2015年10月13日 05:00
坂本龍一、レオナルド・ディカプリオのオスカー期待作に参加決定
(Photo:cinemacafe.net)
レオナルド・ディカプリオがトム・ハーディと共演し、『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のアカデミー賞監督アレハンドロ・G・イニャリトゥとタッグを組んだ『レヴェナント:蘇えりし者』。本作の音楽を、山田洋次監督『母と暮らせば』で療養から復帰したばかりの坂本龍一が担当することが決定した。
アカデミー賞受賞のフィルムメイカー、イニャリトゥ監督が、実話からインスピレーションを受けたという本作は、一人の男のサバイバル・アドベンチャーと人間の偉大な精神力を描く超大作。脚本はマイケル・パンクの小説に基づきながら、マーク・L・スミスとイニャリトゥ監督が執筆した。
アメリカの未開拓の荒野深く、伝説の探検家ヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)は熊に襲われ、狩猟チームに瀕死の状態のまま置き去りにされる。命を取り留めたグラスは、親友ジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)に裏切られた悔しさと悲嘆に暮れながらも、生き抜こうと立ち上がる。強固な意志と家族への愛を頼りに、グラスは厳しい冬に耐え、復讐を求めた容赦ない旅を生き延びようとする――。
レオナルドがオスカー狙う本作で、音楽を担当することになった坂本さん。