2017年6月18日 08:00
有村架純、“先生”松本潤に尊敬のまなざし「現場をぴしっと切り替えさせてくれる」
「嵐」松本潤を主演に、有村架純をヒロインに迎えて贈る映画『ナラタージュ』。このほど、松本さん、有村さんが富山県で行われた撮影をふり返り、そのときの心境や撮影秘話について語ってくれた。
『世界の中心で、愛をさけぶ』『春の雪』『今度は愛妻家』など、恋愛映画の名手ともいわれる行定勲監督がメガホンを取り、作家・島本理生が20歳のときに執筆し、2006年版「この恋愛小説がすごい」1位に輝いた原作を映画化。行定監督は、原作に出会ってから映画化を熱望しており、発売から12年の月日を経てようやく実現。高校教師と生徒として出会った男女が、時を経て再会した後、決して許されはしないが、一生に一度しか巡り会えない究極の恋に落ちる、狂おしいほどのラブストーリーを描き出す。
高校の演劇部の顧問教師であり、許されない恋に悩みながらも思いに抗えない葉山貴司を演じた松本さん。「撮影前に1日だけですが富山に行きました」と言う。「セットがあるわけでも人がいる訳ではないのですが、葉山という人物がどういうところでどういう空気の中で暮らしているのかというのが見えたので、自分の中でとても大きな意味があったと思います」と明かす。