引退会見を行う小室哲哉(’18年)globe・KEIKOが7月3日、Twitterで同ユニットメンバーであるマーク・パンサーとのツーショットを公開して、一緒にビールを飲んだと報告。マークも同じ写真をTwitterに投稿し、ネット上のglobeファンを喜ばせた。KEIKOは、2002年11月にglobeメンバーで音楽プロデューサーの小室哲哉と結婚。しかし、彼女が2011年10月にくも膜下出血で倒れたことで、ユニットは活動休止状態に。そのため、今回のようなKEIKO&マークの交流は、globeファンにとっても嬉しいことなのだ。「引退したんじゃなかったの?」「globe復活を待ち望んでいるファンもいますが、現状、なかなか難しい様子。KEIKOさんの体調が心配なのもあるけれど、彼女と小室さんがすでに離婚している点もネックです。KEIKOさんの闘病が始まってから、ずっと“献身的に妻を支える夫”のように思われていた小室さんは、2018年1月発売の『週刊文春』(文藝春秋)で看護師・A子さんとの不倫疑惑を報じられ、以降は世間を困惑させる展開を繰り広げています」(スポーツ紙記者)小室は『文春』報道を受けて会見を開くと、KEIKOの介護に対する疲れから“精神的な支えが必要だった”ためA子さんに依存していたと説明しつつ、“男女の関係”は否定。つまり、不倫はしていないということだったが、騒動のケジメをつける意味で、音楽活動の引退を表明した。しかしその後、『文春』は2019年10月にも、KEIKOと離婚調停中の小室がA子さんやその家族を自宅に泊めていたと報道。さらに、同月発売の『女性セブン』(小学館)は、小室が言うほどKEIKOの状態は悪くなかったことや、小室がKEIKOの実家などから借金しているが返済されていないといったことを伝えた。引退までした小室に対し、当初は同情していたネットユーザーの間でも、徐々に呆れ声が増加。その引退宣言自体も、いつの間にか“なかったこと”のようになっていったから、なおさらだ。というのも、2020年7月には小室が作曲を手がけた乃木坂46のシングル『Route 246』が配信リリースされ、同年12月になると宇都宮隆、木根尚登との音楽ユニット・TM NETWORKとしてラジオ番組『TM NETWORKSF Rock Station 2020』(東海ラジオ)に出演するなどしていたから。ネット上でもその都度、「引退したんじゃなかったの?」という指摘が相次いだ。松浦氏の意味深ツイート「そして2021年2月にKEIKOとの離婚が成立した小室さんは、同年10月にTM NETWORKの『再起動』も発表しています。ネット上には“ほとぼりが冷めたから、引退撤回?”などと冷めた声もありましたが、小室さんはまだ借金を抱えているはずなので、返済のためには働かなければならないはずでは……。そんな彼のために、エイベックス会長・松浦勝人氏が恩情をかけてあげたのではないか、という話すら聞こえています」(同・前)松浦氏が『ヌメロ・トウキョウ』(扶桑社)2017年11月号で連載を開始した際、初回の対談相手として小室が登場。その中で、小室は松浦氏について「昔も今も大事な人」と述べており、松浦氏もまた「小室さんがいなかったら、エイベックスはなかった」と口にしていたことからも、お互いに特別な存在であったとわかる。「小室さんが2009年に詐欺で有罪判決を受けた時、松浦氏が“ポケットマネー”で被害者に返済したことも有名。全盛期の小室さんがエイベックスに貢献していたことは間違いないけれど、後にエイベックス、というか松浦氏のおかげで小室さんが救われたのも事実です。それだけに、小室さんが不倫騒動を起こして引退宣言までしたことには、松浦氏もショックを受けたのではないでしょうか」(レコード会社関係者)なお、松浦氏は2019年12月29日、Twitterに「あの人を助けるためにお金を貸したけど、その人は返す気もないという。意味がわからん。2023年に一括返済の予定だけど、あなたの得意なあれを差し押さえでもする以外方法はないなぁ。」(原文ママ、以下同)と投稿。その翌日、松浦氏は「小室さんにまた名曲をかいてもらいたいけど無理なのかな。何年もヒット曲ないもんね。ほんと頑張ってもらいたいけど、松浦くんとはもう10年も付き合いづらい関係なんだ、とか言われちゃうと俺も萎えちゃうわ」などと、今度は「小室さん」と名前を出してツイート。さらに、「そういう人だと思ってたけどね、ぼくはお金はいらない。だけどね。。KEIKOをほっておいて、挙げ句の果てに僕にまでそんなこというって、どういうことなのかなぁ」とも。詳細は不明ながら、何やら小室への不信感を漂わせていた。「松浦氏による一連のツイートが“小室哲哉”に向けたものだったなら、小室さんが松浦氏に不義理を働いていたと勘繰られても仕方ない部分があるのでは……。それでも昨年、TM NETWORKとして活動再開できたのは、やはり松浦氏の恩情があってこそでしょう。音楽活動を活発化させることは借金返済の近道となり、小室さんにとってはありがたいことなのは間違いない」(同・前)globe再始動の可能性はもちろん、ファンにとってもTM NETWORKの復活は嬉しいこと。同様にglobeも復活させられたら万々歳であり、小室自身、一時期はその可能性をほのめかしていた。「離婚が成立した昨年3月、小室さんは『女性自身』(光文社)の取材に応じ、KEIKOへの対応として『globeを含めていろんなことで音楽のお手伝い、協力だったりだとかが必要であれば、惜しまずもちろん』とコメント。つまり、KEIKOさんが望めばglobeでの活動再開もあり得る、という話をしていたんです」(前出・スポーツ紙記者)ところが、今年6月に『女性自身』のニュースサイトで配信された記事には、小室の知人の証言として、彼がKEIKOに対して「いまは直接関わりたくない」という心境になっているため、仕事の依頼も「globe復活だけはお断り」している……と報じられた。ネット上には当然、「不倫した小室が悪いのに!」「KEIKOが気の毒すぎる」といった書き込みが噴出。「とはいえ、KEIKOさんだって借金を抱えながら不倫までしていた元夫とまた一緒に活動したいかというと、そんな気にはならないでしょう。そもそも、小室さんは借金返済のため、完全に“ビジネス”と割り切ってでもglobe復活を選ぶことが賢明なはずなのに、KEIKOさんに会うのがよほど気まずいのでしょうか……」(同・前)松浦氏のツイートが小室は無関係だったとしても、小室が松浦氏に肩代わりしてもらったお金を返さなければならないという現実に変わりはないだろう。「KEIKOさんとしては、globe復活が小室さんのためになるという事実も嫌でしょうし、そういう意味でも同グループの再始動は困難なのかもしれません。それでも、KEIKOさんがマークさんと『2人でビール』を飲んだという報告に喜んでいたファンのためにも、小室さんの中でglobeへの考え方が少しでも変わっていってほしいと思います」(前出・レコード会社関係者)小室がKEIKOと和解することこそ、globe復活への第一歩になるかもしれない。
2022年07月06日千秋さんとマーク・パンサーさんによる歌ってみた動画が話題になっています。歌っている曲は、globeの『FACE』。globeの8枚目のシングルCDで、1997年1月に発売された楽曲です。globeは小室哲哉さん率いる音楽ユニットで、オリコン初登場1位を獲得するほどの人気を博したものの、ボーカルのKEIKOさんが2011年10月にクモ膜下出血で倒れて以来、3人での活動は休止しています。マークさん自身も、globeの楽曲を歌ったのは20年ぶりなのだそう。しかもKEIKOさん同様、歌唱力に定評のある千秋さんとのコラボとなると、期待が高まります。動画を見ていると、聞き慣れているはずのフレーズが原曲と違うことに気が付きます。また、動画の終わりには、今回の動画でマークさんが『FACE』にかけた想いを語っています。注目すべきは曲の終盤にあるフランス語のパートです。1990年代、テレビなどで何度も聞いたであろう『FACE』を思い出しながら、YouTube動画『千秋の歌YouTube』を最後までご覧ください。20年振りの『FACE』に懐かしさが込み上げる人もいたのではないでしょうか。マークさんの歌に込めた思いに胸が熱くなります。千秋さんの歌う『FACE』も素敵でしたが、KEIKOさんの歌う姿がまた見られることを切に願います。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2021年07月21日繰り返される緊急事態宣言、コロナ禍終息の兆しが見えないなか開催に突き進む東京オリンピックなど、未だ混迷を極める2021年上半期。並行して芸能界でも数々の“事件”がーー。本誌が目撃した“スクープ”から特に反響の大きかったものを今一度お届けしたい。今年2月末にKEIKOとの離婚を発表した小室哲哉。KEIKOが闘病生活を送るなか、看護師との不倫が報じられるなど終盤は“泥沼化”した結婚生活だった。そして離婚発表から一週間後、小室に話を聞くと元妻への驚愕の提案が飛び出してーー(以下、2021年3月23日・30日合併号掲載記事)※年齢は掲載当時のママ「とりあえず、僕にとっても大きな変化の時なのかな。これから先のことはゆっくり考えさせていただこうと思います」KEIKO(48)との離婚が発表されてから1週間がたった3月上旬の夕方。都心の繁華街で、本誌の取材にこう心境を打ち明けたのは小室哲哉(62)。’18年1月に小室が看護師との不倫を報じられてから3年。“泥沼”にこじれた末の離婚だった。「不倫報道後の会見で、小室さんはくも膜下出血で倒れたKEIKOさんを献身的に介護してきたと語っていましたが、彼女の親族が週刊誌で否定するなど、断絶状態に。調停で小室さんが生活費支給と多額の財産分与をKEIKOさんに行うことが決まり、離婚が成立しました」(スポーツ紙記者)’06年に小室が詐欺事件で逮捕された際など、常にそばで支え続けるも、不倫という形で裏切られたKEIKO。『女性セブン』’21年3月18日号では「悪いことがとても多かった」「介助すらしてもらう状況になかった」と元夫への“恨み節”を漏らしていた。そんな元妻に小室は今、何を思うのか。冒頭に続いて、小室はか細い声で話し始めた。ーー今、KEIKOさんにどんな言葉をかけたいですか?「KEIKOさんのことはあらゆることを本当に、心からお詫びしたいことはたくさんあったんですが……。調停離婚という形になったので、直接話もできなかったので」ーー結局、一度もKEIKOさんとはお会いできなかった?「お会いしてお話をしたい。お詫びしたいとは、お願いしましたが……」ーー小室さんのほうからKEIKOさんにお会いしたいとおっしゃったんですか?「当然です。でも、いろんな報道雑誌でですね……。僕のほうも当然、(KEIKOが)そのような気分ではもちろんないんだろうなということで、“そうですか”と、僕も了承しました」■「辛い思いをさせたことをお詫びしたい」KEIKOを気遣いながら深い悔恨の念をにじませる小室。離婚発表時のコメントでは音楽活動再開にも意欲を見せていたKEIKO。そんな新たな道を歩み始めた元妻に小室は、「全然、必要ないかもしれないですが……」と前置きしたうえで驚愕の提案をする。「globeを含めていろんなことで音楽のお手伝い、協力だったりだとかが必要であれば、惜しまずもちろん。僕としてはなんでも協力して、一音楽家としてですけど。僕としてはできないというか、そうさせてもらえないと思いますけど。でも惜しまないです」ーーもし手助けできるなら、したいと?「もちろんです」不義理を働きながらも、まさかの“再プロデュース”願望を明かした小室。これには記者も思わずあぜんとする。ーー今、ここにKEIKOさんがいたらどんな言葉をかけたいですか?「いろいろ辛い想いをさせたことをまずお詫びしたいと思います。今後、そういった音楽への意欲であったりとか、気持ちがあるのであれば協力は惜しまない。お手伝いをしたい、当然ですけど」’18年の会見で、不倫報道のけじめとして“音楽活動からの引退”を断言するも、昨年には乃木坂46への曲提供で復帰。その理由についても聞いた。「コロナ渦のなか、お仕事をやりたくてもできない方々が山ほどいらっしゃって。そのなかで、僕の音とかで気分をまぎらわせることができる、気持ちが紛れる。そんなことをおっしゃって下さる方もなかにはいらして下さって。綺麗ごとだけではないですが、単純に五体満足で仕事もできるんだから、音楽も作れるわけなので。そんなにふらふらしているのは耐えられないなと」ーーファンの方々はとても喜んでいると思います。「ファンの方々だけでなくて、労働っていうことですかね。働きたくても働けない方たちのことで考えたら“働けるんだったら、ちゃんと何か世の中のためにやれ”というような。もちろん求められてたらですけど……」最後に、離婚の引き金にもなった不倫相手との現在の関係について聞くと、「去年の6月から全然お会いしていませんし、施術も受けていません」と、きっぱり“清算”したことを強調した小室。そして、仕事場へと向かっていった。KEIKOは元夫の愛の“懲りない提案”をどう思うのかーー。
2021年06月21日「一昨日、『アウト×デラックス』の収録があって。しゃべりすぎて、こんな声になっちゃったの(笑)」驚くほどのガラガラ声でそう語ったのは、華原朋美(46)だ。昨年8月で所属事務所から契約を解除された華原。4月1日放送の『アウト×デラックスSP』(フジテレビ系)に出演するとも報じられたが、それに先立ち公の場へと姿を見せていた。3月20日、都内のホテルで独立後初となるディナーショーが開催されたのだ。昼夜2回開催で、定員は各50人。チケット代は、システム利用料と決済手数料も含めて1万4千955円。食事代は別という強気の設定だ。だが、それでも会場は満席だった。定刻になると司会に紹介されて華原が登場するが、かなりのローテンション。伏し目がちで「こんばんは~」と挨拶すると、『I BELIEVE』など3曲をガラガラ声で歌い切った。その後はフリートークへ。華原が唐突に「はい、皆さんどうも。『ミヤネ屋』で~す」と宮根誠司(57)のモノマネを披露すると、意外にも大ウケする。温かいファンのおかげで、徐々にテンションも上昇。「いや~、1曲目やばかったね(笑)」と自虐も交えていた。質問に答えるコーナーでは、女性ファンが感動して泣きだしてしまう一幕も。すると、華原はこんな赤裸々トークで盛り上げる。「私も、そんなカワイイ心になりたい!最近、みんなからデブって言われるから。毎日、ホットヨガに通っているの」■「私の人生、今は上がっている」’18年に行われたディナーショーでは、9kg減量したことを明かしていた華原。たしかに当時より大きくなっているようにも見えるが、彼女はそうした今の体形も前向きにとらえているという。「もう、カワイイよって言われる年齢じゃないし。キレイだねとか言われるより、面白いねとか言われるほうが私はいいかな」さらに、話は元カレ・小室哲哉(62)の離婚へ。再出発するglobeのKEIKO(48)に、こんなラブコールを送っていた。「私が歌ってきたglobeの曲は、今後は封印したいと思います。いつかKEIKOさんと同じステージに立って、一緒に歌う機会があればうれしいなと思います」まさかのデュエット提案で会場を驚かせた華原。最後は自らの半生を振り返り、こう語った。「息子という守るべきものができた。今の私は、自分自身よりも息子のことを最優先に考えて生きています。私の人生は、ジェットコースターみたいに上がったり下がったりしてきました。でも、今は上がっていると思います。これからも温かく見守ってください」復活した歌姫は一味違うかも!?「女性自身」2021年4月13日号 掲載
2021年03月30日「V6の解散はビックリしました。ジュンイチから何も聞いていなかったんで……。あ、ごめんなさい!岡田くんね!実は去年、岡田くんから共通の友達経由で電話がかかってきて。それから僕は勝手にジュンイチって呼んでいるんです。でも今回、電話はなくて(笑)。あのとき、教えてくれてもよかったのに!」こう話すのは、軟式globeのパークマンサー(42)だ。マークパンサーならぬ“パークマンサー”と、KEIKOならぬ“KOIKE”の2人組ユニット・軟式globe。02年6月、V6の冠番組『学校へ行こう!』(TBS系)の人気コーナー『B-RAP ハイスクール』で衝撃的なデビューを果たした。当時、『学校へ行こう!』は視聴率約20%を記録するTBSきっての看板番組だった。そこで彼らはglobeの『Love again』のメロディに乗せ「アホだな〜」「そうだよアホだよ♪」というサビの掛け合いをして大ブレーク。クセの強いリリックと強烈なビジュアルで、出演のたび話題をさらっていった。あれから約19年。3月12日に、V6が解散を発表した。パークはこう思いを語る。「番組の出演時は、V6の皆さんのリアクションを見て『次はこうしようかな』と試行錯誤を繰り返していました。だからV6は、パークマンサーを一緒に作り上げてもらった存在ともいえます。感謝の気持ちでいっぱいですね」また2月26日には、“本家”であるglobeのKEIKO(48)と小室哲哉(62)が離婚を発表した。「本家のマークパンサーさん(51)は再始動について、『音楽とプライベートは別物だから』とおっしゃっていました。僕もそう思いますし、個人的には軟式globeに参加してもらうのもアリなんじゃないかなと……。あ、余計なことを言うのはやめておきます(笑)」奇しくもV6とglobeは95年デビュー組で、25周年イヤーの真っ只中。そして両者ともに、節目の年で新たな道を歩むと発表した。「偶然とはいえ、裏の意味で“時の人”ですね」と記者が聞くと、「そろそろ表に出たいっすね、アッハッハ!」とパークは大笑い。以前よりも、顔つきがどこか健康的に見える。■上戸彩に振り付けを教えていたダンサー時代パークは、もともとダンサーだった。EXILEや三代目 J SOUL BROTHERSなどの人気アーティストを擁するLDHに、前身会社の立ち上げから参加。上戸彩(35)がアイドルグループ・Z-1に所属していたころ、振り付けを教えていたという。「僕は全然、おもしろキャラじゃなかったんです。地元の富山でダンスをしていて、上京して。通っていたダンススクールの師匠がLDHの前の事務所を立ち上げて。師匠はHIROさん(51)の弟分で。それでHIROさんに師匠のモノマネをしたら、『すげー面白いじゃん!』って。当時の僕は、ダンスのオーディションに落ちてばかりでした。でもHIROさんが笑ってくれたことで、『認められた!』と思って。居場所を見つけたんです。ちょうどその頃『学校へ行こう!』のオーディションがあって、勢いで受けたら合格しました」『学校へ行こう!』出演時を回想し、「当時は僕が出演すると、瞬間視聴率が5%も動いていたらしいです(笑)。地方営業とかしていたら、億プレイヤーになっていたと思います」とパークは話す。しかし彼は『B-RAP』が終わると、俳優の道へ。「月9に3年連続で出演しました。でも、セリフが5行とかなんですよ(笑)。他にもエキストラをしたり、劇団に入ったり。でも役者だけでは食っていけない。稽古して、バイトしてっていうのを11年間、繰り返していました」すると、15年に転機が訪れた。『学校へ行こう!』スペシャルで軟式globeが登場したところ、ネット上でバズったのだ。「レギュラー放送のときと違ってSNSを通して直接、反応を見ることができたんです。それが嬉しくて。Twitterのフォロワー数も2万人以上増えましたし、1年くらい営業で食いつなぐこともできました」しかし、喜びも束の間。次第に思い悩むようになっていったという。「営業のギャラ単価が良かったので、仕事を2本するだけで1カ月は暮らせたんです。でも僕のやってることって、“出オチ”と一緒。1回やれば300人集まるけど、それでおしまい。やればやるほど、そのことを痛感していくんです」実際、仕事量は激減。働くのは月1日だけで、後の30日は“暇つぶし”という日々が続いた。「精神的に病みましたね。自分磨きとか、何をする気にもなれなくて……。ずーっと寝転がって、韓流ドラマを観ていました」そんなある日、陶芸にチャレンジしたパーク。ふと、「このお皿に乗せる野菜を作りたい」と思いついた。そこで農業に目覚め、富山へUターン。現在は、生計の大半を農家として立てているという。■「ずっとパークマンサーが大嫌いだった」急な転身だが、パークは「本格的にスタートして2年目。さっきもトラクターを動かしていました。今は、ケールを育てたりニンニクを定植するための土を耕しています」と笑顔を見せる。「金銭的にも精神的にも、今が人生で一番安定しています。やっぱり農業の力が大きいと思いますね。正直、『もっと野菜を売らないと』『僕だからできることって何だろう』と悩んだりもします。でも韓流ドラマばかり観ていたころは、考えたり行動したりってできなかった。だから今は、毎日が楽しいです」実は、「ずっと、パークマンサーとしての自分が大嫌いだった」という。「どこに行ってもパークマンサーを求められて。それが苦しかった」しかし、農業をしているうちに「パークのことがちょっと好きになってきた」とも語る。「僕、パークの『そうだよアホだよ♪それがっどうしたアホだよ♪』というセリフが大好きなんですね。これは僕にとってLet it beやケセラセラと一緒。天才バカボンでいうと『これでいいのだ』なんです。農業って、うまくいかないことがいっぱいで。だからこそ、そう気づいたんです。これまで紆余曲折ありました。ダンサーやってパークやって、役者もやって、病んでしまって。『アホだな』と思うけど、『そうだよアホだよ♪』って開き直るとラクなんですよね。この年になって『パークに教えられたな』と思います。『今まで嫌いでごめんね』って感じですよ」このコロナ禍、TikTokで新ネタを披露したパーク。そしてV6の解散発表時、《最後に絶対V6と共演しなきゃ。学校へ行こう!やりましょうよ》《目一杯のアリガトウを込めて最高にアホに送り出すから言っちゃうアホだよ♪》とTwitterにつづっていた。「V6やglobeの皆さんのお陰で、パークマンサーは生まれました。みんなかけがえのない、大切な人たちです。もし『学校へ行こう!』のフィナーレがあるなら、ぜひ出演したい。そうしたら、最高の『そうだよアホだよ♪』をお聞かせしますよ!」
2021年03月29日’02年に結婚した小室哲哉とKEIKO。約3年に及ぶ離婚闘争を経て’21年2月に離婚が成立約3年に及ぶ離婚闘争を経て、音楽プロデューサーの小室哲哉と「globe」のKEIKOの夫婦関係に終止符が打たれた。小室とKEIKOが結婚したのは、’02年11月。彼にとっては3度目の結婚であり、KEIKOと再婚する8か月前に、2度目の結婚相手である元「dos」のメンバー・ASAMIと離婚が成立していた。■芸能史で際立つプロデューサー×歌姫カップル離婚前からKEIKOと付き合っていたとも言われるが、彼女らに共通するのは、小室がプロデュースした歌姫という点。結婚こそしなかったが、’95年には、やはり自身がプロデュースした華原朋美との熱愛が発覚している。「小室さんは、KEIKOさんのくも膜下出血の後遺症の介護中に看護師との不倫疑惑を報じられました。このことが泥沼の離婚闘争の始まりでした」と、ある芸能記者は語る。芸能史を振り返ると、小室&KEIKOのように師弟関係の末にゴールインしたカップルは珍しくないのだ。彼らの結婚生活は泥沼化したが、仲睦まじく暮らしているカップルもいる。とりわけ、プロデューサー×歌姫の師弟カップルが際立つ。エイベックスの松浦勝人会長との過去の恋愛をつづったと思われる暴露本『M 愛すべき人がいて』が話題を呼んだ浜崎あゆみ、「My Little Lover」のakkoと、同バンドのメンバーで、「Mr.Children」などをプロデュースしたことでも知られる小林武史は、代表例だろう。「ドラマや映画でカップルを演じる際に、役者同士が擬似恋愛的な関係になることが多いように、プロデュース側とされる側にも似たような関係性が生まれるのでしょう」と分析するのは、芸能に詳しいメディア評論家の宝泉薫氏。たしかに、『M 愛すべき人がいて』などを見ると、仕事仲間から恋愛対象へと“脱線”していく様子が克明に描かれている。「公私混同をしてしまう人たちがいる一方で、自分が見つけてきたタレントの“原石”をデビューさせるという本来のパターンもある。恋愛相手になることが前提というわけではないが、そういった関係になったとしても“だと思った”と妙に世間も納得するところがある。師弟カップルは、世間に受け入れられやすいところがある」(宝泉氏)師弟カップルといえば響きがいいが、見方を変えれば、歌手=商品に手を出したともとらえることができる。「8年間にわたり小林武史さんは松下由樹さんと交際していたと報じられましたが、akkoとの浮気を機に破局。それが発覚した’95年に、akkoは『My Little Lover』のボーカルとしてデビュー、翌年には小林さんとデキ婚します。“恋人をデビューさせたから『My Little Lover』?”と、当時はツッコまれていました」と、ある芸能記者は苦笑する。’90年代にプロデューサーを師とするカップルが多いことについて、宝泉氏は「歌謡曲の成長期にも似たようなケースが見られる」と語る。「ジャンルが成熟してくると、商品や作品を作る“マニュアル”ができてきますが、成長期は一個人の力が非常に大きいため、個人と個人の結びつきでものを作っていくことが多かった」と、宝泉氏。確かに’60年代から’70年代の歌謡曲の成長期を振り返ると、「ヒット曲メーカーの作曲家や作詞家が、曲を提供していたアイドル歌手と結婚したこともありました。歌唱指導や曲の打ち合わせなどで、ともに過ごす時間が長ければ、お互いのプライベートでも入ってきますよね」このように関係が近くなればなるほど、師弟から恋愛へと発展するケースが増えるのも納得できる。■キャリア差カップルの破門まがいの離婚13歳年下の大澄賢也と結婚した小柳ルミ子も、忘れてはいけない師弟カップルだろう。ほぼ無名のダンサーだった大澄に光を当て、ダンサーとしてだけではなく、芸能界で活躍できるタレントにまで押し上げた小柳の功績は、まさしく名伯楽と呼ぶにふさわしい。「13歳という年の差以上に、10代から活躍している小柳さんは結婚時、すでに芸歴約20年のベテラン。対して、大澄さんは芸歴0年に等しい。キャリアの差で考えると、親子ぐらいの差がある」(宝泉氏)キャリアに開きがあるからこそ師弟として成立しやすく、関係性も安定する。しかし、弟子が成長してしまうと、その関係は崩れてしまうもの。“師匠に頼らなくても、自分は立派にやっていける”と、ふたりに軋轢が生じるのは、想像に難くない。結婚直後は、夫婦ともにテレビ出演やステージを行うなど、年の差おしどり夫婦として立ち振る舞っていたが、’00年に離婚。11年の結婚生活だった。前出の芸能記者はこう話す。「大澄さん自身が告白していますが、小柳さんから離婚の条件として、高額の慰謝料を支払うか、それができないなら結婚以前の無名のバックダンサーに戻るかの、二者択一を迫られたそうです」結局、大澄は1億円ともいわれる慰謝料を支払うことになった。「小柳さんからすれば“誰のおかげでここまで稼げるようになったと思っているんだ”という思いがあったのでしょう。そうじゃなければ、こんな二択を迫らない。彼女にとっては、破門に近い要求だったのでしょう」師弟カップルというよりも、ここまでシビアだと徒弟カップルと言いたくなるかも……。■女優と結婚すると監督にメリットが生じやすいまた、自分が撮影した作品の常連俳優と結婚する、映画監督×女優も“師弟カップルあるある”だろう。篠田正浩&岩下志麻、周防正行&草刈民代、大島渚&小山明子などビッグネームが名を連ねる。プロデューサー×歌姫とは違って泥沼にならず、夫婦関係が良好なカップルが多いように見えるが──。この組み合わせについて、宝泉氏は、「現場では絶大な力を持っている映画監督ですが、映画製作の資金面で苦労している人が多い。そのため女優として確立している女性と結婚すると監督にメリットが生じやすい」と語る。評価が高く知名度もある女性なら、安定した収入もあるため、映画監督は自分の作品に没頭しやすくなる。さらには妻を女優としてキャスティングできるため、映画会社やスポンサーなど資金繰りの面でもメリットが。「ただし、映画監督として尊敬されているということが大前提。小山明子さんは、大島さんが倒れると女優業から離れ、彼の介護に専念したほどです。そこには深い尊敬や愛情があります。お互いにとって良好な関係を築きやすいため、破局、離婚といったケースに発展しないカップルが多いのでしょう」(宝泉氏)となると、気になるのは満島ひかりと離婚し、相楽樹と再婚した映画監督の石井裕也の例。前者は『川の底からこんにちは』の主演、後者は石井のファンを公言して、彼が監督したドラマ『乱反射』に出演した。「『とと姉ちゃん』で高畑充希さん演じるヒロインの妹役を演じてブレイクし、女優として“これから”というときの結婚、事務所も退所しました。中学生から所属していた相楽を大切に育てていた事務所は激怒したと聞きます」(前出・芸能記者)しかも“デキ婚”で芸能界引退を選ばせてしまった石井への風当たりは強いだろう。「映画監督の中には“無頼”と呼ばれる人たちが一定数います。無頼にも、カッコいいとかだらしないとか、さまざまありますが、過去には『仁義なき戦い』を監督した“無頼派”深作欣二さんが荻野目慶子さんと不倫をして話題になりました。彼女は同じく映画監督の河合義隆さんとも不倫をしているから、“魔性の女”ということもあるでしょう。しかし河合さんは、荻野目さんにのめり込みすぎ、別れ話の果てに自ら命を絶ったといわれています」(宝泉氏)無頼と言えば聞こえはいいが、暴走してしまう人が少なくないのも映画監督ならではなのかもしれない。■テレビ関係者と女芸人は円満パターンが多い映画と同じ映像系では、テレビ関係者と結婚するのもお決まりのパターン。例えばイモトアヤコと、『世界の果てまでイッテQ!』(日テレ系)の名物ディレクター。イモトとともに登頂プロジェクトに携わっていた石崎史郎ディレクターが結婚したことは、大きな話題を呼んだ。「イモトさんのケースは、師弟的な関係性もありますが、どちらかというと職場恋愛の要素が強い」とは宝泉氏。尊敬から“愛”に変わったパターンだろう。「裏方と出演側というように、仕事での役割分担ができていますから、家の中でも役割分担がしやすいのでしょう」(前出・芸能記者)イモトと同じようなケースで、鈴木おさむと大島美幸(森三中)はお互いに尊敬し合っていることで有名だ。「双方ともに大きくくくればテレビの仕事となりますが、すべて同じなわけではないため、どちらかが一方的に上から目線で物申すということもない。むしろ、現場への理解が高いため、的確なアドバイスを送り合えることも円満の秘訣と耳にします」(前出・芸能記者)テレビディレクターと結婚したキンタロー。や、『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)の制作総指揮を務める名城ラリータ氏と結婚したギャル曽根など、仲睦まじいカップルが多いのも印象的。師匠までいかず、兄弟子くらいの関係性のほうがうまくいくのかもしれない。■マネージャー系は泥沼均衡がとれる師弟は◎反面、同じくテレビ業界の関係性でもうまくいかないパターンがある。それがタレント×マネージャーだ。古くは離婚裁判が最高裁まで長引き泥沼化した沢田亜矢子と、マネージャーのゴージャス松野(松野行秀)。最近では24歳年下で元マネージャーでもある夫の浮気が原因で離婚した磯野貴理子──。「マネージャーと結婚しているタレントのほとんどが女性ですよね。女性芸能人のマネージャーが男性の場合、女性特有の体調の変化なども把握されるため、長年関係を築いていると、気持ちを預けられるようになるのでしょう。その感情が恋愛へと紐づいても不思議ではない」(宝泉氏)仕事上、マネージャーが仕事を管理しタレントを教育していくが、タレントが売れてくれば、立場は逆転する。プライベートとビジネスパートナー、そのオンとオフのバランスが難しい。「家の中でも上司と部下のような関係性になれば、当然、男性としても精神的に参ってくる。芸能人とマネージャーでは、あまりにも立場の違いがありすぎる。その関係を家庭に待ち出されると、『話が違う』となる」結果、双方ともに主張が強くなり、お互いの言い分を認められなくなる。マネージャーと結婚するにしても40歳を過ぎて結婚した八代亜紀のように、酸いも甘いも噛み分けた後に、籍を入れたほうが賢明ということか。■日本ではなぜ少ない!?スポーツ師弟カップルまた師弟という点では、スペランツァFC大阪高槻時代の監督である本並健治と結婚した、元サッカーなでしこジャパンで同チームの選手だった丸山桂里奈の例もある。ほかのスポーツではどうなのだろうか。「男女が一緒にトレーニングをするような競技、コーチが異性のケースが多いマラソンのような個人競技は、カップルになりやすいのだと思います」(宝泉氏)たしかに、故・小出義雄監督とQちゃんこと高橋尚子との師弟関係を見て、ついつい邪推してしまう人も多かったのでは?一方、「男性優位の競技では、男女が師弟になるような環境ではないといえます。特に格闘技系などでは以前、パワハラまがいの指導がありました。しかし、こういった問題が浄化されつつあるので、今後はスポーツ系の師弟カップルが増えるのでは」(宝泉氏)師弟愛から男女の愛へと発展し、その関係がうまくいくかの分かれ目は、パワーバランスをいかにキープするかにかかっている。「松浦さんと浜崎さんはわかりやすい例ですが、時代の寵児となった浜崎さんはエイベックスの株価を左右するまでの存在になった。権力やお金で相手に依存しているだけの関係ではなく、お互いに尊敬や愛情がなければ、師弟カップルは続きません。結婚生活が続いている師弟夫婦は、均衡がとれるだけの魅力や才能をお互いが持っているということでしょう」(宝泉氏)少しのバランスが狂うだけで始まってしまう師弟カップルの愛憎劇。大切なのは“才能”を枯らさないこと!?《取材・文/我妻アヅ子》
2021年03月29日「とりあえず、僕にとっても大きな変化の時なのかな。これから先のことはゆっくり考えさせていただこうと思います」KEIKO(48)との離婚が発表されてから1週間がたった3月上旬の夕方。都心の繁華街で、本誌の取材にこう心境を打ち明けたのは小室哲哉(62)。’18年1月に小室が看護師との不倫を報じられてから3年。“泥沼”にこじれた末の離婚だった。「不倫報道後の会見で、小室さんはくも膜下出血で倒れたKEIKOさんを献身的に介護してきたと語っていましたが、彼女の親族が週刊誌で否定するなど、断絶状態に。調停で小室さんが生活費支給と多額の財産分与をKEIKOさんに行うことが決まり、離婚が成立しました」(スポーツ紙記者)’06年に小室が詐欺事件で逮捕された際など、常にそばで支え続けるも、不倫という形で裏切られたKEIKO。『女性セブン』’21年3月18日号では「悪いことがとても多かった」「介助すらしてもらう状況になかった」と元夫への“恨み節”を漏らしていた。そんな元妻に小室は今、何を思うのか。冒頭に続いて、小室はか細い声で話し始めた。――今、KEIKOさんにどんな言葉をかけたいですか?「KEIKOさんのことはあらゆることを本当に、心からお詫びしたいことはたくさんあったんですが……。調停離婚という形になったので、直接話もできなかったので」――結局、一度もKEIKOさんとはお会いできなかった?「お会いしてお話をしたい。お詫びしたいとは、お願いしましたが……」――小室さんのほうからKEIKOさんにお会いしたいとおっしゃったんですか?「当然です。でも、いろんな報道雑誌でですね……。僕のほうも当然、(KEIKOが)そのような気分ではもちろんないんだろうなということで、“そうですか”と、僕も了承しました」■「辛い思いをさせたことをお詫びしたい」KEIKOを気遣いながら深い悔恨の念をにじませる小室。離婚発表時のコメントでは音楽活動再開にも意欲を見せていたKEIKO。そんな新たな道を歩み始めた元妻に小室は、「全然、必要ないかもしれないですが……」と前置きしたうえで驚愕の提案をする。「globeを含めていろんなことで音楽のお手伝い、協力だったりだとかが必要であれば、惜しまずもちろん。僕としてはなんでも協力して、一音楽家としてですけど。僕としてはできないというか、そうさせてもらえないと思いますけど。でも惜しまないです」――もし手助けできるなら、したいと?「もちろんです」不義理を働きながらも、まさかの“再プロデュース”願望を明かした小室。これには記者も思わずあぜんとする。――今、ここにKEIKOさんがいたらどんな言葉をかけたいですか?「いろいろ辛い想いをさせたことをまずお詫びしたいと思います。今後、そういった音楽への意欲であったりとか、気持ちがあるのであれば協力は惜しまない。お手伝いをしたい、当然ですけど」’18年の会見で、不倫報道のけじめとして“音楽活動からの引退”を断言するも、昨年には乃木坂46への曲提供で復帰。その理由についても聞いた。「コロナ渦のなか、お仕事をやりたくてもできない方々が山ほどいらっしゃって。そのなかで、僕の音とかで気分をまぎらわせることができる、気持ちが紛れる。そんなことをおっしゃって下さる方もなかにはいらして下さって。綺麗ごとだけではないですが、単純に五体満足で仕事もできるんだから、音楽も作れるわけなので。そんなにふらふらしているのは耐えられないなと」――ファンの方々はとても喜んでいると思います。「ファンの方々だけでなくて、労働っていうことですかね。働きたくても働けない方たちのことで考えたら“働けるんだったら、ちゃんと何か世の中のためにやれ”というような。もちろん求められてたらですけど……」最後に、離婚の引き金にもなった不倫相手との現在の関係について聞くと、「去年の6月から全然お会いしていませんし、施術も受けていません」と、きっぱり“清算”したことを強調した小室。そして、仕事場へと向かっていった。KEIKOは元夫の愛の“懲りない提案”をどう思うのか――。「女性自身」2021年3月23日・30日合併号 掲載
2021年03月09日「私KEIKOは、この度、小室哲哉さんとの調停離婚が成立いたしましたことをご報告させて頂きます」こう明かしたのはglobeのKEIKO(48)。彼女は2月26日、音楽プロデューサー・小室哲哉(62)との離婚を発表した。冒頭のコメントは、所属事務所の公式サイトにアップされているものだ。KEIKOは自筆コメントで「おかげさまで大きな後遺症もなく、元気に日常生活を送っております」といい、「今後も健康管理に気をつけながら、アーティストとしても皆様に恩返しができるよう、精一杯努力して参ります」と意気込んでいる。「2人は、02年11月に結婚しました。しかし18年1月、小室さんに不倫疑惑が浮上。会見を開いた小室さんは、『皆さんにご迷惑をかけた償いだと思って』と引退を発表しました。そして昨年10月、離婚調停が行われていると一部メディアが報じました」(音楽関係者)11年10月、くも膜下出血に倒れたKEIKO。緊急手術を受けた彼女は高次脳機能障害となり、現在は音楽活動を休止中。しかしSNSを通して、回復している様子をファンに伝えてきた。「KEIKOさんは復帰に意欲的で、リハビリも順調にこなしてきました。19年には上京の回数も増え、今後について関係者と打ち合わせを重ねていたとも聞きます。ボイストレーニングも行っており、『もう一度ステージに立ちたい!』という気持ちが生きる原動力となっているそうです」(音楽関係者)■globeが復活する可能性は?KEIKOは95年8月、「Feel Like dance」でglobeのメンバーとしてデビューを果たした。15年に開催されたグループのデビュー20周年記念イベントでは「globeのKEIKOです」と肉声でメッセージを送り、ファンを沸かせた。そんな彼女は小室の不倫が報じられた後でも、“globeのKEIKO”という気持ちを変わらず抱き続けているようだ。19年、デビュー24周年の日にも《globe愛してる》とTwitterに投稿していた。しかし、グループの要である小室とは離婚することに。それどころか、彼は引退状態にある。“globeのKEIKO”はもう見れないのだろうかーー。「globeが復活する可能性はまだあります。小室さんが表舞台に立つのではなく、裏方として“新生globe”に参加するというケースも考えられるためです。もう1人のメンバーであるマーク・パンサーさん(51)も、globeの復活を心から望んでいます。KEIKOさんはglobeのファンを待たせているという気持ちも強いため、離婚後は“ビジネスパートナーとして関係を続ける”ということもあり得るのではないでしょうか」(音楽関係者)長らくglobe復活を待っているファンたち。その想いは、報われるのだろうか。
2021年02月27日11月22日は“いい夫婦の日”だ。ゲンを担いで、毎年この日に入籍する芸能人カップルも多いが、今年は去年に比べて結婚報告が少なかった。今年の“いい夫婦の日”に入籍したのは2組。1組目は、元AKB48でタレントの野呂佳代(37)とテレビディレクター。野呂は自身のインスタグラムで入籍を報告し、婚姻届を提出する際に身分証を忘れ、2度行く羽目になったエピソードを明かした。2組目は、フリーアナウンサーの幸坂理加(32)と4歳年下の会社員。出会って7年越しのプロポーズで、夫婦そろって居住する仙台市の区役所に婚姻届を提出した。一方、去年の“いい夫婦の日”は結婚ラッシュだった。タレントの壇蜜(39)と漫画『東京都北区赤羽』などで知られる漫画家・清野とおる氏(40)、メイプル超合金の安藤なつ(38)と一般人男性、「Official髭男dism」ボーカル&ピアノ・藤原聡(29)と一般人女性、オードリー・若林正恭(42)と一般人女性、女優の川村ゆきえ(34)と「back number」ドラム・栗原寿、タレントの柳野玲子(38)と俳優の湯川尚樹(32)と、この日1日で6組もの夫婦が誕生した。また、過去の“いい夫婦の日”を振り返ると、18年にはコロコロチキチキペッパーズのナダル(35)が一般人女性と入籍、17年にはタレントの吉木りさ(33)と俳優の和田正人(41)、モデルのMALIA.(37)と元Jリーガーの三渡洲舞人(27)なども入籍している。さらに過去には、02年に「globe」の小室哲哉(61)とKEIKO(48)、06年には女優の井川遥(44)とデザイナーの松本与氏といったビッグカップルも“いい夫婦の日”を選んで入籍していた。今年の入籍が去年より少なかった理由について、芸能人のウエディングなども扱うブライダル関係者は次のように解説する。「今年が少なかったというよりは、去年が特別多かったんです。いわゆる“令和婚”ですね。近年、入籍件数って毎年約1万組ずつ減少し続けているんですが、令和元年は縁起を担いで入籍件数が7年ぶりに増加しました。なので去年は“いい夫婦の日”に限らず結婚ラッシュだったんです。今年は、コロナの影響で結婚式は壊滅的でしたが、来年の秋以降の式場の予約は少しずつ戻り始めていて、式は延期だけど入籍は予定通りという人も多いです。去年よりも結婚報告が少ないのは、コロナの影響という訳ではないと思います」来年の“いい夫婦の日”にはどんな夫婦が誕生するだろうかーー。
2020年11月24日(写真左から)松田聖子、中森明菜2020年、松田聖子がデビュー40周年記念アルバム『SEIKO MATSUDA 2020』を発売。オリジナル作としては1996年の『Vanity Fair』以来、24年ぶりにオリコンのアルバムランキング週間TOP3入りを果たした。本作は『瑠璃色の地球』や『赤いスイートピー』などの名曲をリメイクしつつ、37年ぶりとなる財津和夫とのタッグ曲『風に向かう一輪の花』などの新曲も収録したアルバムで、その現役ぶりを見せつけた。その聖子とともに’80年代の音楽シーンを大いに盛り上げたのが、中森明菜だ。当時は現代のように、大物アーティスト同士が発売日をずらすといった忖度(そんたく)があまりない中で、聖子はシングルが24作連続でオリコン1位、明菜も’89年までにシングル19作品で1位を獲得。しかも、瞬発的な週間1位にとどまったのではなく、’80年代の年間シングルTOP10を見ると、聖子が5作、明菜は12作もランクインしている。名実ともに「日本を代表するアイドル」だったと言えるだろう。■聖子&明菜、翻弄された’90年代そのわりに、’90年代においては、聖子と明菜が音楽的に注目されることは少ない。彼女たちを特集する多くのメディアでも、この年代に関しては聖子が『あなたに逢いたくて』(’96年)で初のミリオンヒット、明菜はカバー・アルバム『歌姫』(’94年)がブームのパイオニアになった、などとひと言添えられる程度だ。だが、長年のファンの方ならおわかりのように、実際には2人とも’80年代だけではなく、この’90年代を乗り越えたからこそ、’00年代以降も活躍できたのだろう。そこで、聖子と明菜が時代の荒波にもまれながらこの10年間をどのように闘ってきたか、改めて振り返ってみたい。まず、’90年代は2人とも、スキャンダルやトラブルにもっとも翻弄(ほんろう)された10年間だったと言える。聖子は、語学教師との熱愛やダンサーへのセクハラ疑惑、神田正輝との離婚と翌年の歯科医師との再婚、そしてその2年後に再び離婚と、恋愛スキャンダルが多い。近年の穏やかな笑顔とは程遠く、当時は“魔性の女”といったイメージで頻繁に報道された。一方、明菜のほうは’89年7月に当時の恋人・近藤真彦の自宅で左手を切った自殺未遂騒動を経て、年末には近藤も同席し異例の謝罪会見(いわゆる“金屏風前会見”)を行った。’90年代に入った後は所属事務所との契約トラブルや間に入った自称ディレクターによる告発本の発売、さらに’99年には所属レコード会社から引退勧告を受けるなど、こちらはビジネスがらみのスキャンダルが音楽活動をも妨げている感じだった。今となっては、どこまでが事実でどこからが憶測による捏造(ねつぞう)なのか見当がつかない。ただし、上述の自称・明菜のディレクターだったという女性は著書にて、’91年のシングル『二人静』については“出荷”枚数(実売よりも多い)を記し、それを次のシングル『Everlasting Love』の “実売”枚数と比較して、いかにセールスを落としたかをわざと強調して書いていた。これを見る限り、彼女は明菜を思いやったのではなく、単に富や名声にあやかりたかったのだろうと直感した。きっと、聖子にもそういった思惑で近づいた輩(やから)が少なからずいたのだろう。重要なのは、これらのスキャンダルに対し、2人が音楽で奮闘したということだ。■転んでもタダで起きない’90年代の聖子まず、聖子は’90年にアルバム『Seiko』で全米デビューを果たした経験から、作詞や作曲にも積極的に関わるようになり、自立心が強く自信に満ちた歌詞や、それまで以上に華やかでゴージャスなサウンドの楽曲が増えた。’92年、5年ぶりに30万枚超のヒットとなったシングル『きっと、また逢える…』を発売して以降、ドラマティックなバラードが彼女の定番となり、’96年の『あなたに逢いたくて』におけるミリオンセラーにつながっていく。聖子は’89年にサンミュージックから独立しているが、’90年代にも前述の『きっと〜』やその翌年の『大切なあなた』が本人主演のドラマ主題歌になるなど、より踏み込んだタイアップを増やしていく。『ザ・ベストテン』や『ザ・トップテン』『夜のヒットスタジオ』などの主要音楽番組が軒並み終了してしまったことで、’90年代音楽のヒット構造が激変したわけだが、そこに当時、大手事務所に所属しドラマ出演をフックに楽曲のヒットを維持していた小泉今日子や中山美穂らに負けじと食らいついていったのがすごい。ちなみに、’90年代の聖子で『あなたに逢いたくて』に次いで2番目に売れたのは、’94年発売の『輝いた季節へ旅立とう』だ。オリコン最高12位とTOP10入りせずも、年間94位、累計売上は約37万枚というロングヒットに。カラオケでは年間18位とさらに人気で、《思い切り伝えたいあなたへのこの想い~》と、聖子よろしく勝気な笑顔で歌った女性も多かったのではないだろうか。さらに、追いかけるマスコミを逆手に取ってプロモーションに活用した。’96年末にシングル『さよならの瞬間』を発表した後に神田正輝と離婚。しかし、その3か月後にはシングル『私だけの天使~Angel~』を発表し、娘の沙也加に向けた愛情をリンクさせ、離婚のマイナス・イメージを一掃する。さらに、「会った瞬間ビビビッときた」ことから一般男性と再婚、ほぼ同時期にアルバム『Forever』を発表し幸せぶりをアピール。果敢に挑み続ける海外進出を含め、転んでもタダで起きないのが’聖子だ。その一方で、’99年末にアルバム『永遠の少女』を発表している。これは、’80年代を支えた松本隆が11年ぶりに多数の作詞を手がけ、かつての情緒的な楽曲がそろっていてコアなファンに人気の作品だ。セルフプロデュースだけに固執しない聖子の姿勢が、以降のYOSHIKIや竹内まりや、そして31年ぶりとなった松任谷由実からの楽曲提供にもつながったのではないだろうか。対する明菜も’90年代は、’80年代とは異なる作家やミュージシャンと新たにタッグを組んでいく。その代表作が、’93年のアルバム『UNBALANCE+BALANCE』に収録された『愛撫』だ。本作は、作詞を松本隆、作曲を小室哲哉が担当。翌年以降、TRFや篠原涼子、globe、安室奈美恵、華原朋美などを次々とプロデュースし、時代の寵児(ちょうじ)となった小室が得意としたのは高音ボーカルだったが、明菜は彼女たちとは対照的な低音ボーカルで小室サウンドに挑んだ。テレビ番組で《Lonely Night 人は孤独な星 Lonely Night 瞬いて消える~》と大きく手を振りながら、ビートに乗って妖(あや)しく歌う姿に「キター!!」と感じた人も多かったのではないだろうか。■『愛撫』と『帰省』、2つの名作が誕生その結果、アルバム曲ながら有線やカラオケでヒットし、その評判を受けて翌’94年には両A面シングル『片想い/愛撫』としてリカットするほどに。特に、有線では’93年の年間53位、’94年に65位と2年にわたって人気を博した。’80年代にも年間TOP10作が8作とメガヒット・アルバムが大量にある明菜だが、’93年の『愛撫』はアルバム曲として明菜最大のヒットとなった。’90年代は、この低く響く地声のほか、優しく繊細な裏声まで響かせるようになる。この裏声でのふわっと力を抜いた歌唱だからこそ、カバー・アルバム『歌姫』は、明菜のオリジナル曲とは別次元で各方面から評価されたのだろう。音楽情報誌『CDでーた』では当時《オリジナル以上に『女性・中森』がじっくり味わえるできである》と紹介されている。また、明菜も’92年に連続テレビドラマに進出。安田成美とのW主演だった『素顔のままで』は、口は悪いが世話好きで心優しい女性という絶妙な役を演じ、平均26.4%、最終回31.9%と、当時としてもかなりの高視聴率を記録。さらに主題歌の米米CLUB『君がいるだけで』も約290万枚というメガヒットとなった。このとき、明菜も他の女性歌手のように、挿入歌なりイメージソングなり、ドラマに絡めて発売できていたなら、’90年代の彼女はいくぶんスムーズに活動できたのかもしれない。トラブルに巻き込まれた10年間の中で、無事に主演ドラマと主題歌を手がけたのが、’98年の『冷たい月』。夫の自殺とそのショックによる流産から、不幸のキッカケを作った女性への復讐を企(くわだ)てるというサスペンスドラマだったが、当時の明菜がまとっていたダークなイメージも相まって見事にハマり、また、高い演技力も見せつけた。ドラマの主題歌となった『帰省~Never Forget~』で、地を這うように歌う出だしから始まり、サビで《せめて今を恥じないで負けないで生きている》と絶唱する様子は、まるで命を削るかのようなすごみがあった。模索し続けた10年間だったが、前述の『愛撫』とこの『帰省』の2作が生まれたことだけをとっても、決して無駄ではなかったと言えるだろう。このように’90年代の聖子と明菜は、それぞれの道を模索して’00年以降の活躍につなげた。より“人間味”が強く現れた作品が多い10年だったとも言えるだろう。余談だが、’05年にダウンタウンが司会を務めた音楽バラエティー番組『HEY!HEY!HEY!』の放送で、聖子と明菜がボウリング対決するといった夢のような企画があり、常に比較されてきた2人がはしゃいでいる姿がとても印象的だった。あんなふうに無邪気に共演する2人を、いつの日かまた見てみたい。(取材・文/人と音楽をつなげたい音楽マーケッター・臼井孝)
2020年10月10日デイリーバッグとして人気の高いミニトランク、”ザ・ロンドン・スクエア”が7つの新しいポップなカラーとレザーのコンビネーションで登場しました。新色の7つのカラー異なるパーソナリティの女性たち、あるいは同じ女性がシーン毎に異なる装いやキャラクターを求められる、そんな時代に多彩なカラーのバッグを身に着けている姿は、超個性化の今を表現しています。ある時はナチュラルに、またある時はクリエイティブに、シチュエーションによって変化していく、多様性の高いライフスタイルにインスパイアされたコレクションです。新色ピーコックブルーカラー新色ターコイズグリーンカラー新色サフランカラーそれぞれのケースのライニングは遊び心のある、ユニークな柄をデザイン。中を開けても思わず笑みがこぼれ、持つ人の毎日を明るく感じさせます。新色フラミンゴカラー内装ミニサイズのケース用に初めて、別売りのスモール ラゲッジタグ、スモールステッカーも登場。別売 スモールステッカー(ロサンゼルス)別売 スモールステッカーウェビングショルダーストラップも組み合わせれば、パーソナライズを思い切り楽しんで頂けます。別売 ウェビングショルダーストラップスモール ラゲッジタグは、今回の新色に合わせたカラーリングがラインアップ。別売 スモール ラゲッジタグケースとは異なるカラーでアクセントにするのもおすすめです。さらにパーソナルなタッチを加えるためにケースとスモール ラゲッジタグ、いずれにもイニシャルを入れることができます。(スモール ラゲッジタグのイニシャリングは銀座店とオンラインストアのみ)新しい毎日のスタイルに、新しいカラーのバッグを選んでみてはいかがでしょうか。新色パステルブルーカラー展開店舗:グローブ・トロッター 銀座、銀座三越、伊勢丹新宿メンズ館、阪急うめだ店、福岡岩田屋本館商品詳細:ミニトランク”ザ・ロンドン・スクエア” W20×H20×D11cm価格:ミニトランク”ザ・ロンドン・スクエア” 新色7色 各12万円(税別)スモールステッカー 全8種 各2,500円(税別)ウェビングストラップ 新色5色 各1万9,000円(税別)スモール ラゲッジタグ 全7色 各1万円(税別)オフィシャルサイト:企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年10月07日会見を開いた小室哲哉一昨年の1月、看護師との不倫疑惑を否定する会見を開き、引退した小室哲哉。衝撃的だったのは、自身の性欲に言及した場面だ。肝炎などによる「体調不良」について説明しつつ「非常にお恥ずかしい話」としたうえで、「男性としての女性を呼び込みたいというような欲求」がないことを告白。男として枯れてしまったことまで匂わせた姿は、かつてのプレーボーイには似合わないものだった。■引退撤回した小室の恋愛遍歴そんな小室が今年7月に活動を再開。乃木坂46の新作『Route 246』の作編曲を手がけた。プロデューサーの秋元康によれば「古くからの友人」ゆえに依頼したとのこと。それも嘘ではないだろうが、乃木坂の話題作りにうまく利用した印象も否めない。逆から見れば、2008年に5億円詐欺事件で逮捕され、すっからかんになった小室が自分を安売りするような構図にも映るのだ。が、この誘いに乗ったのは、小室がまだ枯れていないからだろう。何せこの人、無類のアイドル好き。それが創作の原動力にもなってきた。TMN時代に岡田有希子のアルバム曲を手がけたことに始まり、中山美穂、堀ちえみ(引退ソング)、宮沢りえ(デビュー曲)らに作品を提供。篠原涼子をブレイクさせてからは作詞もこなすプロデューサーとして、数々の女性歌手を“歌姫”に仕立てあげた。なかでも、華原朋美については「アーティストに手をつけたのではない。恋人に曲を書いてデビューさせただけだ」とする歌謡史上、最大の公私混同戦略で大成功。Jポップ界の王子様として、B級グラドルだった朋ちゃんをシンデレラにしてみせた。ちなみに、最初の妻もアイドルデュオ・キララとウララの大谷香奈子だし、華原と破局後、再婚した妻は自らプロデュースしたAsami。3度目の妻は一緒にglobeをやってきたKEIKOである。こうした生き方ができたのは、彼が音楽面だけでなく、容姿的にも経済的にもイケていたからだ。篠原はブレイク前、東京パフォーマンスドールのメンバーだったが、その公演を小室はお忍びで見に行っていた。いわゆるオタク然とはしていない美青年の出現に、メンバーたちは「いったい、誰がお目当てなんだろ、って盛り上がってた」(篠原)という。そんな小室も、61歳。王子様というより、おじいさまでもおかしくない年齢だ。秋元の要求で7回書き直したという今回の復帰作も、懐メロ感が漂う。「WOW」が連呼されるサビなど、いかにも’90年代のJポップで、そんな小室っぽさがわかりやすいほうが話題になると秋元は踏んだのだろう。なお、乃木坂のセンター・齋藤飛鳥は「もともと小室さんのファンだった」としたうえで、「楽曲も“小室さん感”があふれていて、個人的に本当にうれしかったです」とコメント。ただ、齋藤が生まれたのは小室が失速しつつあった’98年なので、いささかリップサービスっぽい。老いたベテランをいたわっているようでもある。とはいえ、男としての欲求が枯れたかのようなことまで言っていた人が精気を取り戻し、引退も撤回したのだ。このうえは、彼なりの余生を楽しんでほしい。王子様だったことを知らない少女たちにとっては、アイドル好きのおじいさまにしか見えないとしても──。PROFILE●宝泉 薫(ほうせん・かおる)●作家・芸能評論家。テレビ、映画、ダイエットなどをテーマに執筆。近著に『平成の死』(ベストセラーズ)、『平成「一発屋」見聞録』(言視舎)、『あのアイドルがなぜヌードに』(文藝春秋)などがある。
2020年09月15日土曜ナイトドラマ「M愛すべき人がいて」の展開が、佳境を迎えている。テレビ朝日とABEMAによる初の共同制作で作られた本ドラマは、平成の歌姫・浜崎あゆみにまつわる同名小説を基に、ドラマ用に大胆な脚色が施された。主人公“アユ”が、名プロデューサー“マックス・マサ”と出会い、導かれることで、トップスターに上り詰めていく様子が、ドラマティックに描かれている。アユを演じたのは、先日、歌手デビュー1周年を迎えたばかりの新鋭・安斉かれん。演技に対する新鮮さや懸命さ、どこか孤高を持するクールビューティなところもあいまって絶妙なバランスを醸し、主役として存分に輝きを放っている。残すところ2話となった後半戦のいま、安斉さんに奮闘する思いをインタビューした。初挑戦の芝居の世界自分の演技は「うける」って感じで恥ずかしい(笑)――現在、「M愛すべき人がいて」撮影の後半戦に入っていると伺っています。“Stay Home”で撮休も長かったと思いますが、現場に戻ったとき、すぐ“アユ”に戻れましたか?安斉:私自身、役に戻れるかがすごく不安だったので、本番の2日前に、1回リハーサルを入れてもらったんです。その時間があったからこそ、すんなりアユに入れたところもありました。やっぱり2か月も空いてしまうと、戻れるか不安でした。――OAでは、毎話SNSでトレンド入りしたりと話題になっていますが、安斉さん自身、リアルタイムでご覧になっていましたか?安斉:現場に入っているとき以外は、しっかり見ていました!自分の演技は「恥ずかしさで、逆にうける」って感じでした(笑)。実際見ると、「テレビに映っている自分だ~」って、なんか恥ずかしかったです!――副音声の放送では、伊集院光さん、ナイツの塙宣之さんなども、安斉さんの演技についてお話しており、すごく盛り上がっていました。皆さんの反応については、どう受け止めています?安斉:すごくうれしいし、ありがたいです!もともと、お芝居というものが未知だったので、いろいろな意見をいただきます。ただ、自分では何が正解かも、まだわからないものなので、副音声の皆さんのお話はありがたかったです。姫野礼香さん(※田中みな実演じる)とのシーンについても、すごく反響をいただいているんですけど、とにかく礼香さんがすごいので、私も自然とリアクションができている感じです。三浦翔平は、安斉さんにとって「リアルマサさん!」――これまでの放送の中で、そのほかの共演者の方からの刺激などもありましたか?安斉:1話の最後に泣くシーンがあったんですけど、最初は、なかなか泣けなかったんです。そのとき、三浦(翔平)さんが本当にマサになり切ってくれて、「そんなんじゃ、伝わらねえぞ!!」と喝を入れてくださって。私の気持ちを作るために、三浦さんがやってくださったのだと思います。本当に印象的でした。――安斉さんのために、なり切る三浦さんも非常に熱い方ですね。安斉:三浦さんは、「俺はマサになる!」とおっしゃっていましたし、私から見たら本当に「マックスマサさん」です。演技を全然知らないところから始めた私を支えてくれているところも、アユを支えているマサとかぶって、“リアルマサさん!”という風に思っています。――そのほか、初演技で驚いたことや撮影で大変だったことなど、何かありましたか?安斉:ちょうど先週放送された4話で、冬のシーンがありました。…けど、今、夏じゃないですか(笑)?とにかく暑かったのに、「寒い、寒い…」みたいな演技をしないといけなかったことは、すごく大変でした。汗をいかに出さないか…っていう、そんな大変さは初めてで、難しかったです。安斉さんが歌っていて一番気持ちいい、90年代の曲とは…?――安斉さんは、2020年5月で歌手デビュー1周年を迎えられました、おめでとうございます。この1年間を振り返って、自分の成長や、大きく変わったところ、変わらないところなどがあれば、聞かせていただきたいです。安斉:ありがとうございます!変わらないところは、デビューするときから音楽が好きな気持ちです。変わったところは、やっぱり…1年前はお芝居をするなんて思ってもみなかったので、すごく幅は広がったのかな、と思います。いろいろなことに「挑戦したい」と思うようにもなりました。――アユを演じてみて、音楽に対しての向き合い方が変わったなどもありましたか?安斉:変わったというよりも、この役を通して、90年代の音楽をすごくたくさん聴くようになりました。元々、わたし自身の曲も90年代のリバイバルなサウンドですし、ドラマの中で挿入歌を歌ったりして触れてはいたんですが、しっかりといろいろな90年代の曲を聴くことをあまり意識してこなかったので、新しく聴くようになったのは変化でしたね。――ちなみに、歌ってみて一番気持ちよかった90年代の曲は何でしたか?安斉:浜崎あゆみさんの楽曲はドラマの中では自分の曲という設定なので、アユとして緊張しながら歌う場面が多かったので…気持ち良かったという面では「DEPARTURES」(※globe)かも!(text:赤山恭子)
2020年06月24日“会った瞬間にドキッ・・・!”もはや他の人なんて見えない――。クラブで出会った彼との恋。“踊る君をみて~恋が始まって~”(by globe)的な女子、結構いらっしゃるのでは?今回はそんな恋する乙女たちへ。クラブラブを成功させた先輩方の意見をもとに恋のススメ方をアドバイスしちゃいましょう。■まずはLINE「まずはほとぼりが冷めないうちにLINEした方がいいよ。連絡取らなくなると、どんなにイイ感じだったとしても、その後関係がつながらなくなっちゃうから・・・。気軽に連絡とれる仲を目指して!」(21歳/学生)「どうしようかな、デートに誘ってみようかな・・・」なんて立ち止まって考えていてはいけません。まずは、いつでも連絡がとれる関係になった方がアプローチしやすいこと間違いなし。LINEを送って気軽な会話を続けられるようにしておきましょう。沢山やりとりしていけば、デートするまでの間にも仲良くなれますし、会ったときの話のネタが沢山できます。もちろん電話もOK!■すぐに会うべし「なるべく早く彼に会った方がイイよ!時間が経つと相手の盛り上がってる気持ちがしぼんじゃうかもじゃん。出会ってすぐの、お互いトキメキがあるタイミングを逃しちゃダメ!」(30歳/メーカー)クラブなどでの短時間の出会いからのトキメキは、さめるのも早いもの。時間が経ってしまうと、せっかくの出会いも恋愛に発展しないかも・・・。気持ちがアツいうちに会って、じゃんじゃん距離を縮めるのが正解です!■オシャレに力を入れるべし「クラブに行く時って髪型も服装も超華やかじゃん。彼はそのイメージを持ってあなたに好意を持ってるから、次会った時に地味だと『あれ?俺の勘違いだったかも・・・』ってなる危険アリ!オシャレに磨きをかけよう」(24歳/銀行)この前会ったときはイイ感じだったし・・・と、オシャレに手抜きするのはダメです。『クラブマジックだった・・・』と彼に引かれてしまう危険が・・・。特に暗闇だとチェックできないお肌はキレイに整えてデートに望むべきです!■パリピじゃないアピールしとくべし「クラブでの出会いって軽く思われがちだから『パリピじゃない!アピール』は必須。いつもこうやって色んな人と遊び歩いているみたいに思われるとせっかく彼があなたを気に入っても引いちゃうから・・・」(22歳/学生)確かに、クラブにいりびたってる女子ってチャラいイメージありますもんね。いつも色んな男子とLINEを交換しては会っている相手に勘違いされてしまうと、引かれてしまったり、軽く扱われてしまう可能性大です。せっかくのあなたの恋が真剣に受け取ってもらえないのは悲しいですよね。「パリピじゃない!」アピールはしておいた方がよいでしょう。■共通の知人に助けを求めるべし「だいたいクラブって誰かと一緒にきてるから、そこで彼の友達の連絡先もゲットできるじゃん。それってラッキーだよ!その友達から情報聞けるし、飲み会のセッティングもしてもらいやすいし。色々協力してもらおう!」(21歳/学生)共通の友達に協力を頼むのも一つの手です。彼の女関係や好みのタイプなど色々とリサーチをかけてアプローチの対策を練りましょう。また、あなたへの気持ちを聞き出せれば、告白のタイミングがはかりやすいので成功率もグッとアップすると思いますよ!■最後に鉄は熱いうちに打て!ならぬ、恋は熱いうちに打て!です。お互いの気持ちがグッと高まっている今こそアプローチすべし。上記のことを意識しながら、ぜひ、彼との恋愛を進めていってくださいね。(城山ちょこ/ライター)(ハウコレ編集部)
2020年06月17日元・音楽プロデューサーの小室哲哉(61)が6月12日、ラジオ番組『TOKYO SPEAKEASY』(TOKYO FM)に出演した。番組で「公共の電波は2年4ヵ月ぶりです」「秋もっちゃんがプロデュースしてる番組ということで。『小室君、出ようよ』って」と秋元康(62)からの誘いで出演したと明かした小室。いっぽうで、基本的には「メディアとかに出て行くつもりは全くゼロ」と、表舞台とは改めて一線を引くコメントも。一部週刊誌でglobeのメンバーでもある妻・KEIKO(47)との離婚調停が始まったと報じられている小室。18年1月に看護師との不倫疑惑が報じられ、直後に開かれた会見では”僕なりのけじめ”として「自発的な音楽活動は本日をもって退こうと思います」と引退を表明。また突発性難聴になっていたことも明かした。会見の1週間後、小室は旧知の仲であるTM NETWORKの面々と会合を開催したという。「18年はTMNにとって結成35周年の記念イヤーでした。年内のライブを計画していたものの、小室さんは引退を発表。メンバーの宇都宮隆さん(62)と木根尚登さん(62)は急遽集まり、小室さんの悩みを聞いてあげたそうです。そこで小室さんは『最近、仕事がうまくいってなかった』などと告白。小室さんは時間が過ぎても、まだ話し足りない様子だったそうです」(音楽関係者)同年5月、本誌の取材に応じた小室は引退を改めて強調。そして「学歴もなく、よくも悪くも自己流で音楽をやってきたんです」「“小室っぽいね”と言われるのが、僕の中ではいちばんきつい」と音楽家としての苦悩も語っていた。「小室さんは毎年、11月27日には誕生日会を盛大に開いていました。ですが引退を発表して以降、還暦祝いでも開催していません。質素な生活を送っていて、以前とは違い自分で車を運転しているそうです。免許もそのために取り直したと聞きます。仕事も新人発掘や楽曲へのアドバイスなど、裏方作業に徹しているようです」(前出・音楽関係者)ラジオで「僕にはオンラインの中でのヒット曲がまだない。1曲くらいあってもいいのかな」と音楽活動への意欲をみせた小室。「復帰宣言じゃないですよ」とも話したが《また、曲を聴かして欲しいですね》《才能とそれを認める方々がある限り、活動は続けて頂きたい》と引退撤回を望む声も。ファンの想いは届くだろうか。
2020年06月12日現在放送中の安斉かれん&三浦翔平共演ドラマ「M愛すべき人がいて」の挿入歌になっている「CAN’T STOP THIS!!」のMVが公開された。「CAN’T STOP THIS!!」は、1993年に発表されるや否やクラブ(ディスコ)シーンで大ヒットを記録し、その後の日本のダンスカルチャーの礎となった90年代を代表する1曲、MAXIMIZORの「CAN’T UNDO THIS!!」のリバイバル楽曲。歌うのは、Beverly、「FAKY」、「FEMM」、「lol-エルオーエル-」、Yup’in、安斉さんというエイベックスの次世代が集まって期間限定で結成されたユニティー 「REVIVE ’EM ALL 2020」だ。またオリジナルに最大限のリスペクトを込めつつ、今回「CAN’T STOP THIS!!」というタイトルにしたのは、現在の世界を覆う新型コロナウィルスによる社会不安に対するカウンターを意識してのことだという。なお、本日より同楽曲だけでなく各アーティストたちが個別に「DA PUMP」、「Every Little Thing」、「globe」、hitomi、「TRF」、「m-flo」、相川七瀬のヒット曲をリバイバル(新たな解釈でカバー)したアルバム「avex revival trax」がデジタル配信スタートした(5月13日にはCDパッケージとしてもリリース)。<参加アーティストコメント>・FEMM/RiRiとYup’in(今作の歌詞を共作)来るべき終息を待ち侘びる人も多い中で、自分達も何か音楽で出来ることはないか?と思っていた時に「踊れる未来へ」というエイベックスらしいコンセプトを受け取り、歌って踊りたくてうずうずしている自分にも正直になれました。結果、等身大の想いを言葉に込められたと思っています。いつも仲良く切磋琢磨してきた同世代の仲間と、この想いを一緒に伝えられることは本当に心強いです。色々な立場のあらゆる人々がとても辛い時期を過ごしてらっしゃると思いますが、今はご自宅で、この曲を少しでも自由に踊って楽しんで頂けたらなと思います。・Beverly今、この大きな困難が続く中、本当に大変な思いをされている方々が沢山いらっしゃいます。そんな中で、わたしたちアーティスト同士が手を取り合って、音楽の力を信じ、“Revival” という願いが詰まったこの作品が生まれました。「CAN’T STOP THIS!!」に「Don’t stop the music!!(音楽を止めるな!/音楽を止めさせない!)」と強く歌うパートがあります。そこには、全員の声が重なり合い影響し合うことで、不安を掻き消すようなエネルギーが溢れています。この作品を通じて、そんな音楽のパワーを感じて頂けたら何よりです。・FAKY/Lil’ Fangただのカバーではなく、復活・再生・回復を意味する "Revival" をテーマにした今作に、FAKYとして参加させてもらう意味をすごく感じています。また「CAN’T STOP THIS!!」も、今の世の中だからこそあらゆる世代の方に勇気を与えられる楽曲だと思っています。沢山の方々に愛された曲に乗せ、普段は別々の場所で頑張っている同世代のアーティストが集まって1つの音楽を作ることで、個々では表現することのできない音楽感やパワーを存分に盛り込んだ作品になりました。ミュージック・ビデオからも、その力を感じて頂けたら嬉しいです。・lol -エルオーエル-/小見山直人今、世の中では嫌なニュースが日々飛び交っています。気持ちが沈んだり、不安になったりしてしまうことがたくさんあります。この取り組みを通じて、僕たちが音楽で少しでも皆さんの心の支えになれたらいいなと思い、気持ちを込めて歌わせていただきました。僕自身も、音楽の大事さを改めて感じることができました。15人で1曲を繋ぐ・・・このリバイバルの輪が、もっと大きく広がることを心から願っています。・安斉かれん90年代は、すごく勢いのある華やかなイメージがあるので、私たち世代がその時代を彩ったこの曲を歌うことで、かつてその時代が持っていた、そして、今の私たちが持っている「力強さ」を表現できたらいいなと思いました。私はグループではないので、いつもは一人で歌っています。誰かと一緒に歌うという経験は初めてだったのですが、とても心強かったです。ご一緒した先輩たちの歌声から私も感じた「芯の強さ」が、皆さんの心に届くよう願っています。「M愛すべき人がいて」は毎週土曜日23時15分~テレビ朝日系24局にて放送、毎週土曜日0時5分頃~ABEMAにて配信開始。(cinemacafe.net)
2020年04月27日『JR SKISKI』公式サイトより吐く息が白くなりはじめるころ、テレビのCMや駅のポスターで大々的に打ち出される『JR SKISKI』。毎年、JR東日本が旬な若手女優や俳優を起用する、スキー旅行のキャンペーン企画だ。CMの中で繰り広げられる“恋愛模様”は多くの若者をときめかせている。■『JR SKISKI』といえばこれまでのCMを振り返ってみると、誰もが知っているような冬ソングがCM曲に選ばれているが、最初の一曲は意外にも’91年の『Choo Choo TRAIN』だった。当時、EXILEのHIROが所属していたZOOが起用され、キャッチフレーズである「雪男。雪女。」の背景で、あの軽快な音楽とともにぐるぐる踊る斬新な映像だった。その後、4年連続でZOOがCMに出演していたが、’95年には日本のCMソングとして最も売上枚数のあるglobeの『DEPARTURES』とともに、竹野内豊と現在は芸能界を引退している江角マキコが恋人のような設定で起用された。以降、浜田雅功や吉川ひなの、木村カエラなどがイメージキャラクターとして抜擢されるが、当時はスキー場での恋愛模様がメインではなく、新幹線を利用してスキー場へ行くことを中心としたCM構成となっている。’07年から’11年までキャンペーンの休止期間があったが、’12年に本田翼と窪田正孝を起用したテレビCMが6年ぶりに復活し、キャッチフレーズの「青春は、純白だ。」とともに話題を集めた。スノーボードが流行りはじめていたものの、あえてスキーを前面に出す内容だったのは、「スキー」と「好き」をかけた、かわいらしい演出が背景にあったのだ。この年から、“イメージガール”を起用し、真っ白な雪景色に頬を赤らめる若手女優がより美しく映し出されていく。NHK大河ドラマ『麒麟がくる』で沢尻エリカの代役を務めることになった川口春奈や朝ドラ女優として多くの作品に出演する広瀬すずなど、旬な女優がイメージガールを務めてきたが、’17年だけは、懐かしの“あの2人”が登場した。映画『私をスキーに連れてって』で主演だった原田知世と三上博史がイメージキャラクターに選ばれ、映画の公開30周年を記念した特別企画のCMを制作した。当時の2人の映像にユーモアのあるアテレコをしたCMや、イラスト調の大型ポスターが駅構内などに掲示されたのは記憶にあたらしいだろう。■今回、抜擢されたのは……毎年、多くの芸能事務所が『JR SKISKI』のイメージキャラクターに自社タレントを売り込んでいるというが、今回(2019年〜2020年)起用が決まったのはイメージガールではなく、若手俳優・岡田健史だ。岡田といえば、ドラマ『中学聖日記』(TBS系)で有村架純の相手役“黒岩くん”に大抜擢されドラマデビュー。一躍、シンデレラボーイとなった。今回のキャッチフレーズは「この□は□□ない」とだけ明かされていることや、『JR SKISKI』初の“60秒CM”となっているなど、制作側の力の入れようも感じられる。12月18日(水)の21時54分頃、日本テレビにて放映予定(※関東地区のみの放送)。冬の訪れを告げる『JR SKISKI』。数多くの女性の心をつかんだ岡田健史が、どんな表情を見せてくれるのか注目したい──。
2019年12月12日FLOWFUSHI(フローフシ)の新ブランド「UZU(ウズ)」の2nd コレクションから、《UZU 38℃ / 99℉ Lipstick <TOKYO>》と《UZU 38℃ / 99℉ Lip Treatment》が2019年9月27日(金)より発売されます。すっぴんの唇を美しく魅せる温度“38℃”にちなみ、日常の中でほんの少しだけ心の温度が上がるリップメイク・ケアを叶えてくれます。《UZU(ウズ)》リップスティックとリップトリートメント誕生FLOWFUSHI(フローフシ)の新ブランド「UZU(ウズ)」の2nd コレクションとして、《UZU 38℃ / 99℉ Lipstick <TOKYO>》と《UZU 38℃ / 99℉ Lip Treatment》が誕生。2019年9月27日(金)より発売されます。とても大きな幸せや愛ではなく、実は日常の中に溢れている、心が色づくときめき。例えば空がとても青かったり、風が気持ち良かったり、雨音が穏やかだったり。毎日通る誰かの家の庭先で季節の花を見つけた瞬間も、愛する人と笑い合った瞬間も。あなたの心がほんの少しでも豊かになった瞬間、あなたの毎日も世界も少しだけあたたかくなります。そんな些細だけど絶妙で、日常と世界に欠かせない温度感を表現したリップスティックとリップトリートメントです。すっぴん唇が美しくなる38℃へ導くため、高濃度マイナスイオンを発生する独自の美容成分「エンドミネラル®︎」を配合。ほんの少し温度を持ち、ナチュラルに上気したようなピュアな色気を演出してくれます。常在菌に働きかける乳酸菌「ラ・フローラEC-12®️」を、一本に190億個も世界初配合。唇がみずからの力でうるおい続ける唇へ導いてくれます。UZU 38℃ / 99℉ Lipstick <TOKYO>パウダー、ワックス、オイルのバランスを独自に調整したマイクロエアロ処方や独自技術により、唇と溶け合うようになめらかにのび広がり、むらのない仕上がりに。さらに極上の塗り心地を叶えてくれるテクスチャーには、高い密着力とキープ力も搭載されています。カラーカラーは全6色。それぞれの色の個性や魅力を引き出すため、6色すべての濃度・質感が異なるフォーミュラが開発されました。商品概要UZU 38℃ / 99℉ Lipstick <TOKYO>(ウズ 38℃ / 99℉ リップスティック <トウキョウ>)種類:全6種価格:各2,200円(税抜)UZU 38℃ / 99℉ Lip Treatment世界に存在する過酷な乾燥エリアや、人種・性別によって唇の状態は異なります。《UZU 38℃ / 99℉ Lip Treatment》は、どんな環境・状態であろうと、唇の潤いを求める全ての人が満足できるトリートメント効果を採用しました。FLOWFUSHI(フローフシ)で人気を集めたリップトリートメントで使われていたチップの角度はそのままに、唇に触れる面をリデザイン。ひと塗りでもむらのない塗布が可能になりました。起毛質はより細い0.8デニールに変更し、唇に触れた時の柔らかさ・優しさ・フィット感が高まりました。カラートリートメントとしてはもちろん、リップグロスとしても楽しめる鮮やかな6色がラインナップです。商品概要UZU 38℃ / 99℉ Lip Treatment(ウズ 38℃ / 99℉ リップトリートメント)種類:全6種価格:各1,600円(税抜)全世界先行発売POP UP STORE開催2019年9月15日(日)から2019年9月17日(火)までの3日間、表参道ヒルズ 大階段にてPOP UP STOREを開催。2019年9月27日(金)の全国発売に先がけ、《UZU 38℃ / 99℉ Lipstick <TOKYO>》と《UZU 38℃ / 99℉ Lip Treatment》が先行発売されます。ポストカードプレゼントPOP UP STOREにて製品を購入した方には、UZU 38℃ / 99℉のキービジュアルとなっている全10種類のポストカードをプレゼント。キービジュアルに使用された10枚の写真は広告のために撮影したのではなく、世界の著名なフォトグラファー10名がプライベートな「38℃の瞬間」を捉えた未公開の写真となっています。1製品の購入で好きなポストカードを1枚プレゼント。無くなり次第終了となりますので、ぜひお早めに。〔キュレーター、Cary氏からのコメント〕The assignment from UZ team was not a regular photo shoot but to curate photos that capture the 38℃ / 99℉ essence in everyday life from photographers around the globe. All these personal photos evoke tenderness, intimacy, humor and joy…. captured moments of the everyday.The beauty in the everyday.Cary Leitzes Founder / President at LEITZES & COUZUチームからの依頼は、通常の撮影ではなく、それぞれの日常の中にある38℃の瞬間を捉えた写真を世界中のフォトグラファーから集めて欲しいというものでした。これらのフォトグラファーによるとてもパーソナルな写真は、優しさ、親密さ、ユーモア、そして喜びを呼び起こします。そんな日常にある素敵な瞬間をとらえています。開催概要期間:2019年9月15日(日)〜9月17日(火)時間:11:00〜20:00場所:表参道ヒルズ 大階段住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-12-10・東京メトロ銀座線、千代田線、半蔵門線「表参道駅」A2出口より徒歩2分・東京メトロ千代田線、副都心線「明治神宮前〈原宿〉駅」5出口より徒歩3分・JR山手線「原宿駅」表参道口より徒歩7分まとえば世界が少しあたたかくなる唇が美しくなる38℃に達した瞬間、女性の心は色づき、世界は少しだけあたたかくなります。女性にとっては、メイクも日常を豊かにしてくれるツールの一つ。《UZU 38℃ / 99℉ Lipstick <TOKYO>》と《UZU 38℃ / 99℉ Lip Treatment》をまとい、あなたの心と世界の温度を少し高め、なんだかいい日をお過ごしください。
2019年09月15日《globeも、24歳か。。。早いものですね。デビューの時のステージは今でも、鮮明に覚えています。。。globe愛してる♪》大ヒット曲『DEPARTURES』(96年)が230万枚の売り上げを記録したglobe。その結成24年を祝うメッセージを8月8日、Twitterに投稿したKEIKO(47)。11年にくも膜下出血で緊急手術を受けた彼女は、高次脳機能障害を患い、音楽活動を休業。現在は大分の実家で療養する日々を送っている。「リハビリは順調で、体調が回復していることもあり、歌手復帰への思いが強くなってきています。今年に入ってからは上京の回数が増え、今後について関係者と打ち合わせを重ねていると聞いています。独自にボイストレーニングを行うなど、親しい音楽仲間に『もう一度ステージに立ちたい!』と話しています」(音楽関係者)折しも、来年はKEIKOがボーカルを務めるglobeがデビュー25周年という節目を迎える。「メモリアルイヤーとなるまさにそのタイミングで、本人は復帰を考えているそうです。ジムで体を動かし、定期的に大好きなカラオケに通ってglobeの曲も歌って、その日に向け備えています。ソロ歌手としての活動再開から、globeの再始動まで、さまざまな選択肢を検討しているようです」(前出・音楽関係者)globeの再始動となれば、欠かせないのが、夫であり音楽プロデューサーの小室哲哉氏(60)の存在だ。小室氏は昨年1月、看護師の女性との不倫疑惑が報じられ、会見で騒動の責任を取るかたちで表舞台からの引退を表明した。引退後の昨年5月には、本誌の直撃に「やり残した仕事、作らないといけない楽曲といったものは、もうゼロになりました」と淡々と話し、以降、本人から近況は伝わってこない。「小室さんは以前と違って、何でも1人でやりくりして質素な生活を送っています。頼まれれば新人発掘の手伝いや楽曲のアドバイス、編曲など裏方作業を行っています」(別の音楽関係者)音楽業界にいまでも関わっているという小室氏だが――。「現実的には小室さんはすでに引退した方なので、アーティストとして再び表舞台に立つのはなかなか難しいと思います。ただ、可能性としてあるとすれば、来年の25周年に合わせ“一夜限り”で復活するか、小室さんが裏方として“新生globe”に参加するケースでしょう。マーク・パンサーさん(49)もglobeの復活を心から望んでいますし、KEIKOさんの“もう一度歌いたい”という強い思いに小室さんも応えたいはずですから」(前出・別の音楽関係者)KEIKOが歌姫として再出発する日を、多くのファンはどこまでも待ち望んでいる。
2019年08月22日globe・KEIKO(46)が8月9日、Twitterを更新。グループの24周年を祝った。「globe愛してる」ともつづり、ネットで歓喜する声が上がっている。95年の8月9日、シングル「Feel Like dance」で華々しくデビューを果たしたglobe。デビュー曲にしてオリコンチャートで最高3位に輝き、さらに約95万枚の売り上げを記録した。またYouTubeにアップされた同曲のMVは、現在までに1,556万回以上という驚異的な再生回数を誇っている。9日、Twitterで《globeも、24歳か。。。早いものですね》と切り出したKEIKOは《デビューの時のステージは今でも、鮮明に覚えています。。。》と投稿。さらに《globe愛してる》とハートマークの絵文字とともに結んだ。同ツイートは1日ほどで5,200件のリツイートと1.9万回の“いいね”を記録。さらにファンはglobe愛溢れるこんなメッセージをKEIKOに贈っている。《globe愛してるという言葉、ジーんときました。感無量です。keikoちゃんからglobe愛してるという言葉を聞けて、こんなに嬉しい事はないです》《それぞれの 24年 良い事も嫌な事もいっぱいありました。でもglobeがあったから私は頑張れた》《24年間愛し続けています そしてこれからもずっと…》11年10月、クモ膜下出血に倒れたKEIKO。17年12月にTwitterを休止したが、今年1月から再開している。1月にはジムで筋トレをしたと明かし、3月にはカラオケで歌ったとも報告。さらに4月には《Mr.Childrenさんの、ライブに、行って来ました》《とても、心をうたれ、感動しました》とつづり、回復ぶりをツイートしてきていた。
2019年08月10日「肉フェス」が、東京・お台場と大阪・長居公園にて2019年4月26日(金)から5月6日(月・休)の11日間、同時開催される。これまでの出店数のべ1,100店舗以上、累計来場者数は630万人以上に達し、今やゴールデンウィークの風物詩となりつつある「肉フェス」。5周年を迎える今回、ゴールデンウィークが10連休ということもあり、例年より益々パワーアップ内容で来場者を迎える。日本が誇る肉料理、そして音楽や他ジャンルのコンテンツとをミックスし、新たな体感型フードイベントとして開催される。2都市同時出店"殿堂入り"メニュー2都市で共通して楽しむことができるのは、「肉フェス」で人気を集める定番メニューの数々。3年連続年間売上No.1を記録し、2016年に殿堂入りを果たした「肉フェス」の代表格メニュー、門崎熟成肉 格之進の「門崎熟成肉 塊焼き」が久々に登場。「門崎熟成肉 塊焼き」は、熟成肉の芳醇な香りが漂う赤身肉を存分に味わえる逸品。今回は、特別バージョンとして、門崎熟成肉 格之進が開発した世界初のお肉の調味料“牛醤”のソースを加えて提供する。肉フェス定番のまるで飲めるような肉汁たっぷりの“飲めるハンバーグ”、そして焼きしゃぶ発祥の地・北九州の肉処 天穂による「A4・A5熟成佐賀牛 厚切りステーキ&焼きしゃぶ」もラインナップする。2都市共通ジャンル:肉バーガー、肉の炙り寿司、牛カツ、牛タンまた、2都市共通ジャンルとして、バンズを肉に変えたボリューミーな肉バーガー、肉の炙り寿司、牛カツ、牛タンを展開。各都市でそれぞれ異なるメニューを取り揃える。東京会場では、肉バル Carne Tribeの「肉厚ジューシー!カルネバーガー」、炭火焼肉 いまがわの「鳥取和牛炙り寿司」、ゼスト キャンティーナの「福島牛A4厳選プレミアム牛カツ」、牛たんのせんだいの「厚切り熟成牛タン焼き」などを味わうことができる。大阪会場では、THREE PLACEの「三河牛と三河もち豚の肉バーガー」、銀座WORLD DINERの「黒毛和牛炙り寿司」、森精肉店の「飛騨牛 牛かつ 山葵添え」、北新地 乾坤一擲の「塩麹漬け厚切り牛タンの鉄板焼」を楽しめる。「肉フェス」史上初"神戸牛"ステーキブランド牛も、「肉フェス」を盛り上げてくれる欠かせない存在。2019年は、海外での認知度も高い「神戸牛」がついに初登場となり、東京・大阪ともに「神戸牛」本来の味わいを存分に楽しめるステーキで提供される。東京会場では、肉ビストロ De’licieux 29の「神戸牛 肩ロースのステーキ」を、大阪会場では、神戸牛専門店吉祥吉の「神戸牛極上赤身ステーキ」を用意する。東京会場注目の人気店パリで予約が取れないと話題のサクレフルールも、東京会場に出店。本店のレシピそのままにクラシックステーキを提供する。オニオンソース、ペッパーソース、ブルーチーズソースの3種の味を楽しめる。また、2年連続ミシュランガイド掲載のリストランテ ツヅキは、肉厚ステーキをダイナミックに味わえるダブルスモークのステーキを提供する。その他、「肉フェス」の応援団長を務めるフォーリンデブはっしーと人気店・焼肉 赤身 にくがとうがコラボレーションした限定メニュー「和牛赤身マウンテン」や、表参道 Lounge 1908、ぶたや 一歩一歩などが提供する“ガーリック×肉”メニュー、チーズを使ったダッカルビや肉バーガー、ローストビーフなど、注目のメニューが目白押しとなっている。大阪会場の注目メニュー大阪会場では、“チーズ”をふんだんに使用した肉料理が勢ぞろい。サックサクのフライドチキンを、とろとろチーズに絡めて食べる「まだん」の新メニュー“チョアチキン”や、 サシの入った国産牛に濃厚チーズソースをたっぷりとのせた「石焼ハンバーグ&ステーキHamburg」のステーキなど、贅沢なメニューがラインナップする。また東京・表参道の人気コーヒーブランド「LOHAS BEANS」のタピオカスイーツや、福島の人気店「高級芋菓子 しみず」のさつま芋を使用したパフェなど、食後に楽しめるスイーツメニューも揃える。映画『ボヘミアン・ラプソディ』の野外応援上映会場では、多くのアーティストたちによるステージも楽しめる。そのなかでも、映画『ボヘミアン・ラプソディ』スペシャルステージは必見。東京会場では、初日の4月26日(金)、大阪会場では最終日の5月6日(月)でライブ感たっぷりに上映される。また、4月30日(火)=平成ラストナイトには、東京会場で、DJ KOOとマーク・パンサーが出演し、平成を盛り上げたTRFやglobeの楽曲を披露。なお、マークパンサーは、5月3日(金)に大阪会場にも出演する。【詳細】■肉フェス TOKYO 2019開催期間:2019年4月26日(金)〜5月6日(月・休)営業時間:10:00〜21:00 ※初日12:00〜、最終日〜20:00会場:お台場特設会場 お台場青海地区P区画住所:東京都江東区青海1-1-16料金:入場料無料(飲食代別途) ※食券(700円/枚)、電子マネー利用可■肉フェス OSAKA 2019開催期間:2019年4月26日(金)〜5月6日(月・休)営業時間:10:00〜21:00 ※初日12:00〜、最終日〜20:00会場:長居公園 自由広場住所:大阪府大阪市東住吉区長居公園1-1料金:入場料無料(飲食代別途)※食券(700円/枚)、電子マネー利用可■出店店舗一覧<東京会場>肉ビストロ De’licieux 29/Efes Street Kitchen/門崎熟成肉 格之進/BRIDGE日本橋/大分聖地中津からあげ ぶんごや/肉酒場ビストロ男前/牛たんのせんだい/焼肉 赤身 にくがとう(前期:4/26〜5/1)/リストランテ ツヅキ(後期:5/2〜5/6)/ショーグンホルモン/ゼスト キャンティーナ/肉処 天穂/肉バル Carne Tribe/サクレフルール 神楽坂/ぶたや 一歩一歩/表参道 Lounge 1908/韓国料理 焼肉ハヌリ/肉塊UNO/鉄板焼 ミキスケ(前期:4/26〜5/1)/銀座WORLD DINER(後期:5/2〜5/6)/飲めるハンバーグ/炭火焼肉 いまがわ/MEAT STAND/ライスSTAND/hokkaido brewing/富士桜高原麦酒/FAR YEAST BREWING/COED/オフィシャルドリンクSTAND /北の綿雪/高級芋菓子 しみず/TUTU<大阪会場>肉小僧 匠/EFE KEBAB/神戸牛専門店 吉祥吉/ホルモン大吾朗/表参道 Lounge 1908/まだん/創業1978 焼肉こじま 難波店/森精肉店/門崎熟成肉 格之進/肉処 天穂/石焼ハンバーグ&ステーキ Hamburg/焼肉 海老洲/スリープレイス/北新地 乾坤一擲/職人のからあげ 華鳥/飲めるハンバーグ/銀座WORLD DINER/ライスSTAND/MEAT STAND/FAR YEAST BREWING/hokkaido brewing/スプリングバレー/ソフトドリンクSTAND/BEER STAND/LOHAS BEANS/北の綿雪/高級芋菓子 しみず
2019年02月15日平成カルチャーにどっぷり浸かった古市憲寿さんと乃木坂46の高山一実さん。青春期に夢中になったものを振り返りながら、去りゆく平成を、愛をもって語ります。平成って、昭和のツケをずっと払い続けてきた時代なんですよ。社会学者でテレビのコメンテーターとしても活躍中の古市憲寿さんと、国民的アイドルグループ・乃木坂46の人気メンバー、高山一実さん。平成最後の冬、ふたりが小説家デビューを果たした。“死と恋愛”をテーマにした古市さんの『平成くん、さようなら』はなんと、デビュー作にして芥川賞にノミネート(発表は1月16日)。“アイドル”を題材にした高山さんの『トラペジウム』は初版即完売、発売から1週間で8万部超まで増刷が大決定!文芸シーンでもまたたく間に注目の的となったふたりが、「平成カルチャー」を振り返り、未来について語り合った。古市:僕は昭和60年生まれで、物心ついた頃がちょうど平成元年。高山さんは平成6年生まれだから…平成8年の「たまごっちブーム」は経験していないですよね。とにかく本物が入手困難で、偽物ばかりを集めてしまった記憶があるけど(笑)。高山:私が子供の頃も、手に入れづらかった記憶があります。ショッピングモールで、整理券をもらって並んで買っていた友達がいたような。古市:今、グーグルで調べてみたら、「たまごっちブーム」って平成で3回起きていた。第2期のブームが平成16年みたいです。確かに、ブームってリバイバルしますよね。平成8年は安室奈美恵ちゃんがきっかけで「厚底ブーム」もあったけど、最近はメンズファッションで「ダッドスニーカー」が流行っている。高山:なんですかそれ!?古市:BALENCIAGAとかGUCCIがここ最近出しているスニーカーって、全体的にゴツくてでかいし、厚底なんだよね。おしゃれで履いていることになってるけど、背が高く見えて、脚が長く見える。高山:そのやり方、賢い!(笑)古市:僕は‘90年代から‘00年代にかけての、平成前半のJポップが大好きなんです。安室ちゃん、あゆ(浜崎あゆみ)、TRF、globeあたりは聴いていました?高山:聴いていたのはあゆと、くぅちゃん(倖田來未)ですね。詳しい子が、おすすめの曲をガラケーの「着うた」に設定してくれたんです。古市:めっちゃ懐かしい。「着うた」だと30秒しか聴けないんですよね。その後、1曲200円で全編ダウンロードできる「着うたフル」ってサービスが出てきた。高山:音楽でいうと、私が最初にハマったのはモーニング娘。さんです。『LOVEマシーン』(平成11年)はリアルタイムで聴いていたかも。父親が好きだったんですよ。たくさんいる中から自分の推しを見つける、みたいなことは物心がついた頃からやっていました。古市:誰推しだったんですか?高山:加護(亜依)ちゃんと辻(希美)ちゃんが大好きでした。古市:ふたりの今を思うと、時の流れを感じますよね。高山:映画だと、『ハリー・ポッター』シリーズ(平成13~23年)が大好きです!1作目の『賢者の石』が公開されたのは、私が小学校1年生の時で。映画の台詞を暗記するっていうのがクラスで流行って、今でも覚えているくらいです。古市:ジェネレーションギャップだ。『賢者の石』の頃は高校生だったから、そんなに思い入れがない。じゃあ、テレビゲームはしましたか?僕はプレイステーション(平成6年)から始まって、家庭用ゲーム機は結構通ってきています。『ドラクエ』とか『FF』(『ファイナルファンタジー』)とか。高山:私は「NINTENDO64」(平成8年)にハマりました。対戦型のゲームをやることが多かったんですよ。『マリオパーティ』と『スマブラ』(『大乱闘スマッシュブラザーズ』)と。小学校の登校班が同級生4人組だったので、4つのコントローラーを使って遊んでいました。古市:仲良し4人組がいたんですね。高山:今でも仲良しです。古市:僕は大学以前に友達だった人と、ひとりも連絡を取ってない。高山:えっ!?古市:携帯電話を最初に持ったのって、何歳の時ですか?高山:中学1年生です。親が渡してくれたんですけど、端末を1円で買えることが信じられなくて、親に怒った記憶があります。「なんでそんな嘘つくの?1円で買えるものなんて世の中にないよ!」って(笑)。古市:家の電話かポケベルしかなかった時代から、ガラケーをみんなが持つようになって、今はスマートフォンの保有率が6割近く。平成の大きな変化の一つは、みんなが当たり前のようにインターネットを使えるようになったこと。高山:ネットで買い物も簡単にできるようになりました。昔はアイドルのグッズが欲しくなったら、地元の千葉から電車で東京へ出て、専門店に買いに行ってたんです。「109‐2」(現「109MEN’S」)の下が、ハロプロショップだったんですよ。古市:そんな高山さんが、乃木坂46の1期生になったのは……。高山:平成23年です。古市:なでしこジャパン、パンケーキブーム、『人生がときめく片づけの魔法』。一気に“現在”って感じがする。だってパンケーキってまだブームじゃないの?高山:そうですよね(笑)。私自身は、7年前のことはあんまり記憶がないんです。オーディションに受かってから1年ぐらいはバタバタでしたし、東京での生活に慣れることにも必死で。お金もなかったので、欲しいものがあっても買えなかったし、カルチャーを楽しむ余裕もなかった。古市:何が欲しかったんですか。高山:洋服と、あとはいい化粧水も欲しかったです。上京して、肌が一気に荒れちゃったんですよ。古市:千葉の水と東京の水って、そんなに違うの!?高山:違うんですよ!実家にいた頃は湧水を汲んで使っていたので。古市:湧水?世代の違いももちろんだけど、地域の違いによっても、生きてきた現実がぜんぜん違うんだね。そこを無視して一括りにしようとする議論がありますよね。平成の若者といえば「ゆとり世代」だ、とか。上の世代からのそういうラベリングって、ピンときてました?高山:悪く思われているなぁという意識はありました。でも、私は高校生の時に『高校生クイズ』にハマって、今も毎年録画して見ているんです。頭が良くて、頑張っている同世代の子たちの活躍を見ると、「この人たちになら日本を任せられる!」って希望が持てるんです。その人たちのことを知っているからか、同世代の悪いところに目を向けようという気にならないんです。古市:よく「ゆとり世代」は協調性がないとか言われるんですけど、見方を変えたら、自分で物事を判断して自分で動ける子たちが多いってことなんですよね。アイドルに関して言えば、平成は昭和に負けてないって思います。古市:高山さんの小説『トラペジウム』、面白かった。すごく好きな台詞があるんです。主人公が言う、「私たちってさ、未来のことばっかり話してるよね」。青春の本質だと思うんですよ。若いってことは未来の話ができるということ。今日は、平成の昔話ばかりさせちゃってごめんね(笑)。高山:私も、古市さんの小説『平成くん、さようなら』の主人公が大好きでした。常に社会を分析しているというか、俯瞰で見ているじゃないですか。「平成くん」に気になることをちょっと質問したら、ばばーっといっぱい返事をもらえる生活って楽しそうだな、と(笑)。古市:すぐに飽きるかもしれないけどね。「昔は良かった」って、下の世代に古い価値観を押し付けてくる大人ってどう思いますか?高山:あんまり共感できないです。私は、昭和のアイドルも好きなんですね。レジェンド感があるし、平成のアイドルは負けている気がしていたんです。でも、自分がアイドルになって、平成のアイドル事情を詳しく知っていくうちに、魅力に気づけたんですよね。今はもう、平成は昭和に負けてないなって思っています。古市:平成って、昭和のツケをずっと払い続けてきた時代なんですよね。5月に新しい元号に変わったら、今度は平成のツケを払わなきゃいけない。そう考えると、平成っていい意味でも悪い意味でも、ずっと終わらないのかなって思います。高山:どうせならいいイメージを持ちたいなって気がします。もっと平成のことを知っていいところを見つけて、「平成っていい時代だった」という気持ちで新しい元号を迎えたほうが、ハッピーじゃないですか。古市:すごい前向き(笑)。ふるいち・のりとし社会学者、作家。小誌連載「紙のラジオ」でおなじみ。平成の記号をちりばめた小説『平成くん、さようなら』が話題沸騰。たかやま・かずみ乃木坂46メンバー。雑誌『ダ・ヴィンチ』で連載した初めての小説『トラペジウム』(KADOKAWA)が大反響。※『anan』2019年1月16日号より。文・真島絵麻里(by anan編集部)
2019年01月17日英国ロンドン発のウォッチブランド、オリビア・バートン(OLIVIA BURTON)から、2018年冬の新作コレクションが登場。2018年12月5日(水)より、全国の直営店および取り扱い店舗、オンラインショップにて発売される。2018年最後の新作として特に注目したいのが、スノードームをイメージして制作された「スノーグローブ(Snow globe)」コレクション。雪山とそこに生息するウサギやキツネといった動物たちを描いた文字盤が特徴で、腕を動かす度に細かな粒のスワロフスキークリスタルがまるで雪の結晶のように光り輝く、アクセサリー感覚で着用出来るモデルだ。また、字盤に天然石を用いた「セミプレシャス(Semi Precious)」コレクションには、「ラピスラズリ」と「アメジスト」が新たにラインナップ。神秘的な深い青が印象的な「ラピスラズリ」と、ほんのりと紫に色付いた大人の輝きが楽しめる「アメジスト」、いずれのモデルも、さりげなく手元をエレガントに演出してくれるシックな一本となっている。なお、同日より腕時計とスカーフがセットになったギフトボックスの発売もスタート。12月7日(金)からは、グランフロント大阪店と新宿伊勢丹店限定の特典として、時計とアクセサリーを購入するとクリスマスツリーオーナメントがプレゼントされる。【商品情報】オリビア・バートン 2018年ウインターコレクション発売日:2018年12月5日(水)販売店舗:伊勢丹新宿店本館 時計売り場 オリビア・バートン コーナー、オリビア・バートン グランフロント大阪店、H°M′S′′ WatchStore(表参道 / 二子玉川ライズ店 / 東急百貨店東横店 / HINKA RINKA 銀座店 / ルクアイーレ店 / 名古屋タカシマヤ ゲートタワー モール / 鶴屋New-s / マークイズ福岡ももち店 大丸札幌店)・スノーグローブ 各15,000円+税・セミプレシャス 20,000円+税~35,000円+税・ギフトボックス 14,000円+税
2018年12月08日「関ジャニ∞」とゲストの一夜限りのセッション&トークをお届けする「関ジャム 完全燃SHOW」。9月9日(日)今夜の放送は映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』でもフィーチャーされ改めて注目を集める90年代J-POPシーンとその象徴・小室哲哉の音楽を検証する。「TM NETWORK」を結成し1984年デビュー、並行して渡辺美里をはじめ中山美穂、小泉今日子、宮沢りえ、観月ありさ、松田聖子ら当時の名だたる女性ボーカリスト、アイドルたちに楽曲提供。1994年に「TM NETWORK」改め「TMN」を終了させたのと境にプロデュース業に注力。手掛けた篠原涼子、「trf」、「globe」、華原朋美、安室奈美恵ら“小室ファミリー”はいずれもミリオンヒットを連発。90年代の音楽シーンを席巻した小室さん。最もCDが売れ、様々なジャンルの音楽が登場した1990年代、その中心にいたのが小室さん。なぜあの時代に大ヒットを連発して90年代を代表する楽曲を多数作り上げることができたのか?数々のヒットグループをプロデュースした音楽的発明やセンス、また小室さんを取り巻いた当時の世相なども含め、小室サウンドとその文化的背景に迫る。ゲストには小室ファミリーの一員でもあり『SUNNY 強い気持ち・強い愛』で主演も務める篠原涼子、同作の大根仁監督、音楽プロデューサーの本間昭光、小室楽曲の数々にエンジニアとして携わった伊東俊郎を招く。小室さんのプロデュースした「恋しさと せつなさと 心強さと」が200万枚を超えるメガヒットを記録した篠原さんが語る、当時の小室さんとのエピソードやそのプロデュース力のスゴさも必見。篠原さんが広瀬すずとW主演し、大根仁監督がメガホンを取った『SUNNY 強い気持ち・強い愛』は、篠原さん演じる40歳の阿部奈美が、22年ぶりに再会したガンで余命1ヶ月の友人から「死ぬ前にもう一度だけ、みんなに会いたい」と告げられ、高校時代の仲良し6人グループ“SUNNY(サニー)”のメンバーを探し始める――というストーリー。奈美の高校時代を広瀬さんが演じ、90年代の奈美の友人たちを池田エライザ、山本舞香、野田美桜、田辺桃子、富田望生、大人になった彼女たちを小池栄子、ともさかりえ、渡辺直美、板谷由夏が演じる。『SUNNY 強い気持ち・強い愛』は全国公開中。「関ジャム 完全燃SHOW」は9月9日(日)23時10分~テレビ朝日系で放送。(笠緒)
2018年09月09日なぜその人に惹かれるのだろう?なぜその人でなくてはならないのだろう?自分のことを一途に想ってくれる恋人と、忘れられない昔の恋人。2人の男のあいだで揺れ動く女の姿を描いた映画『寝ても覚めても』(濱口竜介監督)が、9月1日から公開されます。ヒロイン・朝子が惹かれる2人の男——つかみどころのない自由人「麦(ばく)」と、優しく包容力のあるサラリーマン「亮平」を演じたのは、デビュー以来7年間、さまざまな監督に求められ続けている東出昌大さん。役者として初めて挑戦した一人二役や、ひとりの男性として朝子の行動をどう考えるかについて、東出さんにお聞きしました。振り回される役は大変です(笑)——今回は一つの作品の中で、女性を振り回す麦と、女性に振り回される亮平という異なる人物を演じましたよね。東出さんというと、『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)のボクちゃんや、『あなたのことはそれほど』(TBS系)の涼太など、女性に振り回される役が多かった印象があります。麦のように女性を振り回す役は、新鮮だったのではないでしょうか?東出昌大さん(以下、東出):麦を演じている最中というか、撮影に入る前のワークショップなどを通して彼という人間が僕の中に染み込んでいたので「相手を振り回している」という感覚はほとんどありませんでした。というのも麦自身は、振り回しているという実感のないまま人を振り回す人なので。意図的に女性を振り回すような悪い男だったら、この作品自体が成り立たなかったと思うんです。——役が染み込んでいたとなると、亮平のシーンでは逆に「相手に振り回されている」感覚を強く感じていたのでは?東出:そうですね。普段、疲れたという言葉は極力口にしないように気を付けているのですが、女性に振り回される役を演じているときは、「今日も疲れたー……」と、口をついて出てしまう瞬間があります。『コンフィデンスマンJP』のダー子にはため息を通り越して、「いやー、してやられた!!」と、家に帰った途端に思い出して怒りがわいてくることもありました(笑)。演じ分けより「その人間を生きる」——心中お察しします(苦笑)。麦と亮平を演じ分けることは混乱しませんでしたか?東出:撮影が始まってからは迷うことはありませんでした。台本をいただいたとき、「この2人は方言も違うし、歩き方も、声の出し方も違うだろうな」「キャラクターの差異が際立つほど、作品に幅と深みと面白みが増すかも」と、僕はあれこれ勝手に想像していました。それくらい、準備を万全にして現場に臨まなければと気負っていたのです。ところが、濱口監督から「演じ分けをすることよりも、その人間を生きるという、お芝居の根本に立ち返って考えてください」と言われて。——難しそうなオーダーですね。東出:そうですね。なので、撮影前にワークショップの期間を設けてもらったのはありがたかったです。そこでそれぞれのキャラクターを掘り下げることができました。自分の体を通して麦や亮平の思考を理解することで、2人を“演じ分ける”という気負いがどんどん削がれて行きました。言葉にすると難しいのですが、偶然にも同じ監督、同じスタッフが集まって、まったく別の作品を同時期に撮影していたという感覚に近かったです。寝ても覚めても / ©2018 映画「寝ても覚めても」製作委員会/ COMME DES CINÉMAS「麦は宇宙人」と言われて——二人がどのような人間なのか、人物像の設定というのは、監督と打ち合わせをして決めていったのでしょうか?東出:「こういうことを考える人ですよね」「こういう行動を取るタイプですよね」と、監督と膝を突き合わせて、役について話し合うことはありませんでした。けれどワークショップが始まるとき、「麦はglobeの曲を知らない」という設定を監督がつくってきてくれたんです。みんなでドライブしているとき、麦は大流行していたglobeの曲を知らなくて、車の中にあった彼のカセットをかけると、モンゴル民謡のホーミーが流れるという……。——ホーミー……。謎の多い人物なんですね。東出:原作者の柴崎(友香)先生が現場にいらしたときに、「麦にはサイドストーリーがあって、実は宇宙人っていう設定なんです」とおっしゃっていたんです。それが、麦という人物を理解するためのひとつの手がかりになりました。「麦は、いろいろなものを超越した存在なのか」と、腑に落ちたんですよね。愛と狂気は紙一重のもの——亮平についてはどうですか?東出:誰もが通り過ぎてしまうような小さな出来事にも足を止めて向き合うことのできる、優しい人。でも、強くて優しいだけでなく、人間的な弱さもあるのですが、そこも含めていい男だなと思います。亮平が、朝子にずっと気を遣い続けているのは好きゆえの行動なんですけど、周りからは「なんでこの子のこと、そんなに好きなの?」と不思議がられてしまう。亮平は純粋に、守るものが何かわかっていて、それを守り続けようとしているに過ぎないと思うのですけれど。濱口監督は「愛っていうのは一種の狂気」と仰っていましたが、朝子に対する亮平の気持ちも、狂気と紙一重のものなんだと思います。——大切な局面では頭で考えるよりも先に行動してしまう朝子は「こういうところ、自分にもあるかも」という人と、「理解できない」という人に分かれそうなキャラクターです。東出さんは、朝子のような女性をどう思いますか?東出:朝子に振り回される役を演じていたにもかかわらず、彼女の取った行動を、僕は不思議と憎めないんですよ。人って移ろいやすいものだし、愛は永久不滅と言いきれませんよね?ずっと同じ人を好きでいられないとか、その人の何に惹かれるのかわからないというのは、多くの人に共通する体験だと思うんです。それは悲しいけれど、人間のいとおしいところでもある。朝子の行動に対して、共感する人もいればモヤモヤする人もいるはず。正解や感じ方が一つではなく、十人十色の解釈ができるのが大人のラブストーリーだと僕は思います。そして、フィクションを見せられているはずなのに、いつの間にか自分の人生と重なって、価値観が浮き彫りになる。それが、この映画の魅力であり、怖いところでもありますね。映画『寝ても覚めても』は9月1日(土)よりテアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、 渋谷シネクイントほか全国公開。監督:濱口竜介原作:柴崎友香『寝ても覚めても』(河出書房新社刊)脚本:田中幸子、濱口竜介音楽:tofubeats主題歌:tofubeats「RIVER」(unBORDE/ワーナーミュージック・ジャパン)配給:ビターズ・エンド、エレファントハウス©︎2018 映画「寝ても覚めても」製作委員会/ COMME DES CINÉMAS後編は9月1日(土)公開予定です。(取材・文:東谷好依、写真:面川雄大)
2018年08月31日1,000種類以上のTシャツとビーチサンダルが揃うイベント「Tシャツビーサンフェス」が、2018年5月19日(土)・20日(日)に湘南T-SITEで開催される。会場には、160年以上の歴史を持つ老舗であり、世界有数のベーシックアパレル/アンダーウェアメーカー フルーツオブザルーム(FRUIT OF THE ROOM)や、日本最古のビーチサンダル専門店「○げ」で知られる「ゲンベイ商店」、好みのソールやストラップでカスタム出来る専門店「B-san」など、様々なブランド・ショップが出店する。Tシャツ&ビーサンといえば夏のリラックスアイテムの代名詞。本格的に夏の暑さが近づき始めたこの季節、一足先に夏の準備を整えに会場に足を運んでみては。【開催概要】「Tシャツビーサンフェス」開催日:2018年5月19日(土)・20日(日)時間:10:00~16:00会場:湘南T-SITE 屋外プロムナード住所:神奈川県藤沢市辻堂元町6丁目20番-1<参加ブランド・ショップ>■TシャツBILLABONG STORE/chi-bee/CHUMS/CLASKA Gallery & Shop "DO"/CLUCT/Fruit of the Loom/GOHEMP/HAILEY/HOLIDAY WORKS/KONCENT/Lafayette/LIFE Sea/Pacific Ocean Blue/redrope/Russell Athletic/SUNBABIES/THE NORTH FACE globe walker/VOLCOM/サンデービーチクルーザー■ビーチサンダルBeach sandal store B-san/BILLABONG STORE/BRASILERAS/CHUMS/havaianas・/hippo bloo/Locals/Souls/ VOLCOM/ギョサン/ゲンベイ商店
2018年05月05日小室哲哉普段感じていること、あるいは口には出せないホンネ、はたまた口が裂けても言えない秘密。──匿名という条件のもとに、ぜんぶ白日の下にさらけ出します!男女のセキララなアレコレを、いろんな角度からアナリティクス(分析)!数字はウソをつきませんよ♪■安室奈美恵を筆頭に、名だたる“ファミリー”が!心に残るTKサウンドランキング先日、惜しまれつつも引退を発表した小室哲哉さん。騒動は週刊誌報道のあり方に疑問を投げかけ今も論争のまっただ中ですが、90年代に青春を謳歌していた女子の皆さんにしてみると、いわゆる“TKサウンド”とともに当時の思い出がありありと脳裏に蘇ることでしょう。そこで、30〜40代の女性200人を対象に、心に残る曲についてアンケート調査を行いました!(アイリサーチ調べ)■心に残る、小室哲哉プロデュース楽曲といえば?(全20項目から1位3pt、2位2pt、3位1ptで算出。「特にない」を除く)1位「CAN YOU CELEBRATE?」(安室奈美恵)252pt2位「恋しさと せつなさと 心強さと」(篠原涼子 with t.komuro)105pt3位「DEPARTURES」(globe)102pt4位「I’m proud」(華原朋美)98pt5位「SWEET 19 BLUES」(安室奈美恵)57pt6位「WOW WAR TONIGHT~時には起こせよムーヴメント」(H Jungle With t)48pt7位「FACE」(globe)46pt8位「Chase the Chance」(安室奈美恵)41pt9位「Don’t wanna cry」(安室奈美恵)34pt10位「survival dAnce ~no no cry more~」(TRF)23pt11位「You’re my sunshine」(安室奈美恵)22pt12位「Can’t Stop Fallin’ in Love」(globe)21pt13位「a walk in the park」(安室奈美恵)19pt13位「BOY MEETS GIRL」(TRF)19pt15位「I BELIEVE」(華原朋美)16pt1位はダントツで、安室奈美恵の「CAN YOU CELEBRATE?」!折りしも昨年引退を発表しただけに、彼女の代表曲が1位を取ることも頷けますよね。そして2位は、今や大女優の貫禄の篠原涼子が歌う力強いナンバー「恋しさと せつなさと 心強さと」。安室奈美恵以外の名だたる小室ファミリーを抑えてのランクインだけに、今なお第一線で活躍している人は、記憶に残りやすいのかもしれません。ランキングを見渡してみると、15位中、安室奈美恵が6曲を占めており、その存在の大きさをうかがい知ることができます。そして、globe、TRF、華原朋美もチラホラ。90年代に一世を風靡したミューズの歌声は、今なお耳に残っていることがわかりました。めずらしいところでは、6位のH Jungle With t。言わずとしれたダウンタウンの浜田雅功とのユニットです。これまた当時は大人気でしたね。ダウンタウンの冠音楽番組『HEY!HEY!HEY!』(フジテレビ系)とともに、筆者もよく覚えています。ちなみにこういった調査では、「特にない」が多くの場合1位になるのですが、この調査ではごくわずか。皆さん何かしらお気に入りの曲があるご様子。そして小室哲哉という存在がいかに愛されているかがわかりますよね。■長文応援メッセージが続々!小室哲哉に贈る言葉では引退を発表した小室哲哉さんに対して、みなさんどんな見方をしているのでしょうか? 「小室さんにかけたい言葉は?」という質問を投げかけてみました。今回の騒動に対して、世の女性たちがどんな感想を抱いているかも垣間見えてきそうですよ!【「応援したい!」派のメッセージ】「どうぞまた曲を作って私たちに聴かせてください。どうぞご無理なさいませんように。 引退は悲しすぎるから。介護のしんどさはよく知っているので、私も同じ立場だし、同じように夫ではない人に寄り添ってもらっているから」(47歳・兵庫県)「1人で抱え込まないで。 自分ひとりで抱え込んでいるところが多い気がするので、抱え込みすぎて、このままだと小室さん自身が倒れてしまって大変になってしまうと思うので」(40歳・大阪府)「 TM NETWORKの横浜アリーナでの伏線がまだ回収されていません。何年かかってもいいので必ず復活してください!」(42歳・東京都)「就職して、新入社員のころからだんだん仕事を覚えて一人前の社会人になるまで、うれしい日も泣きたくなる日も、テレビで、街中でどこに行っても小室サウンドが背景に流れていたと思う。 好き嫌いとかを通り越していつも私のBGMとしてある音だと思っている。 思い出をありがとうと言いたい」(46歳・埼玉県)「小室さんが幸せだと感じる人生を生きたら、ほかには何もない。不倫報道が過熱しているが、自分に関わることでない限りはどうでも良いこと。小室さんの人生しかり。ただ、小室さんが幸せや喜びを感じる人生であってほしい。これは、小室さんに限らず」(40歳・東京都)「KEIKOさんを大事にしてください。自分のことも」(46歳・大阪府)「小室さんは偉大な音楽家なのに、凄く謙虚な方。 引退は非常に残念です」(36歳・滋賀県)「いつでも戻ってきて」(32歳・秋田県)【「なんとも思わない」派のメッセージ】「特にない。 引退せずにこのままいれば、いい曲をこれからも作ってくれると思うけれど、不倫を本当にしていたならそれは嫌なことだし、 ご自分でいろいろ考えて出された結論だと思うので、他人がどうこういうことではないと思う」(48歳・兵庫県)「特にない。それほど好きなアーティストでもない」(32歳・大阪府)「興味がない」(46歳・神奈川県)【「けしからん!」派のメッセージ】「自己保身のために妻を売るなんて、ひどい奴だ。もう壊れてしまった妻が、何もわからないのをいいことにしているから」(47歳・東京都)「引退を考えていたのに、週刊誌に撮られたのを理由にしたところがずるい」(49歳・広島県)「安室さんと真逆で全く美しくない引退。逃げたようにしか見えない」(30歳・京都府)「何年かしたら帰ってくるの?多分復帰するでしょう」(30歳・徳島県)賛否両論、数多くの意見が集まりましたが、200件のうち「なんとも思わない」派は16件、「けしからん」派はわずか6件という結果になりました。う〜ん、みんな小室さんが大好きなんですね! そして「応援したい!」派のメッセージの一文一文の長いこと(笑)。特に目立ったのが、くだんの報道に対する憤りとともに「引退してほしくない」「また復帰してほしい」といったキーワード。その才能は唯一無二ですから、頷けますよね。人は失ってはじめて存在の大きさに気がつくもの。たまには引き出しや棚の奥からCDを引っ張り出して、懐かしのTKサウンドを満喫してみてはいかがですか?<文 / 雛菊あんじ>
2018年02月01日’04年には、グアムの親善大使として都内で行われたセレモニーに夫婦で出席した「僕なりのこの騒動のけじめとして引退を決意しました」1月19日に行われた小室哲哉の謝罪会見。前日に発売された『週刊文春』に掲載された、看護師A子さんとの不倫疑惑への釈明の場だったはずが、いきなり音楽活動からの引退を明言した。また、’11年にくも膜下出血で倒れ、表舞台に出ていない妻のKEIKOが脳の機能障害を患っており、「大人の女性に対してのコミュニケーションですよね。会話のやりとりというのが日に日にできなくなってきていて、電話であったりとか対峙して話すことであったりとかそういうところも、だんだん1時間、10分、5分、3分みたいな感じで、非常に間がもたなくなって……」と現在の彼女が少女のようであると話した。また、小室は3年ほど前から妻の看護に“疲れた”と漏らし、彼自身も2年前からC型肝炎、そして昨年は左耳の突発性難聴を患っていることを明かした。「そんなときに現れたのがA子さんだったと話していました。初めは患者と看護師の関係だったものが、“精神的な支えがかなりあった”と話すほど、必要な存在になっていたようですね。肉体関係は否定したものの、“心の不倫”だったのは間違いないでしょう。記者からの“A子さんへ愛情があったのでは?”という質問に、“作詞でも愛という言葉を使うことは多いですが、あまりに広すぎて……”と戸惑ったように話していましたから」(ワイドショー関係者)小室といえば、’90年代には安室奈美恵やTRF、それにKEIKOが所属していたglobeなど、数々のアーティストをプロデュース。年収は20億円を軽く超え、ピーク時には資産は100億円以上だったと言われている。引退したとしても、生活費には困らないと思われるが─。「’08年に著作権譲渡の詐欺事件で大阪地検に逮捕された際、彼の代わりにエイベックスの松浦勝人社長がポケットマネーで被害者へ弁済したほど、金欠状態でした。それ以上に衝撃だったのが、過去の楽曲著作権の多くが本人の所有ではなかったこと。これでは、’90年代のヒット曲の印税で食べていくことは厳しいでしょう」(音楽誌ライター)とはいえ、安室の最新アルバム『Finally』へ、16年ぶりに楽曲を提供。200万枚を超える大ヒットで、ある程度の印税は見込める。「本人は会見で“これから生活水準とかもどうなるのか計り知れませんが、全くわからない”と不安をのぞかせていました。ですが、現在は大物アイドルが住む億ションに住み、最高級ベンツに乗っています。彼はエイベックスという会社を大きくしたいちばんの功労者ですから、ピンチになれば松浦社長が間違いなく援助するんじゃないでしょうか」(芸能プロ関係者)引退ということでケジメをつけたが、希代のヒットメーカーの音楽は歌い継がれていくに違いない─。
2018年01月22日引退会見を終えた小室(’18年1月19日)音楽プロデューサーの小室哲哉が1月19日、不倫疑惑報道を受け都内で会見し、音楽活動からの引退を表明した。「僕なりの騒動のけじめとして引退を決意しました」と話す小室からは、疲労困憊の様子が見てとれた。小室ファミリーが絶頂を迎えた90年代後半、プロデュースした楽曲の売り上げは1億7000万枚以上、その資産は100億円ともいわれた。09年に5億円詐欺事件の判決が出てから、翌年には復帰するが、11年10月に妻・KEIKOがくも膜下出血で倒れた。介護とサポートをしながら、音楽活動を続けるが12年には自身もC型肝炎で闘病した。「昨年8月ごろには、ストレスによる摂食障害や睡眠障害などで都内の病院に入院し、さらに突発性難聴で左耳が聞こえづらくなっているそうです。会見で小室さんは、今回報じられたA子さんとの男女関係を『5年前から男性的能力ない』と極めてプライベートなことまで明かして最後まで否定しました」(スポーツ紙記者)時代の寵児の思わぬ幕引きに、ファンだけでなく芸能関係者からも驚きと落胆の声が溢れ、SNS上では不倫報道を批判する意見も相次いだ。「globeのメンバーのマーク・パンサーは『グローブのともし火は消さない!!!信じ続けて突っ走る!!!』とツイート。一部では『小室を殺して気が済んだか!』と週刊文春への怒りのコメントも多く見られました。一方、小室さんが『精神的に支えられ、依存度が強くなってしまった。好意も持っていた』介護疲れなどで看護師であるA子さんに甘える気持ちが出たと吐露したことに、『介護を理由にするのはおかしい』『引退するのは結局、不倫を認めたからでは?』『予定されていた仕事は放棄するの?』と辛口のコメントなどもありました。現在進行中の仕事に関しては、引き続き進行するそうです」(同記者)35年の音楽生活に自らピリオドを打った小室だが、ある芸能関係者は今後についてこう話す。「一連の仕事がすべて終わった段階で、一旦、KEIKOさんの実家で介護に専念することを考えているようです。彼女のサポートと自身の体調も考えて、これは引退を決意する前から考えていたことのようです」一部スポーツ紙では、小室は還暦を迎える今年11月27日の誕生日に引退することをすでに決めていたと報じられたが、9月には安室奈美恵も引退。かつての小室ファミリーの火がひとつずつ消えていく年になりそうだ。<取材・文/小窪誠子>
2018年01月21日18日発売の『週刊文春』で看護師との不倫疑惑が報じられた音楽プロデューサー・小室哲哉(59)が19日、都内で会見を開き、不倫関係は否定するも騒動のけじめとして引退することを発表した。1984年にTM NETWORKとしてデビューし、TRFや安室奈美恵、華原朋美らをプロデュースしてヒット曲を連発。妻のKEIKO、マーク・パンサーとのユニット・globeでも数々の名曲を生み出した。小室は35年間の音楽人生について、「芸能生活で有名になりたいなという気持ちではなく、好きな音楽、自分が楽しめる音楽をやりたいなというところから始まったものが、自分でも90年代のさまざまな数字を考えると、まったく絵空事というか実感がないというのが正直なところ」とコメント。続けて、「ただ、globe、TM NETWORKというのは自分が参加していたグループですから。あと、先日引退を発表された安室さんだったり、いろいろなヒット曲を歌ってくださった方の楽曲を通しての思い出は、一言では計り知れないくらい、一曲一曲話しても1日かかるくらいのいい思い出がたくさんあります」と語った。そして、35年の中で一番うれしかったこと、一番つらかったことを聞かれると、「一番というのは非常に難しいです。90年代のいろいろな方が歌ってくれたヒット曲をみんなが楽しんでいる姿を垣間見るのが一番幸せだったと思います」と答え、「一番つらいのは今日です」と絞り出すように話した。また、「1993、94年から2000年くらいまでがブームだったと思うんですが、今思うと凄すぎた。音楽という意味では影響がありすぎた」と90年代の全盛期を振り返り、「それが基準になり、それを超えることはもちろんできないですし、それを下回るとレベルが下がった、枯渇した、期待に応えられないという感覚。あのときが良かったよねという方がほとんどなので、時代の流れもありますがあれを基準にしてしまう」と一大ブームを巻き起こしたからこその苦悩を明かした。会見では、くも膜下出血で療養中の妻・KEIKOの現状や、自身もC型肝炎や難聴に苦しんでいることを明かし、「耳鳴りがどうしても治らなくて、ここ最近は音楽制作の締め切りも滞り始め、期待に応えられるのかどうかということも17年秋頃からの制作においては自問自答する日々でした」と告白。「60歳が大きな節目なのかな」と60歳での引退を考えるも、「文春さんが起爆剤になっていただいた、というのは言い方が変へんかもしれませんが、起爆剤になって…」と今回の報道で引退を決意したという。引退と言う言葉が頭に浮かぶようになってからは、「グラウンドの中に立ってスポットライトを浴びて『長年ありがとうございました』という、アスリートの方の引退セレモニーみたいなことを夢見た日々もここ1カ月、2カ月、3カ月ありました」とセレモニーを思い描いていたことも告白。「しかし、自分の甘さからそういう環境ではなく、勇退された方とはかけ離れた状況で」と悔しさをにじませた。
2018年01月20日