『クルエラ』「愛されながらも同時に嫌われる」ディズニー史上最も悪名高いヴィランの魅力とは?
ディズニーがエマ・ストーンを主演に贈る実写映画最新作『クルエラ』。名作アニメーション『101匹わんちゃん』に登場するディズニー史上最も悪名高き“ヴィラン”(悪役)である彼女は、ファッションやお洒落に目がない。毛皮のコートを作るため、残酷にも子犬のダルメシアンを誘拐しようと企んだ、目的のためには手段を選ばない非情な女性だ。本作では、そんな“クルエラ”の誕生秘話が、パンクロック・エンターテインメントとして過激かつスタイリッシュに明かされる。
本作の製作を務めた、アンドリュー・ガンは「クルエラ・ド・ビルは、ほぼ間違いなく、ディズニーのヴィランの中で最もアイコン的な存在です」と、ディズニー史上最も悪名高いクルエラを紐解き、こう続ける。
「だって彼女はものすごく愉快なまでに邪悪ですからね。金遣いが荒く、ファッショナブルで、饒舌で、人を巧みに操ったり、陰謀を企てるのがうまく、狂気じみていますが、キャラクターとしてのこれらのクオリティは、人々に愛されながらも同時に嫌われるものばかりです」と、稀代のヴィランとして人を脅かす邪悪な要素がありつつも、人の記憶に残る強烈なキャラクターを持つからこそ、クルエラは観客から愛されてきたという。
「何があって彼女はクルエラ・ド・ビルになったのか」
さらに本作については「私たちが掘り下げたかったのは、彼女があのような人物である理由、つまり何があって彼女はクルエラ・ド・ビルになったのか、ということでした。私たちは、ちょうどコミックブックがスーパーヴィランのオリジン・ストーリーを扱うようにその作業に挑みました。子どもの頃の彼女はどんな人物だったのか、どういう生い立ちなのか、などです」と、一人の少女がなぜヴィランになったのか?根本的な彼女のストーリーを描きたかったという。
そして「人々がクルエラについて本当の意味で知っていることは、彼女がダルメシアンの毛皮でコートを作りたがっていることぐらいのものです。だから私たちはまず、観客に新しい何かを提供するためにも、観客の予想を根本からひっくり返す必要があると考えました」と続ける。
“ダルメシアンを誘拐する悪女”として人々の記憶に強く残っているクルエラだが、製作陣は人々のイメージを覆し、彼女も私たちと同じように少女時代があったことから、クルエラの新たな物語を築いたのだ。そんなクルエラの誕生秘話は、少女エステラがファッション・デザイナーを目指して、パンクムーブメント吹き荒れる70年代ロンドンに降り立つところから始まる。1日でも早く洋服をデザインすることを夢見て奮闘する彼女は、反骨精神と独創的な才能を活かしロンドンで最も有名な百貨店リバティに勤めることに。そこでファッション業界のカリスマ・デザイナー、バロネスに見出されたエステラは、めきめき頭角を現していく。しかし非情で名誉欲に取りつかれたバロネスとの出会いは、エステラをファッショナブルで破壊的かつ復讐心に満ちた“クルエラ”の姿へと変えていく――。
アニメーション以来、再び観客の心を虜にさせること間違いなしの、新たなクルエラの物語から目が離せない。
『クルエラ』は5月27日(木)より映画館&5月28日(金)よりディズニープラス プレミア アクセスにて公開。
※プレミアアクセスは追加支払いが必要
(text:cinemacafe.net)
■関連作品:
クルエラ 2021年5月27日より劇場にて公開、2021年5月28日よりディズニープラスプレミア アクセスにて配信
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