2021年6月20日 11:00
ドーナル・グリーソン、『ピーターラビット2』では“父性”が重要なテーマに
シリーズ累計発行部数全世界2億5000万部を超える絵本をハリウッドで実写映画化した『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』。この度、「父の日」を記念して、本作でマグレガー役を演じたドーナル・グリーソンから、本作の重要なテーマの1つである「父と子」について語ったインタビューが到着した。
前作のラストで恋を成就させ今作ではビア(ローズ・バーン)と結婚したトーマス・マクレガー。今作ではピーターたちの“父親”代わりになろうとするも、度が過ぎるほど真面目な性格ゆえにピーターからは“父親気取りでうんざり”と煙たがられ、空回りばかりしてしまうマグレガーを、ドーナル・グリーソンがユーモアたっぷりに演じている。
前作では対立関係にあった両者だが、相手を知ろうとすることで“父(マグレガー)と子(ピーター)”として共闘する関係性へと変化していくことも本作では重要なテーマとして意識していることをドーナルが語る。
「子ども時代を実の家族と過ごしてこなかったマグレガーは“本物の家族”を欲しています」と言う。ただ、「“動物と人間は違う”と考えていた彼に対して、ビアには動物と人間との違いがまったく見えていないんです」