くらし情報『“21世紀は女性の時代”『ボンジュール、アン』ほか女性監督の個性が光る3作品』

2017年6月21日 18:00

“21世紀は女性の時代”『ボンジュール、アン』ほか女性監督の個性が光る3作品

Photo by cinemacafe.net

ソフィア・コッポラが女性としては史上2人目となる監督賞を獲得し、『光』の河瀬直美監督はエキュメニカル審査員賞を受賞するなど、女性監督の活躍が目立った先日のカンヌ国際映画祭。以前は男性社会だった映画界も、近ごろ賞レースの中に女性監督やスタッフの名前を目にするようになり、少しずつだが変化の兆しが見えている。しかも、この夏は注目の女性監督たちの新作が続々公開に。日々、男性社会で戦う女性たちへエールを込めた、“女性しか描けない女性目線の物語”の3作品を紹介する。


■『ボンジュール、アン』7月7日(金)公開80歳にしてデビュー!エレノア・コッポラ監督

『ボンジュール、アン!』 (C)American Zoetrope,2016
巨匠フランシス・フォード・コッポラ夫人として、はたまたロマン、ソフィアの母として、これまで映画監督一家を陰で支えてきたエレノアが、80歳にして初の長編劇映画デビューを果たした記念すべき第1作は、全ての大人の女性に贈る人生賛歌の物語。自身を投影したかのような主人公アン(ダイアン・レイン)は、自分自身の人生と長年連れ添った映画プロデューサーの夫マイケルとの関係を、カンヌからパリへ向かうドライブの旅を通して見つめ直す。

エレノアは、74歳のときに本作を企画したが、「女性が監督する女性目線の作品なんてウケない」

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