【夏合宿の熱中症対策】安心して子どもを預けられる! サカイクキャンプが徹底する熱中症予防の秘訣とは?
熱中症から子どもたちを守る、サカイクキャンプの取り組み
夏休みにチームの合宿や、民間のサッカーキャンプに参加する子たちも多いですよね。子どもたちが大好きなサッカーを思い切り楽しんで、成長のきっかけにしてほしいもの。
しかし、気になるのは夏の暑さ。熱中症は、子どもたちの健康を脅かす大きなリスクです。
毎年開催しているサカイクキャンプでは、子どもたちが安全に、そして元気にサッカーを楽しめるよう、様々な熱中症対策を徹底しています。
今回は、長年サカイクキャンプに関わっている菊池健太コーチ、柏瀬翔太コーチ、そしてトレーナーの大橋優花さんに、その取り組みについて伺いました。

(サカイクキャンプ)
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菊池コーチ:いつもありがとうございます。 夏の合宿は、子どもの成長を大きく促す貴重な機会です。
保護者の皆様も、安心して子どもを預けられる環境を求めていると思います。
柏瀬コーチ:以前とは夏の暑さが変わってきている中で、これまでキャンプではコーチ陣もトレーナーの方と一緒に入念に打ち合わせをしてきました。やはり熱中症対策は非常に大事ですよね。
大橋トレーナー:はい。子どもたちの安全は第一です。 熱中症対策は、最も重要なテーマの一つです。
■熱中症対策の基本! WBGT(暑さ指数)の可視化と徹底した情報共有

柏瀬コーチ:具体的に、どのような対策をされているか、改めて教えていただけますか?
大橋トレーナー:まずは、WBGT(暑さ指数)の可視化です。気温、湿度などを数値化し、子どもたちにもわかりやすく表示することで、熱中症のリスクを把握しやすくしています。
菊池コーチ:WBGTを基準に、練習時間や休憩時間、水分補給のタイミングなどを調整していますよね。
大橋トレーナー:はい。それに加えて、現場ではスタッフ間での情報共有も徹底しています。体調の変化を見逃さないために、体重測定、体温チェック、そして子どもの表情を細かく観察し、異変があればすぐに共有し対応できるようにしています。柏瀬コーチ:スタッフ全員で、子どもたちの様子を把握していますよね。
大橋トレーナー:そうですね。
30人、40人の子どもたちの様子を一人で見るのは難しいです。ですので、スタッフ全員で情報を共有し連携することで、より安全な環境を提供できると考えています。