2021年5月16日 12:00
『クルエラ』「愛されながらも同時に嫌われる」ディズニー史上最も悪名高いヴィランの魅力とは?
ディズニーがエマ・ストーンを主演に贈る実写映画最新作『クルエラ』。名作アニメーション『101匹わんちゃん』に登場するディズニー史上最も悪名高き“ヴィラン”(悪役)である彼女は、ファッションやお洒落に目がない。毛皮のコートを作るため、残酷にも子犬のダルメシアンを誘拐しようと企んだ、目的のためには手段を選ばない非情な女性だ。本作では、そんな“クルエラ”の誕生秘話が、パンクロック・エンターテインメントとして過激かつスタイリッシュに明かされる。
本作の製作を務めた、アンドリュー・ガンは「クルエラ・ド・ビルは、ほぼ間違いなく、ディズニーのヴィランの中で最もアイコン的な存在です」と、ディズニー史上最も悪名高いクルエラを紐解き、こう続ける。
「だって彼女はものすごく愉快なまでに邪悪ですからね。金遣いが荒く、ファッショナブルで、饒舌で、人を巧みに操ったり、陰謀を企てるのがうまく、狂気じみていますが、キャラクターとしてのこれらのクオリティは、人々に愛されながらも同時に嫌われるものばかりです」と、稀代のヴィランとして人を脅かす邪悪な要素がありつつも、人の記憶に残る強烈なキャラクターを持つからこそ、クルエラは観客から愛されてきたという。