子育て情報『9月10日~16日は「自殺予防週間」しんどくなっている子どもへ、全国各地の児童館から呼びかけ「#じどうかんもあるよ」』

2022年7月25日 13:15

9月10日~16日は「自殺予防週間」しんどくなっている子どもへ、全国各地の児童館から呼びかけ「#じどうかんもあるよ」

全国の児童館を支援する一般財団法人児童健全育成推進財団(本部:東京都渋谷区、理事長:鈴木一光、以下児童健全育成推進財団)は、各地の児童館とともに生きづらさを感じている子ども、特に小学生や中・高校生世代へ向けたメッセージ「#じどうかんもあるよ」を8月1日(月)~9月16日(金)の期間にウェブサイトおよびSNS、ポスターやチラシ等で発信します。本メッセージの発信は、厚生労働省が提唱する9月10日(土)~9月16日(金)の「自殺予防週間」に向けて、子どもの命を守る取組の一助となることを目指しています。

9月10日~16日は「自殺予防週間」しんどくなっている子どもへ、全国各地の児童館から呼びかけ「#じどうかんもあるよ」

(このメッセージは子どもに寄り添い支援する児童館職員の意見からつくられました)

■子どもの自殺者数は高止まり、長期化するコロナ禍で子どものストレスも増加傾向に
文部科学省が今年2月に公表した調査『児童生徒の自殺対策について』によると、2021年に自殺した小中高生は473人で、2020年に過去最多となった499人から依然高止まりしています。自殺の原因・動機としては、「学業不振」「進路に関する悩み」「親子関係の不和」「病気の悩み・影響(その他の精神疾患、うつ病)」等が上位を占めており、コロナ禍の影響で子どものストレスも続いているとみられます。

■しんどくなっている子どもへ、全国の児童館からメッセージを
児童館は、子どもが自由に来館して過ごすことができる児童福祉施設であり、困ったときや悩んだときに相談したり助けてもらえたりする職員がいることが児童館ガイドライン(平成30年10月1日厚生労働省子ども家庭局長通知)に示されています。
児童健全育成推進財団が今年5月に公表した『2021全国児童館実態調査』では、配慮を必要とする子どもが利用する児童館の割合が明らかとなり、全国に4,379か所ある児童館のうち「家庭や友人関係に悩みを抱える児童の利用あり」と回答した館は約4割となりました。


9月10日~16日は「自殺予防週間」しんどくなっている子どもへ、全国各地の児童館から呼びかけ「#じどうかんもあるよ」


全国の児童館を通して、生きづらさを感じている子どもや命が危ぶまれる子ども、居場所がなく地域をさまよう子ども等に「#じどうかんもあるよ」のメッセージを届けるとともに、自治体児童館主管課、各地域の関連施設・関係機関等への取組の周知を図ります。
<「#じどうかんもあるよ」実施概要>
・期間:2022年8月1日(月)~9月16日(金)
・内容:
(1)「#じどうかんもあるよ」の周知広報
(取組例)
〇 ポスターにして館内・館外に掲示する
〇 チラシ・カードを印刷し、玄関、受付等で配布する
〇 児童館のお便り(広報紙)

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