子育て情報『「自分で考えることが、選手にとって一番厳しい指導」元山梨学院サッカー部・長谷川大さんが語る選手が伸びる指導者のスタンス』

2022年4月11日 18:00

「自分で考えることが、選手にとって一番厳しい指導」元山梨学院サッカー部・長谷川大さんが語る選手が伸びる指導者のスタンス

2020年度の高校サッカー選手権大会で山梨学院高校を日本一に導き、前任の神奈川大学では日本代表のMF伊東純也選手(KRCヘンク)らを飛躍に導いたのが、長谷川大さんです。

指導者としてのキャリアをスタートさせた秋田商業高校での監督時代は、「社会よりも厳しい状況をあえて作り出し、社会に出た時に厳しいと思わせないようにしたいと考えていました」と振り返りますが、以降は自主性を育むため、選手が考え、判断する指導を重視するようになりました。

今回は指導者としての転機となった神奈川大での指導についてお聞きしました。
(取材・文:森田将義写真提供:長谷川大監督)

目次

・環境が変わったタイミングは、自分を変えるチャンス
・エネルギーの方向を変えるのが、指導者の役割
・選手自らが考えるのは、一番厳しい


「自分で考えることが、選手にとって一番厳しい指導」元山梨学院サッカー部・長谷川大さんが語る選手が伸びる指導者のスタンス


2020年の高校サッカー選手権で優勝した山梨学院高校サッカー部でも選手たちとの対話を大事にしていた

<<前編:元山梨学院サッカー部・長谷川大監督が育成年代で大事にする「再現性」を生む指導とは

■環境が変わったタイミングは、自分を変えるチャンス

母校でもある秋田商からの転勤を言い渡されたのを機に、新たなチャレンジを決めた長谷川さん。声を掛けてくれたのは、関東2部リーグに所属していた神奈川大でした。

「当時は秋田商業で選手、監督、先生をやっているから長谷川大があると思われていた。秋田商業では上手く行っていても、他に行ったら同じ指導は出来ないと思われていたと思います。ですから、自分が他のチームに行った際も、そこにある文化に応じて自分はこういう事もできるんだと示したかった。大学に行くからには、真に新しいチャレンジをしたかったんです」。

そのため「俺はずっとこうやって指導してきた」、「俺の考えはこうだから、生徒もこうしろ」といった上から目線での押し付けた指導ではなく、選手一人ひとりがどんな背景を持って、大学に進んだのか、どんな想いを持って今ここにいるのかを知る所からスタートしました。

同じ環境に身を置いていると何かを変えるには勇気がいりますが、環境が変わったタイミングは何かを変えるチャンス。長谷川さんを新監督に迎えた神奈川大の選手にとっても、立場や見られ方を大きく変えるチャンスでもありました。

神奈川大に就任した当初は、周囲から「厳しい人が来るぞ」と伝えられていたため、緊張する選手も多かったのですが、時間が経って打ち解けていくと「大さんは怖い人じゃなかったですね」と笑顔で言われるまで距離が近付いていきました。就任した2014年は、現在はV・ファーレン長崎に所属するMF奥田晃也選手が2年生でした。

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