北川景子主演で贈る、テレビ朝日ドラマプレミアム山崎豊子生誕100年記念「花のれん」に、坂東龍汰が出演することが分かった。
山崎文学の金字塔を完全ドラマ化する本作は、明治~昭和という激動の時代、女性プロデューサーの先駆けとして大阪で旋風を巻き起こした稀代の興行師・河島多加の愛、家族、仕事を描く壮大なヒューマンドラマ。
すでに、伊藤英明、上川隆也、甲本雅裕、泉ピン子、玉山鉄二、馬場園梓、渋谷凪咲、笹野高史、吹越満、金山一彦、月亭方正、「ミルクボーイ」、本多力らの共演が発表されている。
近年では、「ライオンの隠れ家」での演技が話題となった坂東が演じるのは、主人公・河島多加(北川)の息子・久男。

大阪・船場の呉服店に嫁いだ多加は、夫・吉三郎(伊藤)と寄席商売にくら替えするも、吉三郎が愛人を作った末に他界。遺された借金の返済のため、寄席の拡大に打ち込む中、高座の窮地を救ってくれた伊藤友衛(上川)に淡い恋心を抱く。
多加は、日本女性の新たな生き方を切り拓いた先駆者ともいえる存在だが、同時にひとり息子の子育てに苦悩する母としての顔も持ち、物語では親子の確執も色濃く描かれていく。多加は忙しさのあまり息子と過ごす時間が取れず、久男は寂しさから母に反発。