子育て情報『褒めればいいってわけじゃない? 子どもの自己肯定感を下げる親の「NGワード」』

2019年3月27日 09:41

褒めればいいってわけじゃない? 子どもの自己肯定感を下げる親の「NGワード」

目次

・自己肯定感が低い子どもは生きづらい
・自己肯定感が低いのは親のせい!?
・ついつい言ってしまっているかも!?3つの「NGワード」
褒めればいいってわけじゃない?子どもの自己肯定感を下げる親の「NGワード」

最近、「自己肯定感」という言葉をよく目にしませんか?育児や教育に関するWebサイトや雑誌、書籍などにもたびたび取り上げられており、注目度の高さがうかがえます。

そんななか、日本人の自己肯定感は諸外国に比べて「低い」と言われ続けています。その要因のひとつとして挙げられるのが、親の言葉です。

いったい、どんな言葉が子どもの自己肯定感を下げ、どんな影響をもたらしてしまうのでしょうか。この記事では、子どもの自己肯定感を下げることの危険性と、親子関係との関連性、そして親が気をつけるべき「NGワード」についてご紹介します。

自己肯定感が低い子どもは生きづらい

自己肯定感とは、文字どおり自分を肯定的に捉える感覚を表す言葉です。自己肯定感の高い子どもは、自分の能力を信じたり、存在価値を認めたりすることができます。

逆に、自己肯定感の低い子どもは、自分の能力に自信が持てなかったり、存在価値が見出せなかったりします。
その結果、下記のような状態に陥る可能性が高くなると指摘されています。


1. 暴力行為がある
2. モチベーションが低い
3. 友達関係が上手くいかない
4. 過敏に反応する
5. 自分で判断できない
6. 授業の理解度が低い
7. 学校をよく欠席する
8. 学校をよく遅刻する
(自尊感情や自己肯定感に関する研究報告書平成22年3月慶應義塾大学調べ)

(引用元:NPOカタリバ|【自己肯定感】低い理由と対策)

これらは、自分で自分を苦しめてしまいかねない行動です。例えば、「1. 暴力行為がある」「3. 友達関係が上手くいかない」ことから友だちづくりにつまずき、「7. 学校をよく欠席する」「8. 学校をよく遅刻する」ことからますます周囲に馴染めなくなる、といったことが考えられます。あるいは、「2. モチベーションが低い」「6. 授業の理解度が低い」ことから学ぶこと自体を諦めてしまうということも。

では、こうした自己肯定感の低い子どもが成長すると、どんな大人になるのでしょうか。ビジネスニュースサイト「東洋経済オンライン」の「『自己肯定感』が低い人に現れる“残念な症状”」という記事には、自己肯定感が低いときに現れる症状として、下記3つを挙げています。■「不安」が先に立ち、人からの感謝の言葉を受け止められない
■ 忠告されたときに「怒り」が湧き上がる
■「恐れ」から、失敗をしたときつい言い訳をしてしまう

これらに共通するのは、マイナス感情です。

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