【発達ナビ2025年ヒット10選】発達が気になる子どもの進路や加配、大人のADHD発覚、涙と共感の「りん編」など、人気体験談を総まとめ!
2025年もっとも読まれたコラムは?【ベスト・ヒット・コラム10選】
2025年も、発達ナビでは、発達障害のあるお子さんとそのご家族、そして当事者の方々のリアルな日常を数多くお届けしてきました。園での加配検討や、小学校での環境選択、そして大人になってからの再発見まで。特に、ユーザーの体験談をマンガ化したシリーズ「りん編」は、多くの読者に注目された人気コラムとなりました。 お子さんの年齢や現在の状況に合わせて、今年一番の「共感」が集まったエピソードをぜひご覧ください。
【幼児期】園生活と加配の検討
2歳でASD(自閉スペクトラム症)・軽度知的障害(知的発達症)の診断を受けたまゆゆちゃん。年中からの保育園入園にあたり、お母さんが最も不安だったのは「加配制度」についてでした。集団生活への第一歩、園との相談や当時の葛藤を丁寧に振り返ります。
【小学校低学年】受診の迷い・こだわり・転籍の悩み
ASD(自閉スペクトラム症)傾向がある、小学1年生のふーくん。
一見、順調に学校生活を送っているように見えましたが、面談で発覚したのは本人なりの「強いこだわり」と、通常学級での意外な困りごとでした。どこまで対応し、どう守るべきか。親としての切実な悩みを綴っていただきました。
現在、知的障害特別支援学級に在籍している7歳の息子さん。しかし、最新のWISC検査で「知的障害(知的発達症)の基準に該当しない」という結果が出たことで、お母さんの心は激しく揺れ動きます。「転籍すべきか、それとも……」環境の変化に悩むリアルな読者体験談です。
不安感の強さや感覚過敏がある小学2年生の息子さん。お母さんは「この程度で受診するのは大げさ?」と迷いながらも、将来を見据えて児童精神科の門を叩きました。
医師から告げられた、想像もしなかった「鋭い分析」とは?
【小学校高学年】転籍の決意・中学受験・家族の葛藤
特別支援学級に通う小学5年生のハジュくんが口にした「6年生からは、みんながいるクラスに行きたい」という決意。成長を感じる一方で、保護者としては「本当に大丈夫?」と戸惑いや不安が募ります。本人の覚悟と保護者の葛藤の記録です。
ユーザーの体験談をもとに、障害のある子を育てる家庭の衝突と再生を描くセミフィクション。2025年、最も多くの読者が涙し、考えさせられた大人気連載です。
体験談をもとに描く人気連載「りん編」がスタート。小学6年生のりんさんは、幼少期のパニックをきっかけにある診断を受けます。支援を急ぎたい母と、障害を認めようとしない父。
夫婦の温度差はどんどん開くばかりで……。
夫の勧めで中学受験に挑むことになった軽度知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)のりんさんですが、思うように成績が伸びません。そんな中、知能検査の結果をきっかけに夫から突きつけられた言葉に、妻は……。家族のあり方を問い直す結末です。
【中高・青年期~大人】不登校・宿題・本人の診断
「宿題をちゃんとやらせなきゃ……」と悩む保護者の方はたくさんいらっしゃると思います。ところが、ASD(自閉スペクトラム症)の兄妹を育てる寺島ヒロさんの家庭では、小学校の頃は宿題を「ほぼ放置」状態だったといいます。兄妹はその後どう成長したのか?長期的な視点での体験談です。
20代でASD(自閉スペクトラム症)、LD・SLD(限局性学習症)と診断された、当事者の方の回想録。
小学2年生から始まった行き渋り、そして不登校になった小学6年生。絶望の中にいた彼女の人生を変えたのは、通信制高校での「居場所」でした。今、学校で苦しむ親子に届けたいメッセージです。
発達ナビ連載ライターの星きのこさんが綴る、驚きの実体験エピソード。ダウン症のある小学4年生の息子・きいちゃんの個人面談で、担任の先生から提案されたのは「お母さんも検査を受けてみては?」という言葉でした。親子で向き合う発達障害の特性を綴ります。
これからも、悩みや葛藤を分かち合える場所として。皆さんの日常を支えるヒントをお届けします!
2025年に最も読まれたこれら10本の記事には、どれも悩みながらも一歩ずつ前に進む、リアルな家族の姿がありました。
正解のない子育てに向き合う中で、立ち止まりそうになることもあるかもしれません。
そんなとき、今回ご紹介した体験談が、状況を乗り越えるためのヒントや「明日も頑張ろう」と思える活力になればと願っております。
2026年も、発達ナビは皆さまの歩みに寄り添い、役立つ情報を発信し続けてまいります。 どうぞよろしくお願いいたします!※この記事は、AIの支援を受けて作成されました。記事の公開にあたっては、発達ナビ編集部が編集・校正・校閲を行っています。
(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
知的発達症
知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
ADHD(注意欠如多動症)
注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。
ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
SLD(限局性学習症)
LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。