子育て情報『プレーするとき腰の位置が高い。膝が固くてクッションが効かずボールコントロールができない子におすすめの練習法はある?』

プレーするとき腰の位置が高い。膝が固くてクッションが効かずボールコントロールができない子におすすめの練習法はある?

サッカーのプレーをするとき腰の位置が高い選手。膝が固いのが原因のようで、ボールコントロールが上手くない。

膝を柔らかく使うことを意識させようとしているが、なかなかうまく行かず......。練習の中に柔軟とか取り入れるべき?というご相談をいただきました。

今回も、ジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上のあらゆる年代の子どもたちを指導してきた池上正さんが、膝を柔らかく使ったボールコントロールが身につくメニューを紹介します。
(取材・文島沢優子)

目次

・衝撃を吸収するための「クッションコントロール」をやってみよう
・ボールを足の裏で止める動きもおすすめ
・腰を低くしろ、とは言わないで実は海外の選手もみんな腰が高い
・体幹の弱い子にも効果的なトレーニング


プレーするとき腰の位置が高い。膝が固くてクッションが効かずボールコントロールができない子におすすめの練習法はある?

(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)

<<止める、蹴るの上位スキル、上手い子たちがやっている「動きながら受けて、パス」を身に着けるにはどんな練習をしたらいい?

<お父さんコーチからの質問>

はじめまして。こんにちは。


街クラブで指導をしているものです。(指導年代:U-12)

一部の選手の話で恐縮なのですが、プレーをする際、腰が高い(膝が固い)ため、ボールをうまくコントロールできない選手がいます。

練習で意識させようとコーチングをしますが、なかなか改善されません。

柔軟などのメニューを取り入れるべきなのでしょうか。

有効的な練習方法(コーチング方法)を教えてください。

<池上さんからのアドバイス>

ご相談ありがとうございます。

最近の子どもたちの体型は我々世代とは明らかに変わってきています。子どもにもよりますが、足が長いです。
よって、腰が高く見えてしまうとも言えます。

ほかには、動きの要領がつかめない子も多そうです。

■衝撃を吸収するための「クッションコントロール」をやってみよう

例えば、手を使ってキャッチボールするとき、ボールを受けるためにキャッチの瞬間手を少し引きますね。手にあたる衝撃を吸収するための自然な動作です。

それと同じように、サッカーでも足にボールが当たる瞬間に少し力を抜くというか、衝撃を吸収するようにしてコントロールします。指導者の間で「クッションコントロール」と呼ばれる技術です。

このクッションコントロール、つまりボールを足下で止める練習をさせてください。対面パスをします。
その際、例えばコーチが相手をしてあげて、少し強めにボールを蹴ってあげてください。
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