子育て情報『【熱中症対策】子どもたちを守るためサカイクキャンプが実施する万全の対策 -オンザピッチ編-』

2020年6月26日 15:28

【熱中症対策】子どもたちを守るためサカイクキャンプが実施する万全の対策 -オンザピッチ編-

今年は新型コロナウィルスの影響で学校が休校になったり、チーム活動の停止でサッカーの練習も思うようにできていないと思いますが、もうすぐ夏キャンプの季節がやってきます。休校の延長などによる運動不足により、身体が暑熱順化できていない上、気象庁の発表では今年の夏は暑いという予報も出ていて、例年以上に熱中症が心配です。

保護者のみなさんとしては、大事なお子さんを預けるキャンプでどんな対策をしているのか、気になるものですよね。

サカイクキャンプでは、安心・安全にサッカーに取り組めるようにさまざまな熱中症対策を実施していますので、まずは子どもたちがプレーをするピッチ上ではどんな対策をしているのかご紹介します。
(構成・文:前田陽子)

目次

・気温の高さだけではない。WBGTを基準に熱中症対策
・熱中症にならないように、サカイクキャンプのピッチで実施していること


【熱中症対策】子どもたちを守るためサカイクキャンプが実施する万全の対策 -オンザピッチ編-
クーラーボックスに氷を常備、15分に一度を目標に水分補給タイムを設けています

■気温の高さだけではない。WBGTを基準に熱中症対策

熱中症とは、高温多湿の環境下で体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体内の調整機能が破綻して発症する障害のこと。めまいや大量の発汗、こむら返りなどの初期症状(I度)、頭痛・嘔吐・倦怠感などの疲労感(Ⅱ度)、体温調節ができなくなる熱射病(Ⅲ度)の三段階に分かれます。初期症状の段階では日陰やクーラーの効いている部屋へ移動して、着衣を緩め、水分補給をするなどしますが、Ⅱ度以降は医療機関での診察が必要になります。


【熱中症対策】子どもたちを守るためサカイクキャンプが実施する万全の対策 -オンザピッチ編-
(引用:熱中症環境保健マニュアル 2018「熱中症になったときには」より)

消防庁の調べでは、7~9月の熱中症による救急搬送者数は2018年がピークとなっています。2019年の搬送者数は減少していますが、気象庁の発表によると今年は昨年より暑くなると予想されています。また、新型コロナウィルスの影響で暑熱順化できないまま夏を迎えるので、例年以上に注意が必要と言えます。

熱中症の予防に活用するのがWBGT(湿球黒球温度)という暑さ指数。気温、湿度、輻射熱などを取り入れて計測するもので、25℃以上になると屋外活動の警戒指数になり、28~30℃になると熱中症の発生、死亡数が多くなります。8月などの真夏はほとんどの日で25℃を超えるので、屋外活動の際には積極的に休憩を取り、充分な水分補給が必要です。

■熱中症にならないように、サカイクキャンプのピッチで実施していること

1.屋外での練習時間を工夫
キャンプ中はWBGT測定器を用い、数値を確認しています。

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