2018年3月2日 22:13
【第41回日本アカデミー賞】蒼井優、最優秀主演女優賞を受賞!涙で訴え「映画界、本当に好きなんです」
第41回日本アカデミー賞において、蒼井優が『彼女がその名を知らない鳥たち』で最優秀主演女優賞に輝いた。自分の名を呼ばれ呆然としていた様子の蒼井さんだったが、立ち上がってメガホンを取った白石和彌監督と抱き合い、涙で喜びを分かち合った。
優秀主演女優賞には『ミックス。』の新垣結衣、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』の土屋太鳳、『散歩する侵略者』の長澤まさみ、『ユリゴコロ』の吉高由里子と、全員20~30代前半という平均年齢28.4歳のフレッシュな顔ぶれが並んだ。女優陣が熱い火花を散らしたが、最低な女像を演じることで人間の本質に迫り、強い印象を残した蒼井さんが受賞となった。
『彼女がその名を知らない鳥たち』は、『日本で一番悪い奴ら』、『凶悪』などで知られる白石監督が沼田まほかるの同名原作を映画化。わずかな給料を貢ぐ下品な男と同棲しながら、日々を怠惰に暮らし、若い男と情事を繰り返す十和子を、だらしなささえ魅力的に映る圧巻の演技力で体現した蒼井さん。撮影中をふり返って、蒼井さんは「もう不安で、不安で。
本当に行動何もかもが最低な女性(笑)。なので、お客さまにどこまで我慢して最後まで見ていただけるかを計算してやらなければいけなかった。