ウィリアム王子&フィリップ殿下、それぞれの仕事から退く決意

救急ヘリのパイロットを務めていたウィリアム王子が、木曜日(現地時間)をもってそのポジションを退くという。「最終日、ウィリアム王子は夜勤に従事し、いつも通り日勤のチームスタッフに業務を引き継ぎます。その後、2年に渡ってヘリコプターに同乗してきたグループと写真撮影を行います」とケンジントン宮殿が発表している。
昨年、ウィリアム王子一家が今秋に生活の拠点をノーフォークのアンマーホールからロンドンのケンジントン宮殿に移す予定だとメディアが伝えており、パイロットを退職したのは今秋から公務に専念するためとみられている。
一方で、長年に渡り公務に励んできたエリザベス女王の夫フィリップ殿下は、8月2日に公務から退く意向であることがバッキンガム宮殿から発表された。8月2日、フィリップ殿下の“出身”である英国海軍のチャリティパレードに出席するのが最後だという。「E!News」によると、このイベントは、フィリップ殿下にとって今年52回目の公務にあたる。エリザベス女王は49回、ウィリアム王子は43回、キャサリン妃がこなした公務は37回だというのだから、御年96歳のフィリップ王子の回数は驚異的と言えるだろう。