長尾謙杜の「コミュニケーション能力」が凄い『おいしくて泣くとき』舞台裏エピソード
長尾謙杜(なにわ男子)、當真あみ、水沢林太郎、芋生悠ら若手キャストが集結した映画『おいしくて泣くとき』が、4月4日(金)に公開される。
本作は、『ふしぎな岬の物語』(’14)の原作「虹の岬の喫茶店」をはじめ、メディアミックスが相次ぐ作家・森沢明夫による、“人を純粋に想う優しさ”をまっすぐに描き、多くの読者の心を震わせた同名小説の実写映画化。
初恋、友情、突然の別れ、そして彼女の“秘密”――観ればきっと涙する、30年に及ぶ切ないラブストーリー。
主演を務めるのは、今作が劇場映画初主演作となった長尾。演じる主人公・心也は、幼いころに母親を亡くし、孤独を抱えていた。ひょんなことから、同じく孤独を抱える同級生・夕花(當真)と「ひま部」を結成、距離を縮めていく。しかし、ある事件をきっかけに夕花が姿を消してしまう。
「王様に捧ぐ薬指」『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』『室町無頼』などに出演し、近年、俳優としても活動の幅を広げている長尾。
今回の抜擢について、企画段階から長尾の名前があがっていたそうで、「メンズ校」も担当した本作のプロデューサーは、「当時17歳だった長尾さんの素の優しさと繊細さ、そして芯が1本通った強さが心也のキャラクターに重なりました」