娘の障害を受容せず中学受験を提案!?夫の行動に驚くも娘は乗り気で…【マンガ発達障害の子どもと私たち/りん編3話】
障害受容をしない夫と支援に繋がろうと奔走する妻。そして娘は小学校へ入学し……
娘の障害について理解してくれない夫。家族で話し合いができない中、妻は一人頑張って、児童発達支援へ繋がります。最初は泣いてばかりだったりんさんも、笑顔を見せるようになってホッとしたのでした。
そして就学前に受けた知能検査で、中度から軽度知的障害(知的発達症)と診断されたりんさんは、自閉症・情緒障害特別支援学級へ入学することになったのですが……。
以下から続きをお楽しみください。
特別支援学級でのりん

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「子どもの好きを伸ばしたい」

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娘の障害を理解しない夫が中学受験を提案。本人も乗り気になり
自閉症・情緒障害特別支援学級に入学、放課後等デイサービスにも通い、少しずつ成長していくりんさん。そんな中、夫はりんさんの「生き物好き」を伸ばしてあげたいと、私立中学校の生物部を調べて見学を提案、妻は困惑します。そしてりんさん本人の希望で予想外の中学受験が始まることになりました。
次回「自閉症娘の中学受験で家庭内はギグシャク…「障害のレッテルを貼っているのは君」と夫から責められ【マンガ発達障害の子どもと私たち/りん編4話】」は7月10日(木)に公開予定です。是非ご覧ください。
イラスト/志士ノまる
(監修:井上先生より)
自閉症・情緒特別支援学級に入級し、りんさん自身の障害特性に合わせた支援によって学校生活も順調にスタートしました。環境が整い行動面の問題が落ち着くことにより、学習も安定した成長が見られています。
学習面では、中学年以降は抽象的な学習が増え、特定の教科や単元で困難を感じる子どもも出てきますが、りんさんも好きなことや得意なことに関する動機付けを活かしながら全体的な学習を頑張っていたのだと思います。苦手分野の克服だけに力を注ぐのではなく、興味が高い分野を中心に学びの楽しさを重視して教えていくことはこの時期に大切なことだと思います。
(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」