美しくする為の筋肉を形成する、美筋形成エステティシャン。マナーアドバイザー。キレイになる為にはやり過ぎるくらいが丁度良い「過ぎる美学」提唱。本来の美しさを引き出す美筋アドバイザーとして、美と健康のセミナーを開催。プロのエステティシャンや接客業の方向けの執筆や講演など、美容に携わる業界で活躍中。
低体温は身体にも美容にも悪いことばかり!ということは 「体温36.5度が美肌の秘訣【前編:とてもこわい低体温の弊害】」 で、ご理解いただけたかと思います。平熱を36度台に上げるためにはこの前編でお知らせした事の反対を行えば良いという事になります。 バランスの良い食事を1日3回きちんと食べ、適度な運動習慣をつけ、ストレスを溜め込まないようにする。これが基本となりますが、今回はもう一歩踏み込んで、「体温36.5度でツヤツヤ美人になれる4つの習慣」についてご紹介したいと思います! ■1. 根菜を食べる 基本的に南国など温かい地域の食べものは身体を冷やす作用があり、反対に寒い地域や冬に食べられる食品は身体を暖める作用があります。特に根菜は身体の芯から暖めてくれるのでオススメです。胃腸にも優しいレンコンや、身体を温める効果抜群の生姜などを意識して食べると良いでしょう。 ■2. 入浴する 10分以上湯船に浸かる事で体温は約1度上がると言われています。と言っても、“今日はシャワーだけ”“今日は時間があるから半身浴もたっぷりと”といった偏った入浴では意味がありません。大切なのは毎日湯船につかる事です。継続は、力なりですね。 ■3. ノンカフェインでストレスフリー 人はリラックス状態の時は血流がよく、反対に緊張状態の時には血液の流れが滞りがち。交感神経を刺激するカフェインは控えて、ストレスフリーな生活を心掛けましょう。 ■4. 寝るときは靴下を脱ぐ 冷えてしまわないように靴下を履いて寝るという人もいますが、実は靴下を履いて寝ると体温がうまくコントロールされません。寝る直前までは冷えないように靴下を履くことは好ましいですが、寝る時は靴下を脱ぐことをオススメします。 ■体温と肌の関係 日本人の平均体温であり、身体にとって正常とされている体温は36度台。体温が36度台であれば、風邪などのウイルスと戦える免疫力もきちんと機能しています。 同時に体温が36度台以上であれば内臓の温度も正常に保たれ、本来の働きをしてくれるので肌のトラブルはもちろん、顔や身体のむくみも遠ざけてくれます。 また、代謝を活発にすることでターンオーバーも正しく行われるため、乾燥や肌の老化も防ぐ事ができます。 ■体温が1度上がると血流がぐっと良くなる 血流が悪いと顔がむくんだり、くすんだりしがちですが、体温が上がることで血の流れはぐんとよくなります。血液の働きのひとつに、細胞に栄養と酸素を届け、老廃物を取り除く役割があげられます。体温を上げる事によって血液の働きは活発になり、血流はぐっと良くなるのです。 以上、ご紹介した方法はすぐに実践できることばかりです。意外と簡単なこれらのテクニックを習慣化し、脱低体温を目指しましょう!
2013年11月22日人間の身体は36度台で正常に働くようにできています。ですが、最近女性、男性を問わず平熱が35度台という低体温の人が増えています。 35度台も36度台もそれほど変わらないと思っていたり、低体温でも特に問題ないと考えている人もいるかもしれませんが、低体温が原因で身体には様々な問題が起こってくるのです。そこで今回は「低体温」について、前編・後編に分けて詳しくご紹介したいと思います。 ■冷えと低体温の違い 冷え性と低体温は似ているようで、違います。 ・冷え性とは体温の高い低いに関係なく冷えを感じてしまう状態 ・低体温は身体を冷やした状態・体温自体が下がっていく状態 内蔵の温度が下がって、身体の芯から冷やしてしまうので健康状態に悪影響を与えてしまうのが低体温です。 ■低体温の原因 低体温の人が増えている原因は、食習慣や生活習慣の乱れと言われています。何気なく送っている日常生活の中に低体温を招く要因が数多く潜んでいます。 無理なダイエット、偏食、ジャンクフードの食べ過ぎによる栄養素の欠如や、運動不足による筋力低下。また、過度のストレスによる自律神経の乱れが挙げられます。思い当たるコトがあれば、少し意識することで低体温を改善できるかもしれません。 ■低体温の弊害 ・基礎代謝量が落ち太りやすくなる 人間の体温を維持するためにはエネルギーが必要です。そのため、平熱が高い人は体温を維持するために、より多くのエネルギーが必要になります。エネルギーとは基礎代謝のこと。平熱が高ければ基礎代謝が高く、平熱が低ければ基礎代謝は低いということになります。平熱が1度違うと、基礎代謝は12%違うと言われているので、かなりの差が出てくることになりますね。 ・免疫機能が低下し病気にかかりやすくなる 人間の免疫機能は36度台で活発に働きますが、35度台だとその働きが低下します。 35度台:ガン細胞が活発に動く体温 34度台:体の機能が狂い始め、なんとか生きてはいけますが神経の失調症やアレルギー症などを引き起こす体温 33度台:いつ凍死してもおかしくない、突然死も起こりかねない体温 新陳代謝が悪くなり老化が早く進む低体温は内蔵の温度が下がってしまうため、必然的に内蔵の動きが鈍くなります。すると顔や身体が浮腫んでしまうのはもちろん、肌細胞のターンオーバー(生まれ変わり)も上手くいかず、肌が乾燥し老化肌へつながります。 たかが低体温、とは言えない現代病の1つ。低体温であることにもっと問題意識を持ち、健康のためにも美肌のためにも、36.5度を目指しましょう。
2013年11月15日美味しい季節の「秋」到来! 気温も下がり過ごしやすくなってくると、身体が寒さに対応するために、皮下脂肪をむくむくと厚くしようとします。それに伴い食欲もむくむく増加。こってりと脂ののったものが美味しく感じられるようになってきます。 美味しい誘惑に負け、欲望のままに空き進むと、イベントごとの多い冬には大変なコトに~! そこで今回は【秋太りを防ぐ食事サイクル】についてご紹介したいと思います。 ■太りにくい身体を作る時間割 私達人間の体には、一日のサイクルを作る「体内時計」があります。この体内時計を上手に利用すると、効果的にダイエットを行うことができるのです。 (1)排出の時間帯 (午前4時~昼12時) 睡眠中は体内の代謝・解毒が行われ、朝には不要物を体外に排出しようと体は動き始めます。 この時間に消化しにくいものを食べると消化に時間がかかり、朝から体がだるくなり、脂肪を溜め込んでしまいます。この時間帯は消化に時間のかからない、生野菜や果物のフレッシュジュースなどがオススメです。 (2)補給と吸収の時間帯 (昼12時~午後8時) 起床後3時間程度経つと、身体がフル稼働を始め食事を摂る準備が整います。消化酵素の働きも活発になるので、食べたものの栄養素をしっかり吸収できるのです。この時間にしっかりと食事を摂ることが理想。 ポイントとしては生野菜や果物など酵素を含むサラダ類を加えること。そうすることで食べたものの消化を助け、代謝がスムーズに進みます。 (3)吸収と代謝の時間帯(午後8時~午前4時) 午後8時を過ぎると、その日の食べたものを消化・吸収し、体内で細胞の新陳代謝が行われます。この時間帯に食事を摂る人は要注意です! 食べたものが脂肪になりやすく、寝ている間も胃液が働き続けることになるので、身体がゆっくり休まらず睡眠の質も悪くなってしまいます。夕飯は午後8時前に済ませるか、それが難しければせめて寝る3時間前には食事を済ませるようにしましょう。 食べたものの質も大切ですが「夜の食事は太りやすい」ことをしっかり認識し、規則正しい生活を送ることがダイエット成功のカギ。体内リズムを正常に保てば胃腸をゆっくりと休めることが出来、睡眠の質も高まります。 これはダイエットだけでなく美肌を保つ上でも押さえておきたい大切なポイントですね。 食欲の秋に、暴飲暴食からの激太りという負のスパイラルに陥らないよう、食べる時間帯をしっかりと見極めて、秋の味覚を楽しみましょう。
2013年11月08日いよいよ食欲の秋本番。外食が多くなって体重が増えてしまった! という方も多いのではないでしょか? そのまま突き進めば、イベントごとの多い冬には大変なコトになってしまいますよね。そこで今回は、毎月やってくるヤセ期を利用し「食欲の秋に打ち勝つダイエット法」をお伝えいたします! ■女性ホルモンと生理周期 ダイエットに効果的な時期には2つの女性ホルモンと生理周期が大きく関係しています。その2つの女性ホルモンとは ・主に卵胞から分泌される「エストロゲン(卵胞ホルモン)」 ・主に黄体から分泌される「プロゲステロン(黄体ホルモン)」 卵胞ホルモンは、別名「ヤセホルモン・美肌ホルモン」と言われます。生理の終わりから排卵前にかけて分泌が多くなり、この時期は集中力が高まり、体調やお肌の状態も安定しやすくなります。 反対に、黄体ホルモンの別名は「おブスホルモン」。排卵後から次の生理にかけて分泌が多くなります。この時期は体内の水分を蓄えやすいので、浮腫みやすくなります。 また大腸の動きも低下するので便秘になりやくす、気持ちも不安定になりがちです。この2つの分泌リズムが=生理(月経)のリズムです。 ■気になる「ヤセ期・タメ期」とは ヤセ期: エストロゲンが分泌される卵胞期&排卵期 生理が終わってからの2週間がダイエットには絶好のタイミングです。この時期はストレッチやヨガ・ランニングなど、自分の好きな運動を無理なく行いましょう。 タメ期: プロゲステロンが分泌される黄体期&生理期 この時期は基礎体温が高いので、体重も増加しやすくダイエットには不向きです。ダイエットはひと休みしてゆったりと過ごしましょう。 ■ヤセ期・タメ期に気をつけるべき食事 ヤセ期: 糖質や主食の量をコントロールし、血糖値が急激に上昇するのを抑えましょう。また、食事の最初に「おから」や「わかめ」など食物繊維たっぷりの食材から食べると良いでしょう。 タメ期: むくみ防止効果のあるビタミンEや、鉄分などをたっぷり摂りましょう。 痩身やエステに通っているのに痩せない、定期的な運動や食生活の改善をしているのになかなか体重が落ちないという人は、ダイエットに効果的な生理後2週間に集中的に行ってみてはいかがでしょうか? 生理痛や生理不順、生理が止まってしまっている方は、まずは定期的に生理がくるような生活習慣を心がけてくださいね。
2013年11月01日血液型によって、向き不向きの食べ物があるのをご存知でしたか? これは各血液型が誕生した歴史的背景と、レクチンというタンパク質の凝固作用が関係しているようです。 食物を摂取すると体内では血液と食物の間で化学反応が起こります。特にレクチンというタンパク質が、血液を固める作用に大きく影響するのですが、血液型によって反応物質が違うため、特定の食品に反応するレクチンを避けることが大切です。 健康維持のため、美肌作りの中心となるのが食生活。せっかく良質な食事を心がけるのであれば、自分の体質に合ったものを摂りたいですよね。そこで今回は「血液型別! 会う食品・合わない食品」についてご紹介したいと思います。 人類はもともとO型のみでしたが、ライフスタイルの変化とともに食習慣も変化し、その食物に順応していく過程でその他の血液型が誕生したと言われています。 ■O型 (狩猟採取して生活していた民族) 狩猟民族の血を引くO型は、胃酸の量が多く肉類を消化する酵素が多いのが特徴です。タンパク質は肉類や魚類などの動物性のものを摂り、野菜や果物をバランスよく摂取しましょう。小麦や乳製品はうまく消化できないので、沢山摂るのは避けた方が良いでしょう。 合う食品:魚類、肉類、野菜、果物 合わない食品:小麦粉、乳製品 ■A型 (食物を安定して得るため農耕を始めた民族) 農耕民族の血を引くA型は、肉類を消化するのが得意ではありません。穀物と野菜中心の食生活=和食が最適です。タンパク質は魚類や大豆類から摂取しましょう。鳥肉以外の肉は避けたほうが無難です。また乳製品も得意でないので極力避けるようにしましょう。 合う食品:野菜、果物、大豆製品、魚類、豆乳、そば 合わない食品:肉類、乳製品、精白小麦粉 ■B型 (集団が大きくなり新天地を求めて遊牧した民族) 遊牧民族の血を引くB型は、消化器系と免疫系が強く、魚類や肉類・野菜・穀物・乳製品と色々なものを楽しめるのが特徴です。しかし、もともと日本人は牛乳の乳糖を分解する酵素を持っていない人が多いので、乳製品ならヨーグルトが良いでしょう。 合う食品:魚類、肉類(鳥肉や豚肉以外)、穀物、野菜、果物、ヨーグルト 合わない食品:鳥肉、とうもろこし、ごま、そば ■AB型 (文明が進み分散した人同士が混合した民族) A型とB型がミックスしたAB型は、両方の良いところと悪いところの両方を併せ持っているのが特徴です。A型に適しない肉類もAB型は大丈夫ですが、B型で適さない鳥肉は避けたほうが良いでしょう。タンパク質は魚類・豆類・発酵乳製品などから摂取しましょう。 合う食品:魚類、野菜、果物、大豆製品、穀物(そば、とうもろこし以外) 合わない食品:鳥肉、とうもろこし、小豆、ごま、そば 以上、血液型別にご紹介してきましたが、決して「合わない食品を食べてはいけない」というコトではありません。もし、何か肌トラブルで悩んでいる場合は、上記を参考に取り入れてみてください。
2013年10月25日月には神秘的で不思議なパワーがあります。特に女性は月と密接な関係があり、心身共に月の満ち欠けと一緒に変化しています。 古くはクレオパトラの時代から「月光浴は最高の美人薬」と言われ、入浴の後に薬草と香油を塗り月の光の下でリラックスし、美貌を保っていたと伝えられています。 月の光を浴びることでバイオリズムが整い、より美しく女性らしく輝けるのです。そこで今回は【月の光を利用した美肌術】についてご紹介したいと思います。 ■新月から満月にかけての美肌術 新月から満月にかけての周期は、月が少しずつ丸くなっていくのと同じように、肌や体は水分や栄養分を溜めていきます。スキンケアは保湿に重点を置いたパックなどのスペシャルケアが向いています。新しいことにチャレンジするのにも適している時期ですので、スキンケアを新調するのにも最適です。 潤いのある肌作りには向いていますが、代謝が落ち、むくみやすい時期であるとも言えます。食べたものを体内に溜め込みやすくなっているので、脂っこいものは出来るだけ避け、身体を浄化するようなヘルシーな食事を心がけると良いでしょう。 ■満月の過ごし方 満月の日はホルモンバランスが崩れるためか、衝動的・攻撃的な感情が高まるようです。満月の前後にイライラしても、一時的なものとして気にとめないのがオススメです。 〈オススメのアロマ:リラックス系〉 イランイラン・オレンジスイート・カモミール・クラリセージ・サンダルウッド・シダーウッド・ベルガモット・ラベンダー ■新月の過ごし方 新月は「放出」する作用が最も強い時です。サウナや半身浴などをすると、汗がたくさん出て効果的ですし、タバコやアルコールを辞めるのにも向いています。また精神的・内向的なカンが冴える時なので、精神的なことや瞑想的な思索をしてみると思いがけない実力が発揮されるかもしれません。 〈オススメのアロマ:集中力系〉 サイプレス・ジュニパー・ペパーミント・マージョラム・ユーカリ・レモン・ローズマリー ■月光浴中に気をつけること ゆっくり腰かけられるものか、寝そべることができるものを用意し、リラックス出来る服装で過ごしましょう。飲食はかまいませんが、アルコールの摂取は控えた方がよいでしょう。月光浴後は出来ればお風呂に入ったり身体を拭いたりするのは避け、そのままベッドに直行して就寝して下さい。 月の素晴らしいパワーでお肌も心も身体も浄化し、心身ともに健康で美しくなりましょうね。
2013年10月18日肌や体型の衰えは、年齢を重ねる上で避けては通れません。できればこの老化を食い止め、いつまでも若々しく健康で輝いた女性でありたいですよね、これがアンチエイジングという考えです。 アンチエイジングのために必要なスキンケアを実践する! これはとても大切なことですが、このスキンケアのやり方を間違えてしまうと、アンチエイジングにつながるどころか、むしろ逆効果になってしまう可能性があります。 そこで今回は「今すぐやめるべき! 肌を老化させる3つのスキンケア法」についてご紹介します! ■自己流のフェイシャルマッサージ お顔のマッサージで血流を良くし、筋肉に刺激を与えることはアンチエイジングにつながります。それならスキンケアをしながら同時にマッサージも取り入れればお化粧品の浸透も良くなるし、さらなる効果が得られるのでは? この考え自体は間違っていないのですが、素人判断の自己流マッサージはアンチエイジングに逆効果の結果を招く恐れがあるのでご注意を! 問題はマッサージをする際の力の入れ方にあります。自己流で行うマッサージの力は自分で思っている以上に強い力になりがちです。また、長い爪の指による刺激がシミの原因となったり、シワを伸ばそうとして強引に引っ張り上げると、さらにシワを増やしてしまう結果になります。マッサージをご自宅でのスキンケアに取り入れたい場合は、正しい知識を得てからにしましょう。 ■スキンケアの要のクレンジング 美しい素肌を保つための要のステップとなるのがクレンジングです。手間と時間をかけ、自分の肌質に合ったものを選んで使って欲しいのですが、アンチエイジングの観点から、出来れば避けていただきたいのがシートタイプの拭き取りクレンジング剤。 これも拭き取りの際にどうしても力が入ってしまい、肌質への摩擦によるダメージが大きいです。毎日の使用がクスミを発生させる原因となります。また無理にこすると、大切な角質層を傷つけてしまい、肌を乾燥させてしまいます。ささっと手軽に行えるのが魅力ではありますが、どうしても…という時だけにしましょう。 また、「クレンジング剤でのマッサージ」は絶対にやめましょう。自己流のマッサージによるリスクがあるだけでなく、汚れを肌にすり込んでしまう結果となります。クレンジング剤は強く肌にこすりつけたりせずに、優しく丁寧に、なじませるようにしましょう。 ■化粧品の好転反応? 季節が変わる秋になると、夏用から冬用に化粧品をチェンジする方も多いのでは? 新しい化粧品に変えた時に肌にヒリつきを感じたら注意が必要です。「ヒリヒリする=炎症を起こしている」可能性が高く、肌の抵抗力が低くなるからです。 炎症を起こした肌は外部からの刺激に弱くなり、ちょっとした摩擦や紫外線の刺激でも過敏に反応し、シミやくすみの原因となってしまいます。肌が新しい化粧品に馴染もうとしている好転反応とは受け取らない方が良いですね。 自分の肌に合った正しいスキンケアで「秋の肌老化」を防ぎ、いつまでも健康で美しい素肌をキープしましょう。
2013年10月11日今年は記録的な猛暑日が続いたので、冷たいものを飲んだり食べたりする機会が多かったのではないでしょうか? 夏の疲れがどっと出てしまい、バランスを崩しやすい初秋は、体全体が浮腫みやすい時期でもあります。そこで今回は、「ムクミの原因と解消法」についてご紹介いたします! ■そもそも、なぜ浮腫みは起きるのか? 私達の身体の約60%は水分でできています。リンパ液の流れが悪くなることで、老廃物の排出がうまくいかなくなり、水分バランスが崩れることから浮腫みが起きてしまいます。一般的なむくみの原因は ・長時間同じ姿勢(座ったまま・立ったまま)での仕事や作業 ・塩分&水分の取り過ぎ ・冷え ・睡眠不足による疲労 などが挙げられます。また、女性の場合は、生理時・妊娠中・産後など、ホルモンの濃度の関係で浮腫む人が多くいます。 同じ姿勢で長時間いると、水が一定のところに溜まってしまうので、夕方足が浮腫むのは、夜になるとだんだん重力で水が足のほうに溜まってくるからです。朝履けたブーツが、帰宅時になるとパンパンになるのは、このせいですね。 朝に顔が浮腫むのは、重力で水分が全身へと、均等に分配されるからです。更に浮腫みを助長させるのは、塩分です。塩分は水分を溜め込みやすい性質なので、お酒を飲みながら塩分たっぷりの食事を食べると、次の日の朝は顔が浮腫んで鏡を見てびっくり、ということになり兼ねません。 そして冷えは血行不良を引き起こすので、日中にクーラーで冷えた部屋で過ごすのも、浮腫みの原因となります。 ■浮腫んでしまった時のレスキューケア 女性は男性より筋肉量そのものが少なく、基礎代謝も低いので、脚からの血流が心臓に戻りにくく、脚のむくみに悩む方が多くいらっしゃいます。そこで、むくんでしまった時のレスキューケアをご紹介! 1. ひざ周りを揉みほぐす ひざ頭を手のひらでガッと掴み、ひざのお皿の周りを親指でグイグイ押すと、痛いツボに当たります。その周辺を垂直に真っ直ぐ押すように揉みほぐします。膝は水分が溜まりやすいので、夜にほぐしてから寝ると、次の日の朝浮腫みが軽減し、足が軽くなります。 2. 両手で足首から上へ 両手で足首を掴み、そのまま足の付け根方向に向かって流します。リンパ液は皮膚の浅い部分を流れているので、肌をさする程度の強さで、両足3回ずつ行います。 3. 正座 自分の体重を利用する、最も簡単な方法です。ただし、長い時間の正座は禁物。1回30秒、足の筋肉を刺激する程度に行いましょう。 浮腫みや冷えは、身体からの信号です。「浮腫みはそのうち回復するだろう」と呑気でいると、脂肪も蓄積されやすくなり、太りやすい体になってしまいます。 浮腫みのポイントは、「すぐに解消すると良い」ことです。今からすぐにできる、浮腫み解消法から始めてみてください。
2013年10月04日睡眠不足が続くと、お化粧ノリが悪かったりニキビができてしまったり…。そんな経験はありませんか? 肌細胞は睡眠中に再生するため、睡眠不足は美肌へのダメージがとても大きいのです。特に重要なのは眠り始めの3時間。この最初の3時間に成長ホルモンが分泌され、肌細胞の新陳代謝が行われます。 「快眠無くして美肌は手に入らない」と言っても過言ではありません。そこで今回は、美肌を保つ上でとても大切な「美肌を作る睡眠法】についてご紹介いたします。 ■睡眠前の過ごし方 ●入浴&軽いストレッチ 心地良い眠りにつくために、ぜひ取り入れて欲しいのが、入浴と軽いストレッチです。どちらも筋肉をほぐし血行を良くするため、寝つきがとても良くなります。 入浴後1時間が一番眠りやすいタイミング! 入浴中に温まった熱を体外に逃がすと同時に、身体が睡眠のための準備を始めるからです。お風呂の温度は40℃以下、時間は20分程度を目安に。ストレッチも5分程度で十分です。大切なのは、続けること。無理のない範囲で習慣化していきましょう。 ●寝る前に飲んではイケナイものは? カフェインを含んだ飲み物は出来れば避けたいところ。カフェインの覚醒作用は飲んで30分後から作用し、最大で4~5時間続くと言われています。またアルコールも質の高い睡眠を得るためには向いていません。睡眠中に体内でアルコールが分解されると眠りが浅くなるからです。寝酒派の方はご注意を。 ■快眠出来る環境作り ●枕は5度のカーブを目安に 快適な睡眠を得るためには「枕」選びはとても重要です。高すぎると首にシワができてしまったり、気道を狭くし呼吸に障害をきたす事もあります。 また低すぎると真上を向いてしまいます。立っている時と同じ様な態勢でいるのがポイントです。枕・布団・シーツ等の寝具は通気性の良いものを選ぶ事も大切です。 ●寝室の温度 夏は26℃前後・冬は18℃前後 美肌をキープするために、夏は除湿・冬は加湿にも気を配りましょう。 ●快眠へと導くアロマ アロマテラピーの効果を利用するのもオススメです。リラックス&肌荒れにも効果があると言われている精油は「ラベンダー・サンダルウッド・ローズ・ローズウッド」等。好みの香りに包まれて素敵な眠りにつきましょう。 ●携帯電話は出来るだけ遠くへ 眠る直前までパソコンやスマートフォンを見ている方も多いのでは? 夜は見ないようにしている…という方も枕元に置いていませんか? 電源をOFFにしていてもかなりの電磁波が本体から発生し、これが睡眠の質を落としているというデータがあります。どうぞご注意下さいね。 自分が床に就いた時に「気持ちイイ~、安らぐ~」という感覚を得られるものが、全ての選択の基本となります。自分の美肌を、ひいては質の高い充実した人生につながる「睡眠」について、改めて見直してみましょう。
2013年09月20日女性のお肌の悩みで常に上位ランクに上がってくるのが「毛穴の開き、黒ずみ」。肌表面の緩みやタルミに加え、皮脂やメイクや汚れなどが毛穴に詰まり、角栓となる事が原因にあげられます。 赤ちゃんのようにつるつる、すべすべした毛穴の目立たないお肌は多くの女性の憧れですよね。そこで今回は、毛穴レスな美肌を手に入れるための3つの方法についてご紹介いたします! ■洗顔編 毛穴の出口付近にある皮脂腺から、皮脂は毎日1~2g分泌されます。皮脂はお肌を保護するために無くてはならなものですが、メイクや汚れと混じり合い酸化したものが、毛穴を目立たせる黒ずみの正体です。まずはこの汚れを除去しなければいけません。 毛穴の黒ずみ除去に役立つアイテムに、ディープクレンジング剤(オイルやクリーム系のもの)、スクラブやブラシ、超音波の効果を利用した洗顔機器など、様々なものがあります。 乾燥が原因で皮脂が過剰に分泌し、毛穴が開くこともありますので、脱脂力の強い洗顔料や洗い過ぎには注意しましょう。いつもの洗顔にこれらのアイテムをプラスするのも良い方法ですが、見落としがちなポイントが「洗顔のタイミング」です! 酸化した皮脂や汚れは時間が経過する毎に黒くなっていきます。(天ぷら油と同じですね)帰宅したら手洗いをするのと同じように、洗顔時間を早めてみましょう。 ■引き締め編 毛穴の広がる原因は大きく分けて2つ (1)皮脂や汚れが酸化して硬くなり角栓となる (2)肌のハリ・弾力が低下し、肌表面のキメが乱れる これにより、毛穴が大きくなります。まずは自分の毛穴が目立つ原因がどこにあるのかを知る必要があります。 どちらにしても、開いた毛穴を閉じるのに有効なアイテムは、化粧水。ストリンゼン(収れん)作用のあるものを活用して、5分程度のコットンパックを取り入れてみましょう。 伝統的なハマメリス水、ますます注目を浴びる炭酸水など、収れん作用の化粧水は「引き締め」を目的に処方されています。保湿アイテムをプラスすることも忘れずに。 ■内側のケア編 年齢を重ねると肌の弾力を司る成分や筋肉が低下し、タルミ現象が起ります。このタルミにより毛穴も緩み、目立ってきます。ここで大切なのは、肌の外面からだけではなく内側のケア!サプリメント等を利用するのも1つの手ですが、やはり基本は毎日の食生活にあります。 ・ビタミンC ・ビタミンB群 この2つは肌の弾力と皮脂のコントロールに不可欠なビタミンであることは有名ですが、さらに追加したいのが ・ビタミンAとE こちらは毛穴を小さくさせる効果があるようです。食べる美容液とも言われるアボカドがオススメですよ。 以上、3つのポイントを参考に「毛穴レス美肌」を目指しましょう。
2013年09月13日秋になってもまだまだ残暑が厳しく、体力・気力共に消耗してしまう日が続きます。せっかく頑張ってメイクをしても、目的地に着いた時には、すでに汗や皮脂でメイクがドロドロに…! 夏が過ぎても、そんな方は多いのではないでしょうか? そこで今回は、夏の終わりの疲れ肌に化粧崩れを防ぐ3つの方法についてご紹介いたします! ■スキンケア編:ポイントは3つ!「冷やす・引き締める・保湿する」 まずは洗顔後の肌を冷やし、皮膚温を下げましょう。冷やしたタオルや保冷剤を包んだガーゼを軽くお顔に当てる等、取り入れやすい方法で試してみましょう。ここで重要なのは冷やす時間。目安は「3分以内」です。長く冷やし過ぎると頬に赤みが出る事があるのでご注意を。 次にアストリンゼン効果=収れん化粧水で、毛穴を引き締めましょう。毛穴が開いているとファンデーション等のメイクが毛穴に入り、肌に影が出来てしまいます。収れん化粧水をコットンに含ませてコットンパックをしたり、時間がない時には優しく拭き取るだけでも効果的です。 そして一番大切な、保湿。肌は水分と油分のバランスを一定に保とうとする働きがあります。保湿を怠り油分が不足すると、逆に皮脂が過剰に分泌されてしまい、化粧崩れにつながります。しかし過剰な油分もまた化粧崩れの原因となりますので、クリーム等で保湿した後はティッシュオフの一手間をお忘れなく。 ■メイクテク編:ここでもポイントは3つ!「薄く・ムラなく・軽やかに」 スキンケアが終われば、メイク下地から。下地のポイントはとにかく薄く均一に伸ばすこと。きちんとスキンケアが出来ていれば、ムラなく密着した状態を作れます。同じく重要なのが、ファンデーション。いかにムラなく密着させるかがカギとなります。 クリームタイプのものは手全体を使い密着させた後、指でやさしく押さえ込みましょう。手を使うメリットは体温によって密着度が上がるからです。 固形タイプで「水あり・水なし両用タイプ」と記載のあるものを使用の方は、夏は「水あり」がオススメ。水分が気化することでファンデーションがよりしっかりと密着し、化粧崩れを防いでくれます。使用感も爽やかで気持ちがイイですよ。 そして仕上げのパウダー。こちらはとにかく軽やかに。大きめのパフでやさしくふんわりとお顔全体にベールをかけましょう。大きめのブラシで余分なお粉を払ったら、最終の仕上げに手の平全体でお顔を包み込むように1プレス。これで暑い日でも化粧崩れしにくい美肌の完成です! 全ての工程を丁寧に、一手間プラスするだけで、お化粧持ちが格段にUPします。以上の工程を参考に、暑い日でも涼やか美肌を目指しましょう。
2013年09月06日紫外線を浴び、冷房で乾燥する夏は、自宅でのスキンケアは忙しくなりますね。毎日朝晩必ず行い、日々の努力が実を結ぶスキンケアで、一番基本となって大切なのが、化粧水の塗布です。実は化粧水の塗布の方法で、小顔セルフマッサージの効果が変わります! 私のサロンで行っているフェイシャルマッサージは、大きく分けて2種類あります。 1. 血液やリンパの流れを良くして上質な筋肉作りをしながら、皮膚のたるみを下から上にぐいっとリフトアップさせて、骨格を整えるマッサージ。 2. 深い所にある筋肉を細かくほぐしながら、関係する経穴(ツボ)をリフトプッシュ法と言う筋肉を底上げする方法と、パルペルーレと言う深部肌組織を元気にさせる方法により、短時間で小顔作りをするマッサージ。 実は、リフトアップと小顔作りは、似ているようで全く違います。マッサージの効果を上げるには、お肌の土台作りが必要です。化粧水をお肌に塗布する場合は、コットンを使用したり、手の平を密着させたりと、色んな方法がありますが、小顔作りのためのおススメ方法が「パチパチ浸透法」です。 そこで今回は、小顔セルフマッサージをする前の、自宅で簡単にできる化粧水塗布の方法をお伝えします! ■パチパチ化粧水浸透法のやり方 それでは実際にパチパチしてみましょう。やり方は超簡単! ●化粧水を適量取り、左右交互に手の平全体を使って化粧水を入れ込むように、お肌をパチパチ叩きながら塗布します。 ●リズミカルに交互にパチパチし、手の平をピタッとお肌に付けながらすると、効果が高まります。 ●乾燥が酷い場合は、化粧水が浸透してお肌の上から無くなったら、2度同じように行います。 ●保湿ケアは、水分を入れ込む! 両手でパチパチパチパチと、ひたすら入れ込む。 私は月に150mlの化粧水ボトルを2本使います。美肌作りは、毎日積み重ねて行う事が、非常に大切です。セルフマッサージの前に、しっかりと水分を入れ込み、土台作りをしてください。 ■乾燥は、肌病の元 パチパチ浸透法は、お肌を活性化させ、新陳代謝が良くなり、マッサージをする前に細胞が元気になって、マッサージ効果が高まります。もし肌質が解らない場合や不安な時は、弱い力でゆっくり行って、テストしてみると安心です。 乾燥は、表皮の水分が減り、肌表面の免疫力が下がり、肌トラブルが起こりやすくなります。乾燥による目元の細かいちりめんジワは、放っておくと、深いシワになってしまいます。「乾燥は、肌病の元」です。小顔の土台作りと同時に、大きなトラブルになる前に、簡単自宅ケアで美肌作りをしましょう。
2013年08月20日セルライトの正体は、脂肪と老廃物の塊です。セルライトは太ももやお尻などの脂肪の多いところにできやすく、オレンジピールスキンと言って、オレンジの皮のようになる現象で、お肌がデコボコします。セルライトができてしまうと、血管やリンパ管を圧迫し、血液やリンパ液の流れが悪くなり、代謝が低下します。 すると、浮腫みや冷え性だけでなく、どんどん痩せにくい体になって悪循環となり、酷くなると健康を害する場合もあります。エステのセルライトケアは、肥大化し、固まったセルライトを通常の状態に戻るように、徐々に離れさせるマッサージや、美容機器・化粧品を使います。 一度でセルライトが柔らかくなるだけではなく、サイズダウンすることも多いのですが、痩せたと思って喜んでいると命取りです。より効果的に痩せるために、今回はセルライト分解エステ後のダメな生活習慣をお伝えします! ■腰が重いダメダメ習慣 「運動は明日からしよう」こう思って、1年経っていませんか? 「暑いから車でコンビニまで行こう」こう思って、車生活になっていませんか? 「ジムに通いたいけど、どうしようかな…」こう思って、自宅でゴロゴロしていませんか? せっかくエステで結果が出たにも関わらず、効果的なダイエットができていない方の共通することが、腰が重いこと。実はセルライトを分解した後は、脂肪燃焼し易いので、エステ後に運動をすると脂肪が減りやすくなります。 せっかく一日でウエストマイナス3センチが叶ったら、キープしたいですよね。腰が重くなるほど、体重も重くなるので、時間を取って運動することは勿論ですが、楽をせず体を動かすようにし、自然と基礎代謝(=呼吸をしているだけで使うエネルギー)をアップさせる体作りを目指しましょう! ■思い込みのダメダメ思考 「エステに行ってるから、少しくらいダイエットサボっても大丈夫…」この気持ちを持ってしまうと、残念ながら既にダイエット失敗です。 エステサロンでのダイエットコースは、それだけで痩せるという気持ちで行くよりも、自分に合ったダイエット方法を見つけ、より効率良く痩せるように頑張るという気持ちで受ける方が、断然結果が出やすくなります。 本当の意味でのダイエット成功とは、その時に数キロ痩せるという結果だけでなく、痩せた後にダイエットの必要がなくなる思考になることです。エステティシャンと二人三脚で頑張り、その後の食事や運動法、日々の生活習慣でのケアもアドバイスしてもらいましょう。 ■体重計のダメダメ習慣 体重が減ると、嬉しいですよね。もっと減らしたい、もっともっと頑張りたいという気持ちになるのは良いのですが、ダイエット中は「停滞期」という、体重が減らない時期があります。 数ヶ月間は、努力しているのに痩せないという嫌な時期になるので、やる気がなくなってしまう方が多いです。そんな時は、毎日体重計に乗って数字ばかり気にするのではなく、ウエストやヒップ・太もものサイズを測定し、見た目のダイエットにこだわりましょう。 体重が減っていない時は、脂肪は減っているけど筋肉が増えているので、体重は変わらなかったり逆に増えてしまったりすることもあります。でも安心してください、努力を続ければ必ず結果は出ます! 美しいボディーラインを手に入れるには、脂肪の多さを気にするよりも筋肉が引き締まっているのかをチェックし、より綺麗な女性らしい体作りを目指します。ダイエットは永遠のテーマですね。コツが見つかると結果も出やすくなるので、効果的なダイエットを見つけて、いち早く美ボディーを手に入れましょう!
2013年08月13日「エステサロンは何となく敷居が高い」「エステは一度も経験したことがない」という方でも、フェイシャルエステには興味がある…という方は多いのではないでしょうか? エステサロンで行うフェイシャルエステは、通常自分では限界があるお肌のお手入れを、プロの知識とテクニックによって、お肌を健康的で理想の状態へと近づけてくれます。 せっかくエステを受けたのであれば、その効果を最大限に保ちたいですよね! そこで今回は、あまり知られていない、エステ後に注意すべき3つのポイントを紹介します。 ■1. 保湿をしないとダメ! 肌質にもよりますが、実はフェイシャルエステ後の肌は、少し乾燥しやすくなっています。何故かと言うと、エステサロンで使用する化粧品や美容機器には「プロユース」というカテゴリーがあり、プロのエステティシャンのみが扱える、より効果的な商品と位置付けられているものが数多くあります。 それは普段のお手入れよりもより効果的ですが、肌への刺激が高くなることがあります。必要な部分に必要なケアを行い、お肌は通常よりも活発に動かされています。そのためフェイシャルエステ直後は、いつもよりお肌が敏感になる場合があるのです。 そのため、自己判断で行うマッサージやパック等の、刺激を与えるお手入れは避けた方が得策! 普段よりも注意して、ゆっくりとお肌を休めてローションパック等の保湿をしてあげると、エステ本来の効果が持続するでしょう。 ■2. 紫外線に当たるとダメ! フェイシャルエステ後のお肌は「刺激を受けやすい=日焼けをしやすい」状態になります。「せっかくエステをしたのだから、何も付けたくない! 」というお声をよく聞きますが、エステ後だからこそ油断禁物。 サロンからの帰り道を含め、外出する際にはUVケアを怠らないよう注意しましょう。担当エステティシャンに「当日すべきお手入れ 」と「その後継続してすべきお手入れ」を詳しく聞いてみるのがオススメです。 ■3. お菓子を食べたらダメ! 「フェイシャルエステ=外面美容」でせっかくお肌のお手入れをしても、食事から摂取される「栄養素=内面美容」が偏ったり、不足していると、理想のお肌は手に入りません。 また、美肌のポイントとなる肌の生まれ変わるサイクル(ターンオーバー)を正常化させるためには、適切な食事・睡眠・運動が欠かせない要素。そこで気を付けたいフェイシャルエステ後の食事について3つのポイントを教えます。 ・たっぷり水分補給 ・ビタミン豊富な消化の良い食事 ・過度の糖質摂取を避ける フェイシャルエステ後は血行が良くなり、摂取した栄養素の吸収率が上がります。そのため美肌に良いとされる野菜やフルーツ等のビタミン豊富なものを摂り、逆に「糖化肌」を招く油脂や糖質たっぷりのお菓子やジュース類は避けた方が良いでしょう。以上のことに気をつけ、エステの効果を最大限にUPさせましょう。
2013年08月06日数年前は、少し意識をして食事制限をすれば体重が減ったのに、年々ダイエットが難しくなってきた…そう思うことはありませんか? その大きな原因の1つは、加齢とともに体内の基礎代謝が下がってしまうこと! 美ボディを手に入れる、ダイエットのポイントは「体を動かす最低限のエネルギーの量=基礎代謝」をいかに高めるか、にあると言えます。今回は、実際私のサロンで成功者続出の、基礎代謝を上げながらウエストを3センチ減らす、ミラクルな呼吸法をお伝えしましょう。 ■腹式呼吸に変えるだけでダイエット効果が絶大! 「腹式呼吸」とは、通常胸でおこなう呼吸を、お腹を膨らませて息を吸い、お腹をへこませて息を吐く方法。腹式呼吸をすると、腹筋や大胸筋が鍛えられ、基礎代謝がアップします。 そして大量の酸素を体内に取り入れるため、脂肪が燃焼しやすい身体を作ることにもつながります。普段何気なくしている呼吸を腹式呼吸に変えるだけで、痩せやすい身体になれるなんて、最高のダイエット法ですよね。 ■本気の腹式呼吸5回 「鼻から吸い込んだ息を一旦お腹にため、口から吐き出す」これが腹式呼吸の基本となります。さらにもう1歩進んだ本気の腹式呼吸で、ダイエット効果アップです。 1. 口をすぼめた状態で、息を長く吐きお腹がぺたんこになるまでへこませる 2. お腹を凹ませた状態で、10~30秒キープ!(限界まで) 3. キープしている時間に、一緒にお尻の穴も引き締める 4. 鼻からゆっくりと空気を吸い込み、お腹を膨らませる 5. 限界まで空気を吸い込んだら、5~15秒キープ!(限界まで) 呼吸を意識し、限界ポイントまでおこなう「本気の腹式呼吸」を実行すれば、インナーマッスルが鍛えられ、基礎代謝が高まるのです。 ■基礎代謝をアップする「ながら呼吸習慣」 一度正しい腹式呼吸をマスターしてしまえば、あとは簡単。毎日の腹式呼吸の回数を増やすだけです。 ・デスクワークをしながら ・テレビをみながら ・電車や車で移動しながら ・歩きながら ・仰向けになってリラックスしながら 「ながら呼吸習慣」は、場所や時間を気にせず基礎代謝をアップさせることが可能ですので、是非試してくださいね。 本気の腹式呼吸は、お腹を大きく膨らませたりへこませたりするため、それだけで単純な腹筋をしているよりも、さらに大きな筋力を使います。1ヶ月でウエストマイナス3センチも夢じゃありません!少しの意識と毎日の積み重ねで、自然と痩せられる美ボディを目指しましょう!
2013年07月22日「筋肉を増やすと痩せやすくなるということは、聞いたことがある」「筋肉を増やすと基礎代謝が上がるというのも、聞いたことがある」では、どうすればダイエットに効果的な筋肉が作れるの? 今回は、全身の消費カロリーが増えて体重を落としやすくする、ダイエットのための筋肉作りをお伝えしましょう! ■痩せるための筋肉作りのポイント 筋肉が増えると使うエネルギーが多くなるので、消費カロリーが増えるということは、前回お伝えしました。痩せるための筋肉作りのポイントは、ずばり!大きな筋肉を鍛えること! 人間の体の中で大きな筋肉といえば、お腹の筋肉と太ももの筋肉です。小さな筋肉をコツコツ鍛える前に、大きな筋肉を動かして、基礎代謝をアップさせましょう! ■お腹スッキリ「腹直筋」 夏でも冬でも、年中ダイエットしたい箇所は、ウエストです。私はエステティックの施術をしてから、ウエストのサイズをキープしていただくために運動法をお伝えしますが、毎日実行している方は必ず効果が出ています。 お腹周りは1週間努力すると、1~3センチは変わるのです。ポッコリお腹に効果的なのはズバリ「腹直筋」を鍛えること! 1. 膝を立てて横になり、頭の後ろで手を組みながら、腹筋の準備をする。 2. 10秒かけて息を沢山吸う。 3. 息を吐きながら10秒かけてゆっくりと起き上がり、背中を丸めて腹筋運動をする。 4. 座った状態で10秒かけてゆっくりと息を吸えなくなるくらいまで沢山吸う。 5. ゆっくりと口から息を吐きながら、10秒かけて戻る。 このたった40秒の運動で、ポッコリお腹がスッキリお腹に変身です! 初めは5回、慣れてきたら10回おこないましょう。 ■目指せ美脚「大腿四頭筋」 普段運動しているのに、いつもと違う運動を少ししただけで、次の日に太ももが筋肉痛になった経験はありませんか? 使っているようで使われていない筋肉が眠っているのが、太ももです。 足の筋肉が増えて代謝が上がると、浮腫みも減り、足がスッキリします。太ももの筋肉を動かし、大腿四頭筋を目覚めさせましょう! 1. 椅子に深く座り、片足をゆっくり伸ばし、足首をピンとまっすぐ伸ばして10秒キープ。 2. ゆっくり下ろし、左右の足交互におこなう。 膝に力を入れると膝を痛めてしまうので、必ず太ももに力を入れて、5セット行いましょう。楽になってきたら、足首に重りをつけると効果的です。 毎日5分間努力すると、必ず美ボディが手に入れられます。小さなことからコツコツと実践して、美ボディ作りを目指しましょう!
2013年07月15日前回 は、筋肉の基礎知識「体温を調整する」「臓器を保護する」「関節を動かす」を紹介しました。今回も、美ボディになるため、美しい筋肉作りの基礎知識をご紹介しましょう。 ■骨の保護 筋肉は、体の中に浮いている訳でなく、全身の骨に接着して、骨を守ってくれています。筋肉を動かすことによって骨に力が加わり、骨を作っている骨芽細胞が元気になり、骨が丈夫になります。 筋肉を丈夫にすると、美筋ができるだけでなく、骨の保護作用も高まるのです。美しいボディーラインを作るためには、美しい土台=骨格が必要です。美ボディになるために、筋肉を鍛えながら美骨も意識しましょう! ■骨格 + 小顔形成 身体の筋肉は骨と骨を繋いでいるので、筋肉が硬くなると、骨格の歪みに影響します。例えば、胸の筋肉が内側に寄ってしまうと、猫背になってしまったり、右肩でずっと鞄を持っていると、左右の骨格バランスが崩れたりします。 そして顔の筋肉は特殊で、表情筋=顔面筋は、体の筋肉と違って、皮膚と筋肉・皮膚と骨を繋いでいる筋肉もあります。筋肉を柔らかくすることによって、ボディや顔の骨格の歪みを整えることができます。 そして筋肉を鍛えることで、皮膚が引き上がり、リフトアップ効果や小顔効果、更にはお肌にハリを戻す効果もあるのです。適度な運動やセルフマッサージで、小顔作り&キレイな骨格を維持しましょう! ■脂肪燃焼 筋肉を鍛えると、基礎代謝が増加します。これは、筋肉が増えると使うエネルギーが多くなるので、消費カロリーも増えるからです。これによって脂肪燃焼効果が高まるので、筋肉作りはダイエットにとても効果的! Aちゃんと同じ量を食べているのに、なぜか私だけ太ってしまう…同じダイエットをしても、Aちゃんの方が痩せている! と、悔しい思いをすることもありますよね。痩せやすい体質か、太りやすい体質かは、筋肉量の違いは大切なポイントです。効果的なダイエットをするためにも、美しくて上質な筋肉作りを心掛けましょう。 基礎代謝とは、生命維持活動(呼吸、体温調節など)に必要な最低限のエネルギーのことです。寝ているだけで消費するカロリーのことを言います。 身体にとって、筋肉はとても大切な仕事をしてくれているのですね。美しくするための筋肉を形成することは、美と健康にとても良い影響を与えてくれます。 さて、筋肉基礎知識を理解した後は、実際に何をすればダイエットに効果的なのか? 次回はダイエットで鍛えるべき2つの筋肉についてお伝えします!
2013年07月08日はじめまして! 美筋形成エステティシャンの服部恵です。美肌・ダイエット・健康など、これら全ては「美しい筋肉作り」が基本です。いよいよ夏の到来ですが、この季節はエステサロンに駆け込む女性も多くなります。 今まで隠していた振袖状態の二の腕が、薄着になって出てしまう…、夏になったら痩せると決めて買った水着も、着ようかどうしようか悩む…、なんて思っているあなたも、まだ間に合います! ダイエットのポイントは「脂肪を燃焼させること」。その脂肪燃焼工場となるのが、「筋肉」です。今回は美しくなるための基礎知識である、筋肉の3つの役割をご紹介しましょう! ■1. 体温を調整する 体温は平均36.5度に保たれているのが理想です。これは身体の機能を正常に保つ体温です。その体温の元となる熱の約40%は、筋肉から発生しています。健康な筋肉は、多くの女性を悩ます低体温の予防や改善にも効果的です。 筋肉量が増えると、体温も上昇しやすくなります。冷えは万病の元と言われますが、体温が上昇することで、体内酵素が増え、健康な体作りができます。運動で筋肉を活性化させて、筋肉量を増やしましょう。 ■2. 臓器を保護する 筋肉は骨と手を取り合い、私たちの大切な臓器=内臓を守ってくれています。特に大切な役割を果たしているのが、お腹の筋肉です。お腹の中にある「胃」「肝臓」「膵臓」「腎臓」「脾臓」「腸」といった内臓は、周りに守ってくれる骨がありません。 これらの内臓を守るのは、「腹直筋(ふくちょくきん)」や「腹横筋(ふくおうきん)」といった、お腹の筋肉が果たしているのです。お腹の筋肉が減ってしまうと、お腹周りの脂肪が内臓を守ろうとして、お腹のぽちゃぽちゃした脂肪が増えてしまいます。適度な腹筋をして、お腹周りの筋肉を鍛えましょう。 ■3. 関節を動かす 肘や膝など、これらの関節を動かしているのも筋肉の役割です。関節が動きやすくなると、動作が大きくなって、運動量が増えます。そして筋肉は、骨や関節も守ってくれています。ストレッチなどで筋肉を伸ばし、関節の動く範囲を広げると、美と健康にとても良いですよ。 女性の大半は、肩こりで悩んでいます。辛い肩こりは、表情が暗くなり、老けて見えます。硬くなってしまった筋肉は、代謝が悪く、老廃物が溜まっている状態です。美は健康から! 食事制限などをする前に、美しくなるための筋肉作りから始めましょう。
2013年07月04日