2022年8月5日 16:30
子どもは作らないと決めていたのに妊娠…。夫と話し合い、中絶の手術をすると決めた私は手が震えて…
私たち夫婦は再婚同士です。わが家には、小学生2人の息子がいます。夫にも前の奥様との間に2人のお子さんがいて養育費を払っています。離婚した当初、子どもたちは「なんでパパに会えないの……?」と何度も涙を流しました。私も子どもたちと一緒に泣きました。私自身が片親で育ち寂しい想いをしてきたので、いつか必ずこの子たちのために再婚すると決意しました。そして夫と出会い、再婚しました。
再婚したとき、夫とは、子どもは作らないと話し合って決めました。
それなのに……。
ベビーカレンダーは、多様化している家族のあり方=“新しい家族のカタチ”について発信する取り組みを開始しました。当事者のリアルな声を紹介していきます。多様な幸せを実現できる社会、そして、もっと「家族を持ちたい」「赤ちゃんを産みたい」と思う人が増える世の中づくりの一助となりますように。
「父ちゃん」と「パパ」の存在
子どもたちは、夫のことを「父ちゃん」と呼び、前の夫のことは「パパ」と呼びます。気づいたら自然にそう呼んでいました。子どもたちは父ちゃんもパパも大好きです。私は息子たちに「愛してくれるお父さんが2人もいるね」と伝えています。