてあげたいけど仕事もあるし……そんな日々の過ごし方のヒントになるコラムをご紹介します。
夏にありがちなトラブルについて書かれたコラムなど、お友達と出かけることも多い思春期のお子さんのいらっしゃるご家庭の参考になりそうです。
子どもにとってはワクワクの夏休みも、「宿題が計画的にできない」「だんだん寝る時間が遅くなる」など、生活リズムや体調、学習など、何かとお悩みが出てくる保護者の方も多いと思われます。この記事では夏休みの生活に関する困りごとや計画立てのポイントをご紹介します!
車が大好きなASD(自閉スペクトラム症)のスバルくん。冷房の効いた部屋でひたすらミニカーを並べ、大人向けの車のカタログを読み漁る夏休みを過ごしていましたが、母親の星あかりさんは「さすがに別のこともさせないと……」と焦る一方で……。
子どもは夏休みでも、働く保護者の皆さんはいつも通り毎日仕事がある訳で……。夏休みは学校がなく放課後等デイサービスの預かり時間も短い!どうしたものかと悩んだシュウママさんはデイサービスの先生に相談してみました。
今はもう成人している息子さんが中学2年生の時のエピソードです。幼児期の頃から我慢することが苦手な息子さん。
夏休みに、警察から電話がかかってきてヒヤリ!理由は……不正乗車で補導!?
夏休み明けに増える登校渋り、不登校……どう対応したらいい?
長期休み明けの悩みで多い「行き渋り」「不登校」問題。もしお子さんが休み明けに「学校に行きたくない」と言ったら……精神科医・田中康雄先生の行き渋りや不登校についての対応方法や、不登校新聞編集長・石井志昂さんと考える自殺予防や「TALK」の原則、連載ライターさんの体験エピソードを読んでおくことで、夏休み明けの対応のヒントが見つかりそうです。
夏休み明けの9月は、子どもの心身に影響がでやすい時期でもあります。今回は、子どもがどのようにSOSを出すのかや、学校に行きたくないというときの対応などについて精神科医・田中康雄先生にお聞きしました。
日本で唯一の不登校専門紙「不登校新聞」。年々、夏休み明けに増え続けている子どもの自殺を止めるために、私たち親は何ができるのか、石井志昂編集長(不登校新聞)と牟田編集長(LITALICO発達ナビ)とともに考えました。
寺島ヒロさんの娘さん、いっちゃんは小学5年生から不登校になりました。今までコラム内では「小学校、中学校では話し合って、学校のほうにもご理解いただき、いっちゃんの無理のない範囲で通えるようにしてもらいました」と、書いていましたが、実は!この話し合い、結構大変だったんです……。
発達障害のあるリュウ太さんは、夏休み明けは毎年行き渋りがあったそう。気持ちは分かりますが、「行きたくない」「お腹痛い」と毎日朝から言われ母親のかなしろにゃんこ。さんも悩みの種でした。しかし、予想外の出来事で事態が好転して……!?
ASD(自閉スペクトラム症)と構音障害の長男けんとさんは、現在小学2年生。入学時から特別支援学級に在籍しています。昨年、1年生の夏休み明け、2学期に入ると特別支援学級の生徒数が急に増えていて……。先生の人員不足…そしてクラスは毎日大賑わいでけんとさんにもよくない変化が……。
(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
ADHD(注意欠如多動症)
注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。
ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。