第71回カンヌ国際映画祭のクロージングを飾るも、その後、世界で賛否両論が巻き起こった『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』。この度、ギリアム節にアダム・ドライバーらが振り回されまくる予告編が解禁となった。
欧州では“天才のストライク!”(OCS)“大胆不敵で抱腹絶倒”(France Inter)“とんでもなく感動的”(VSD)と絶賛される一方、北米では“狂気に満ちた世界”(Village Voice)、“意味が全く分からない”(National Review)と酷評され、世界で賛否両論が巻き起こっている本作。
映像では、CM監督トビー(アダム・ドライバー)の「アクション」のセリフと共にベートーヴェンの交響曲第5番ハ短調「運命」に乗せ、ドン・キホーテとトビーの運命的な旅路がゆっくりと映しだされる。高らかに名乗りを上げるドン・キホーテや、迫りくる巨人たちといった誰もがイメージするドン・キホーテの旅の様子が描かれていくが…。
そして徐々にテンポを上げながら、羊とキスをするトビー、目玉の付いた奇妙な化け物、豪奢なお城、踊るドン・キホーテなど、ギリアム節全開の夢と現実が入り組んだシーンが矢継ぎ早に描かれ、まさに唯一無二の幻想的な世界が展開。